月: 2010年7月

昨日に引き続き、JALのBoeing747-400の雄姿をお届けします。
若手のBoeing777に見守られるようにしてプッシュバックするBoeing747-400(JA8903)。
シリアルNo.26345、1992/9/15引渡しで、間もなく日本の空を飛び始めて18年目を迎えるジャンボ。

プッシュバックの間、ずっと付き添っていた地上スタッフがインターフォンをディスコネクトし、機体を離れます。
フラップを離陸位置まで降ろし、いよいよタキシングを開始です。

風は南から吹いています。
羽田空港のRWY16Rからいよいよ離陸です。

「ローテーション！」、機体のテール部分の斜めになっている部分と滑走路面がほぼ並行になるまで機首が引き起こされ、18本全てのタイヤが地面を離れ、機体が宙に浮きます。

エンジンの噴流で背景の景色を滲ませながら上昇して行きます。

Boeing777ほどではありませんが、ジャンボの大きな主翼も離陸時にはかなりしなりますね。機体の大きさ・重さが見て感じられる分、そのしなりもジャンボらしさを感じさせます。
「いってらしゃーい！！」

昨日の記事でジャンボを惜しむ声、ジャンボを応援する声をたくさん頂きましたので、本日もJALのジャンボを掲載してしまいました。
本当にこのJALのジャンボが羽田空港からいなくなってしまうのかと思うと、寂しさがつのります。
さて、本日は久しぶりとなってしまいましたが、「週刊　飛行機ダイスキ！」にも記事を掲載しました。
“マーシャラー入門”ということで、スポットに入ってくる飛行機を誘導するマーシャラーの動作について写真とともに解説しています。
そちらもお楽しみいただければと思います。
「週刊　飛行機ダイスキ！」では、私が尊敬する武田一男さんの連載も掲載中です。
ハーレクインエアで活躍していたDC-10と三宅機長の2つのラストを描いた「最後の飛行」が各種資料・コックピットボイスとともに掲載されています。
毎回、次号が楽しみになる連載です！！
※お詫び
昨日の記事「JAL Boeing747-400のVOR-Cアプローチ」の最後の部分で、
“間もなく8.21を迎えます。”と記載してしまいましたが、タイプミスでした。
“間もなく8.12を迎えます。”が正しい記述です。
1985年8月12日のJAL123の命日をタイプミスしてしまった自分が腹立たしいです。
申し訳ありませんでした。

昨日コメントに頂いたリクエストにお応えして、JALのBoeing747-400の東京カーブです。
ANAと同様、どっしりとした安定感のあるファイナルターン、そしてアプローチでした。
JALのBoeing747-400は一体いつまで見ることができるのでしょうか。。。






今朝も、昨日に引き続き朝から雨が降ってます。
雲が低いところを早いスピードで流れ、雨が強くなったり弱くなったり。
お陰で、空気は少しひんやりとしていて、過ごし易くなってます。
ここ3日間くらい、仕事の関係で外を出歩くことが多くなっているので、助かってます。
今日も、池袋の顧客、大崎の自社、そして福島の郡山と移動の多い1日です^^;
そういえば、最近、航空機事故が多いですね。。。
戦闘機が墜落したり、ヘリが墜落したり、小型飛行機が行方不明になったり。
航空機事故は続くといいます。
今一度、安全な空を取り戻していただきたいですね。
私もブログ、写真で空の安全を祈念したいと思います。
間もなく8.12を迎えます。

しつこいようですが、城南島海浜公園から見た羽田空港RWY16Lへのアプローチシーンです。
本日はANAのBoeing747-400の安定した、迫力のあるひねりとアプローチです。
計算しつくされた旋回開始ポイントからゆっくりと旋回を開始し、ファイナルに乗せます。

夏の暑い太陽に主翼がキラリ！
ANAのBoeing747-400、カッコイイ！

緩い旋回がかなり長い間続きます。
大韓航空やアシアナ、昨日のSFJとは全く違うアプローチ。。。

そして城南島海浜公園の横を通過することに滑走路軸線にアラインし、RWY16Lへ最終進入。

見ていて安心感のある、どっしりとした飛びっぷり！
さすが・・・

大きな鷲の着陸のようです。
フラップを降ろし、首をやや上げて、大地をつかもうと足を伸ばす姿。
緊張感があり、「帰」の一文字を連想させます。

ホームグラウンドだからでしょうか。
危なげない着陸というか、外から見ていても安定感・安心感のあるアプローチとランディングでした。
（すみません、えらそうで。。。。）

スターフライヤーのAirbus A320のVOR-Cアプローチですが、ちょっといつものVOR-Cアプローチと見え方が違いますよね？！
ショートカットバージョンでした。
ベースターンをかなり手前で開始。

ベースレグは城南島の直ぐ北側。

そして、ファイナルターン。
物凄い近さ。。。

そしてファイナルアプローチ。

小さい飛行機なので、ちょっと傾けてクルッと旋回し、あっさりとファイナルまで持っていったという感じがしました。

そして羽田空港のRWY16LにLanding。

時々、このように他の飛行機とは違うパターンというか、違うコースで降りて来る飛行機がいるんですよね。
アプローチのコースって一定の幅はあるものの決まっていて、みんなそこを通るんじゃないか？！と思っていたのですが。。。。

羽田空港に韓国から飛来するアシアナ航空と大韓航空。
VOR-Cアプローチの際の彼らの”ひねり”は鋭い！
まずはアシアナ航空のAirbus A330-300のひねりからアプローチです。

ピタリと軸線をあわせて、城南島の横をアプローチしていきます。

Airbus A330のラインは綺麗ですよね。
特に主翼。
Boeingのように高速用のエルロンが胴体寄りにありませんが、高速時にも翼端側の
エルロンを使うのでしょうか。。。
ロール・モーメントが大きくて制御が難しそうなのに。

次にやってきたのは大韓航空のBoeing747-400。
こちらもガッツリとひねってくれました。

そして、低い。
まだ旋回が続いています。

まだ旋回が続いています。。。
やっぱりジャンボは大きいから？！

それでも、城南島の横を通過する頃にはピタリと滑走路に正対。
（当たり前ですが・・・）

そして、羽田空港のRWY16LにLanding。
「・鬆€ ・､・ｨ・ｵ・壱共！ 」

韓国の航空会社のパイロットは元空軍のパイロットなのかな？？
どちらの飛行機のパイロットも鋭い、迫力あるひねりをみせてくれました！！
ジャンボを低空でこんな風に操るのって、乗っているほうもドキドキしますよね。
ファイナルアプローチが長くとれる空港ならファイナルターンもある程度の高さに
なりますが、羽田空港のVOR-Cの場合、ファイナルアプローチが短く、必然的にファイナルターンも低い高さで行われる。。。
我々としては、迫力あるひねりが見ることができるので、気に入ってますが、パイロットは
どうなんでしょう。。。

羽田空港の新整備場脇で見たJALのBoeing777-200(JA772J)
でかいエンジン・・・・

胴体に主翼が映り込んでいますね。

Boeing777-200を真後ろから見たところ。

右斜め後ろ。

こちら「007」
ジェームズ・ボンド？

こちらは「009」
サイボーグ？

新整備上脇のポイントはいつも同じようなアングルの写真になってしまうので、
そうちょくちょくは出かけませんが、たまーに飛行機を間近で見たいときに行きたくなるんですよね。
目の前を通り過ぎていく飛行機を見ると、鳥肌が立ちます。。。。^^;

ANAのBoeing747-400(JA8964)
後輩で、活躍中のBoeing777のトーイングを目の前に見ながらプッシュバック中。

滑走路に向けてタキシングを開始。
このあと直ぐにフラップを離陸位置まで降ろします。

太くでがっちりとした4脚、16本のタイヤに支えられ地上を走行。
この角度からみるジャンボが結構好きなんです。
綺麗な曲線を持ってますよね。。。。

真後ろから見たジャンボ。
APUの排気口が口をあけてます。小さな尾灯が点灯していますが、この小さな明かりも夜間飛行では結構目立つんですね。
夜、我が家の上空を飛ぶ飛行機を見ていると、しっかりとその明かりが確認できます。

おまけ
ANAのBoeing747で最も有名な2機。
ピカチュージャンボとお花ジャンボのツーショット（尾翼のみ・・・）

おまけ２
先日、1つの写真に6機の飛行機！とはしゃいでいましたが、今回はかろうじて7機の飛行機が入った写真を撮ることができました。
羽田空港の第2ターミナル大混雑？！の様子が伝わりますでしょうか。。。

現在、羽田空港でよく見かけるANAのジャンボは、
JA8959、JA8960、JA8961、JA8964、JA8965、JA8966、JA8957(ピカチュー)、JA8958(お花)です。
もう、こうして数えられるほどになってしまったんですね。。。
ちなみに、欠番に見えるJA8962は「ポケモンジェットUSA」として活躍した国際線仕様のBoeing747-400で、JA8963は「マリンジャンボ」でした。
空港で見かけないけど、ノーマル塗装でまだ飛んでいるんだろうか？