Another Sky

「Another Sky」・・・もうおなじみとなった全日空の飛行機に乗ると私達を出迎えてくれる葉加瀬太郎さんの曲です。
Boeing747-400D(JA8966)
日本の航空会社が使っているBoeing747-400Dで一番新しい機体。
タキシングを開始した直後は機内ではまだ「Another Sky」が流れているんでしょうね。
このあと、「安全についてのご説明」が始まるのでしょう。
ANA Boeing747-400D
駐機エリアを出て、誘導路へと向かう。
全日空 Boeing747-400D
羽田空港のR/W34Rを離陸するBoeing747-400D。
ANA Beogin747-400 Take Off
昨日、12月25日クリスマスの夜、葉加瀬太郎さんのコンサートに行ってきました!
神奈川県民ホールで開催された「My Favorite Songs」と題されたコンサートツアー2009の39回目のコンサート、最高でした!
“ソング・オブ・ライフ”というTBSテレビ系の「世界遺産」のテーマソングとしてもおなじみの曲でスタートしたコンサート、前半は今年の9月に発売され、このコンサートツアーのタイトルにもなっている「My Favorite Songs」に収録されている曲が中心でした。
“地球に乾杯”というNHKの同じタイトルのドキュメンタリー番組のテーマ曲や、”匠”という「大改造!!劇的ビフォーアフター」のテーマ曲、”黄昏のワルツ”や”エトピリカ”、”SARA”、”リベルタンゴ”といったいずれも耳になじんだ曲の数々。。。。素晴らしかった!
コンサートで葉加瀬太郎さんが話していましたが、”耳になじんでいる”と人はその音楽を「いいなぁ」と感じることが多いそうですね。
そして、世界中で最も歌われている曲でギネスブックにも記載されている曲があるのだそうです。
何だか分かりますか?
そう、「Happy Birthday to you」という誕生日に歌われる曲だそうです。
実はあの歌は1893年にケンタッキー州で幼稚園の先生をしていた方が作った曲だそうです。オリジナルは同じメロディなのですが、歌詞が若干違って、「Good Morning to you,Good Morning to you,Good Morning dear children,Good Morning to all」だったそうです(葉加瀬太郎さんが歌ってくれました!)。朝、園児達に歌って話しかけたときの歌だったんですね。
それが今では誕生日のHappy Birthdayの歌になったようです。いわゆる替え歌?!
このメロディーが勝手に広まったため、作曲者は訴訟まで起こしたとか・・・。
なんていう、楽しいトークもあり、盛り上がったコンサート。
席もまたよかったのです。神奈川県民ホールの大ホールの1階で前から9列目の真ん中、舞台正面で、目の前に葉加瀬太郎さんがいるではありませんか!
過去4年間、毎年年末のこの時期には葉加瀬太郎さんのコンサートに出かけるのですが、こんなベストポジションで音楽を聴くことが出来たのは初めて!演奏する皆さんの細かな動き、バイオリンを弾く弓の躍動感あふれる動きや弦を押さえる指の動き一つ一つをじっくりと見ることができ、コンサートを2倍楽しめた感がありました。
後半は葉加瀬太郎さんのオリジナル曲が中心でしたが、”風の子供たち”から”霧島”、”サンシャイン・シャワー”と徐々に高揚していき、後半7曲目の”ボーン・トゥ・スマイル”では葉加瀬太郎さんはじめ、舞台の演奏者全員がクリスマスの衣装(サンタの衣装とトナカイ?!)に早着替えし、客席も全員総立ちになり手拍子で盛り上がりました。この”ボーン・トゥ・スマイル”は私のお気に入りの1曲で、演奏開始直後、背筋がビリっと来ました!
そしてその盛り上がりのまま”情熱大陸”へ。
盛り上がりましたね!
葉加瀬太郎さんの曲、バイオリンの演奏は当然すばらしいのですが、チェロの柏木広樹さん、パーカッションの仙道さおりさん、ギターの中山将章さん、ベースの西嶋徹さん、そしてピアノのマチェック・ヤナスさん、皆さんの演奏が素晴らしかった。
パーカッションの仙道さおりさん、昨年のコンサートでは見なかったなと思ってたのですが、昨年男の子を出産し1児のママとなったそうです。「八」と書いて「エイト」君という男の子だそうです。さすがパーカショニスト、エイトビートの”エイト(八)”と名づけるなんてすごいです。そして、今年のコンサートで復活。一人で数多くの楽器(打楽器系)をこなし、葉加瀬太郎さんの曲に上手い味付けをしていました。ちなみに、使われた楽器はカホン、コンガ、ボンゴ、ジャンベ、ラディックのピッコロスネア、Pearlの16インチキックドラム、ハイハット、シンバル各種、ウィンドチャイム、トライアングル、シェイカ―、カシシ、カバサ、ウィンドホイッスル、ツリーベルの15種類だそうです。すごいですね。
アンコールの曲はあの「シルクロード」のテーマ、曲名もそのまま”シルクロードのテーマ”でした。オリジナルは喜多郎さんでシンセサイザーによる曲ですが、それが葉加瀬太郎さんのバイオリンで演奏されるとこれまた曲の雰囲気や流れとピッタリとあっていて心地よい! そんな曲で気持ちを静めてコンサートは終了となりました。
この時間に起きてしまったのも、まだ脳の中が興奮しているからでしょうか。。。
クリスマスの夜、聖夜にすばらしいプレゼントをいただきました!!
葉加瀬太郎のコンサート→葉加瀬太郎→Another Sky→全日空という連想でお届けしました。
あっ、ちなみに、”Another Sky”は演奏されませんでした。。。