月: 2009年10月

Boeing737-700ERと-400。
同じ737なのに、第2世代と第3世代の違いがあり、別の機種のようだ。
ANAのBusinessJetとして国際線で活躍しているBoeing737ER(JA10AN)

羽田空港で見慣れた-800よりも6mも胴体が短く、-400よりも3m短い。
ウィングレットが付いていて、かろうじて-700と見分けられる。

「CLUB　ANA　BJ」24席と「Economy　BJ」24席の計48席となっている。
“Economy”とは名付けられているが、ヨーロッパ線のプレミアムエコノミーよりも幅の広い座席となっていて、横4席（2-通路-2）の配置となっている。
アジア方面（インド・中国）などの路線に就航している。

こちらは第2世代のBoeing737-400。

JAL系列のJapan Transocean Air(JTA)が運航している国内線。

Boeing737の進化には目を見張るものがありますね。
Boeing727の引退があり、その後すぐに引退するのかと思いきや、
エンジンをCFMインターナショナルのエンジンに変え、グラスコックピットを採用し、
ウィングレットを付け・・・次世代の小型旅客機へと見事に進化しています。
ズングリムックリでうるさい小型ジェット機から、精悍なカッコいい飛行機になりました。
詳細は「航空大辞典　Boeing737」へ！

昨日は雲ひとつ無いさわやかな秋晴れでした。
というわけで、久しぶりに羽田空港の第2ターミナル展望デッキへGo！
青い海と青い空を背景に離陸する飛行機をたくさん見てきた。
スターフライヤーのオーデマピゲ・キャップ＆ペップの特殊塗装のAirbus A320-200(JA04MC)。
（ギャップ＆ベップは反対側に描かれていて、見えていません）

こちらはスターフライヤー通常塗装のAirbus A320-200(JA02MC)。

ANAのAirbusA320-200(JA8609)。
ちっちゃくても力強い離陸。

羽田空港の81番スポットから出発のためにプッシュバックしたANAのAirbus A320-200(JA203A)。
トーイングカーやインターフォンのケーブル、車輪止めなどが取り外され、地上スタッフが出発準備の最後の確認。
「よしOK！」

手を振る地上スタッフに見送られて出発するANAのAirbus A320-200。
（かろうじて飛行機の向こう側に振られている手を見ることができます。）

羽田空港のR/W34Rを離陸！
昨日は空気がとても澄んでいて、視程もバッチリ！
東京湾を挟んだ浦安にある東京ディズニーリゾートもくっきりと見えていた。
力強く離陸するANAのA320-200の向こう側にディズニー・ランドのビッグサンダーマウンテンとディズニー・シーのS.S.コロンビア号が見える。

すっかり秋の空気に包まれた羽田空港でした。
空港をただようケロシンの排気ガスのかぐわしい香りが心地良かった。。。
この日は10時から12時まで居たのですが、離陸していったBoeing747は１機のみ。
多くは、このAirbus A320かBoeing737、Boeing767でした。
そしてもう１点。
タキシング燃料の節約のためか風は１０ノットに満たないのに皆、インターセクションからの離陸開始をリクエストしていました。
世の中の動きを空港に見た気がしました。
今日から、成田で撮影した写真と昨日の羽田で撮影した写真を交互に掲載していきます。
ところで、本日の「週刊　飛行機ダイスキ！」に掲載された映像は必見です！
JASのBoeing777（レインボーセブン）の設計から組立て、塗装までが5分28秒に圧縮された映像です。
あの大きなトリプルセブンがどのようにして製造されたのかが良く分かります。
多くのパーツが徐々につながり、飛行機の形に進化していく様子は圧巻！
最後はあのJASの白い機体に虹のリボンを巻いたレインボーセブンが工場から姿を現します。

JALのBoeing747-400(JA8913)




JAL CARGOのBoeing747-400F(JA401J)




JALはBoeing747-400をまだたくさん飛ばしている。
それはそれで、Boeing747ファンとしてはうれしいことのなのだが、
一方で各フライトが採算割れし、赤字を膨らます結果になっているのではと心配もする。
ANAは既にBoeing747を1桁台まで減らし、燃料効率の良いBoeing777などへの転換を進めている。
路線についても、昨日の報道では”国際線から撤退”との話もあったとか。
世界の空から「赤い日本の翼」が消えるのはあまりにも寂しい。
one worldメンバーとして、他の加盟航空会社と協力して、アライアンスの力を活かして国際線を継続することはできないものだろうか。
確かに、経営的には増やす（売上拡大）と減らす（コスト削減）を同時に実行するのは、
困難なことかもしれない。が、減らすことに夢中になり必要なものまで減らしすぎないことを切に願っている。
さて、今日は絶好の”飛行機日和！”。
久しぶりに羽田空港へでも行ってみるか！

航空大辞典にBoeing737のページを追加しました。
まだ作成途中ですが、これから徐々に内容を充実させていきます。
Boeing747のページ、DC-10のページも適宜、資料や関連書籍の情報などを追加しています。
是非、ご覧ください！
航空大辞典：Boeing737のページ

ルフトハンザドイツ航空のAirbus A340-300(D-AIGZ)
LH715便がドイツのミュンヘンに向けて成田空港のR/W34Lを離陸。
これから新潟から日本海を渡り、ロシア上空を通過し、ヨーロッパの中ほどにあるドイツ南部の都市、バイエルン州の州都であるミュンヘンまでの12時間20分のフライトに向かう。
パイロットも乗客も、座席に12時間以上も座っているなんて、考えてみると凄いですね。
普段の生活で同じ場所にこれほどの長時間座り続けるなんて行動ないですから。。。

離陸し、車輪を格納するAirbus A340-300。
胴体中央の大きな格納ドアが開き、主輪が内側に折りたたまれる。
その格納の様子。



“ルフトハンザ”とは「空のハンザ同盟」という意味。
中学か高校の歴史の授業で「ハンザ同盟」という中世ドイツの都市同盟について習った覚えがあります。
このシンプルなデザイン、欧州の航空会社の中で最も好きなデザインです。
特に鶴をモチーフにしたロゴマークがカッコいい！

マレーシア航空（MAS：Malaysia Airlines System）のBoeing747-400F(9M-MPR)。
成田空港のR/W34Lを離陸したところを「さくらの山公園」から撮影。
珍しく、アンチコリジョン・ライト（衝突防止灯）が光っている瞬間が撮影できた。

この不思議な形のロゴマークは、カランタンと呼ばれる凧で、マレーシアのクアンタン州に昔から伝わるモノだそうです。
マレーシアの観光政策が”飛翔”するように願ってのものだとか。

本日は、朝から台風一過の青空が広がっております。
昨日の出勤では散々な目に会いました。
東京近郊のJR線が台風の風の影響で全てストップしていたのです。
私鉄は運航していたので、JRの駅では私鉄からの乗り換え客がスタックし、大混雑。
私鉄もストップしていれば、混雑は分散され、私も自宅で運行再開を待ったのでしょうけれども。。。
本日、「週刊　飛行機ダイスキ！」に3回目の番外編を掲載しました！

成田空港のR/W34LへアプローチするJALのBoeing747-400(JA8920)

全日空のBoeing747-400(JA8098)

JAL：「・・・・・」

ANA：「大変そやな。元気だしや」

今や非常に対照的なJALとANA。
JALは「JAL再生タスクフォース」が乗り込んでいよいよ活動を開始したようです。
役員・執行役員を除く30代から40代の部課長級の社員を選抜し、資産査定作業を始めたとの事。
不死鳥のごとく、よみがえって欲しいものです。
成田空港の「畑ポイント」からの写真は本日が最終回です。
明日からは「さくらの山」公園から撮影した写真を掲載します。
台風がとうとう上陸しましたね。
関東地方はこれから雨・風が強くなる見込み。
空の便は大幅に乱れていて、既に290便以上の欠航があるようです。
私も以前、台風の日に宮崎への出張が重なり、羽田空港で1日中欠航→翌便の予約を繰り返した覚えがあります。。。
その時は、最終的には夕方の福岡便が飛ぶことになり、福岡経由で宮崎入りしました。