福岡に日帰りで行ってきました

昨日(12月22日)、日帰り出張で福岡に行ってきました。
行きは羽田空港を9時45分に出発するANA247便です。
ここで悲劇が起こったのです・・・。
福岡行きのフライトの場合、羽田空港離陸後、横浜市の上空を通過して富士山の北側を飛行するため、機体左側の窓側の座席からは富士山を眺めることが出来ます。
当然、私は前方の”A”の座席を指定して予約してありました。
ところが、、、、
使用機材が急遽Boeing777-300からBoeing777-200(JA8199)に変更になり、座席が航空会社により変えられてしまっていたのです。
しかも、富士山が見えない”K”(機体”右側”の窓側)に。
悪いことは重なるもので、新しい座席は”19K”であり、”翼の上”でした。。。
ショックでした。
でも・・
「本日は急遽使用機材がBoeing777-300からBoeing777-200に変更になり、一部のお客様にはご予約時に指定された座席を変更していただきご迷惑をおかけしました。深くお詫びいたします。」とCAさんからもキャプテンからもアナウンスがあり、「一部のお客様って自分のことか・・」と納得しました。(もちろん、他にもいらっしゃったのでしょうけれども)
日本アルプス 雪化粧
ANA247便はFL380を飛んでいました。
時速200km/hの強いジェット気流の向かい風を受けていることもあり、飛行時間はいつもの福岡行きよりも長く、2時間弱かかりました。
冬至の日の高度1万1400m近くの外気温は-49度、冷たい青空が広がっていました。
地平線近くの雲海の白が、水色になり、青になり、やがて蒼になる。
宇宙へ続くその縁は藍に近い色。美しい空のグラデーション。
これは、太陽が照りつける機体左側ではここまで綺麗に見ることはできない。
午前中の空
帰りの飛行機は福岡空港16:00発のANA988便、Air JapanとANAのStar Alliance共同運航便でBoeing767-300(JA8274)でした。
座席は”14A”だったのですが、これも事前のチェック不足・・・。
窓側だったのは事実ですが、座席の真横に窓が無い。前の窓と後ろの窓の間隔が広くなっている丁度その場所で”壁”でした。
ヘッドレストの横辺りにかろうじて窓があったので、フライト中は背もたれを倒して首を100度位左に曲げて窓の外を見てました。(お陰で、首が痛くなってしまいました)
福岡から東京へのフライトは行きとは逆に強いジェット気流に乗って1時間半もかからずに東京へ到着しました。
大島からスペンサー・御宿・木更津というルートではなく、大島からダイレクトに木更津方向に誘導されたということも飛行時間短縮に影響したのかも知れません。
着陸はR/W16Lでした。
夕方の空
そんな、福岡往復フライトでしたが、やっぱり飛行機に乗ることが出来たといううれしさの方が大きく、飛べたことで全てよしとするか!という気分で羽田空港をあとにしました。
さて、12月20日より上演しております「Symphony of The Air」ですが、本日からはベートーベンの第9交響曲とチャイコフスキーの第6交響曲の2本を一挙同時上演いたします!!
12月31日大晦日までの期間限定の上演です。
1年の締めくくりのこの時期、すばらしい音楽と飛行機のコラボレーションをお楽しみいただければ幸いです。