A340といえば、Virginでしょ!

私の中で、成田空港に飛来するA340といえば、やはりこのヴァージン・アトランティック航空のA340-600ですね!
かつてのDC-8-61を思い出させるスマートなボディに4発のエンジン。
現代の「空の貴婦人」ですね。
成田空港のRWY16Rを11:43に離陸したヴァージン・アトランティック航空のAirbus A340-600(G-VRED)、”Scarlet Lady”。この飛行機は比較的あたらしく2006年10月に就航しました。
VS Airbus A340-600 1
VS Airbus A340-600 2
VS Airbus A340-600 3
VS Airbus A340-600 4
VS Airbus A340-600 5
このAirbus A340-600は-300のストレッチ型ですが、Airbusにとってはもともと計画していなかったストレッチだったらしく、難産の末にデビューした飛行機です。
重量が重くなりすぎちゃったり、重心位置の設定に苦労した末に前方の貨物室への搭載を制限したり、エンジンの非力さに悩んだり・・・・・。
でも、そんな苦労の末に生まれた飛行機って可愛い?!ですよね。
この-600は-300と違い、エンジンはロールスロイスのトレントを積んでいます。
(これで、推力を100kN以上増加させた)
また、主翼の後退角もやや増やした(1.1°増加)という、普通のストレッチではあまりやらないことまでやってます。
A340-300が少女の美しさなら、A340-600はレディの美しさですね・・・・?!