AIR FRANCEのBoeing777とAirbus A340

エール・フランスはヨーロッパの航空会社だけあって、Airbus機が圧倒的に多いのですが、それでもBoeing777を50機も保有するBoeing777のトップユーザーでもあります。
成田空港のRWY16Rに8:05に着陸したエール・フランスのBoeing777-200ER(F-GSPL)。
パリ(CDG)からの長い空の旅を終えようとしているAF276便です。
AF Boeing777-200ER 1
すっかりおなじみのこのエール・フランスの塗装も新しく変わりつつあるようです。
といって、大きな変更ではなく、よーく注意しなくては分からないような変更ですが。
まず、今回の写真は「AIR FRANCE」ですが、これが「AIRFRANCE」になり、字体も変わるそうです。
また、尾翼のトリコロールの線も青4本が青3本になり、線の下端が曲線を描く?!ようです。
まだ見たことが無いので、こちらも楽しみですね。
9月のAFのA380で初めて目にするのか? それよりも前に会えるのか?
AF Boeing777-200ER 2
今まで気づかなかったのですが、エンジンにAFのロゴマークが小さく描かれているんですね。
これはエールフランスの前身のエールオリヤンのロゴマークを継承しているとのこと。
ロゴにデザインされているのは、ヒッポカンポス(馬胴魚尾)で、ペガサスの頭とギリシャ神話の馬、そしてベトナムの竜の尾を組み合わせたものだとか。
AF Boeing777-200ER 3
続いては成田空港のRWY16Rを離陸するエールフランスのAirbus A340-300(F-GLZU)です。
エールフランスにはAirbusのエレガントな機体がよく似合います。
こちらもLHのA380同様、長い離陸滑走の後にゆっくりと浅く上昇して行きました。
成田空港を10:30に出発するAF271便、パリ(CDG)行きです。
AF Airbus A340-300 1
4基のCFM56エンジンからは薄く灰色の煙というか、後流が噴出されているように見えます。
こういうのが見えると、飛行機に動きが出るというか、ジェットの力で飛んでいるという感じがして良いですね。(環境にはよろしくないのかも知れませんが・・・)
AF Airbus A340-300 2
ゆっくりと離陸・上昇したこともあり、航空科学博物館の横辺りまで来てようやくギア・アップです。
AF Airbus A340-300 3
ほんと、シンプルでエレガントなデザイン・飛行機です・・・・。
AF Airbus A340-300 4
この後姿がとても美しいです。
スラット伸びた細腕のような主翼、くびれているようにも見えるテール部分。
Airbus A340は美しい飛行機ですね。
AF Airbus A340-300 5
男性的で力強いBoeing777と女性的で美しいAirbus A340を同じ航空会社でご覧いただきました。
同じ飛行機でもデザインによって違って見える・・というのはありましたが、
同じデザインでも飛行機の個性ってとっても良く分かるということが再認識されましたね。
さて、9月に就航予定のAFのA380。
AF276としてこのBoeing777と交代なのでしょうか? となると、こちらも早朝ですね・・・。
成田の早朝、3機のA380が立て続けに降りて来る・・・すごい光景になりそうです。