Boeing777-200ER、-300ER

JALのBoeing777-200ERと-300ER。
胴体の長さと、それに伴うドアの数で見分けるしかない?!
まずはBoeing777-200ER(JA707J)
ちょっと、ずんぐりした感じがあり、大きなエンジンが目立つ。
Boeing777-200ER
JAL Boeing777-200ER(JA707J)
Boeing777-200ER Take Off
次に、Boeing777-300ER(JA739J)。
-200は全長63.7mであるのに対し、-300は全長73.9m。
約10mもストレッチしている!
それにより座席数は3Classで300席から365席に増えている。
(昔のBoeing747-200とほぼ同数)
Boeing777-300ER
-200に比べて、スマート感がかなり増し、大きなエンジンもそれほど目立たない。
JAL Boeing777-300ER(JA739J)
Boeing777-300ER Take Off
今や、空の主役となったBoeing777。
マクダネル・ダグラスのMD-11やエアバスのA330、A340に対抗できる飛行機として、
ボーイングが開発。
開発当初は「767-X」という計画名で、767の派生型として検討が進められていたらしいのだが、
航空会社との調整の過程で、B767の胴体ではなく、新たにより大きな胴体とすることが決まり、Boeing777は生まれた。
コンピュータのより進化した活用、いくつかの国による開発分担、ワーキング・トゥゲザーなどの開発手法が取り入れられた。
エンジンの推力・信頼性・燃費の向上の結果、太平洋路線・大西洋路線でも活躍するBoeing777。
すばらしい飛行機です。
JAL : Boeing777-200ER 11機、Boeing777-300ER 10機
ANA: Boeing777-200ER  7機、Boeing777-300ER 13機
驚いたのは、JALがBoeing747-400を37機保有しているのに対して、ANAは14機という事実。
ANAの14機の内訳は国内線10機、国際線4機。
経済効率のよいBoeing777へのシフトはANAの方が積極的かつスピーディに行っているということでしょうか。