JALのジャンボによるVOR-Cアプローチ

今ではほとんど見ることが出来なくなってしまった羽田空港のRWY16LへのVOR-Cアプローチ。
夏の南風の日、城南島ではこのVOR-Cによる豪快なアプローチ・ランディングを楽しむ航空ファンも多かったことでしょう。
10月21日のD滑走路共用開始とともに、羽田空港の到着方式も変わり、今後は南風の日にはRWY22とRWY23が使われることになるようです。
今日はそのVOR-Cによるアプローチ、かつ、残り少ないJALのBoeing747-400D(JA8083)の写真です。
写真はちょっと古く、今年の9月11日に城南島海浜公園で撮影したものです。
ジャンボがガッツリとひねってくれました!
JAL B744 VOR-C 1
JAL B744 VOR-C 2
JAL B744 VOR-C 3
JAL B744 VOR-C 4
JAL B744 VOR-C 5
JAL B744 VOR-C 6
JAL B744 VOR-C 7
JAL B744 VOR-C 8
JAL B744 VOR-C 9
このJA8083、今はどうしているんでしょうか?
もう、白くなっちゃったのか。
昨日いただいたコメントによると、今、JALで飛んでいるジャンボはJA8908とJA8084のようですが。。。。
昨日調べたJALのB747のスケジュールを見ると、どうやら2機のジャンボが11月14日までは使用されるようです。
さて、羽田空港では今日から国際線定期便がたくさん運航を開始しますね!!
既に昨夜0時過ぎから6便が海外に向けて出発しています。
今日は午前7時以降31便の出発が予定されています。そのうち、今日から羽田で見られるようになるいわゆる”新顔”は10時45分出発のエバー航空のA330、12時15分出発のエバー航空のA330、16時25分出発のキャセイパシフィック航空のBoeing747-400ですね。
一方、到着便における”新顔”は11時15分のエバー航空のA330、13時25分のキャセイパシフィック航空のBoeing747-400ですね。
(上記、出発・到着とも日の出から日没までのものです、早朝・深夜はもっとあります。シンガポール航空など。。。)
嬉しいのは、キャセイパシフィックがBoeing747-400でやってくるってことでしょうか!
13時過ぎの到着、これは外せませんね!
新国際線ターミナルの展望デッキと2タミの南側拡張部分、今日はその両方に足を運んでみますか。。。

さよなら、JALのジャンボ・・・・

私にとってのJALのジャンボのラストフライトは本日掲載の10月3日のJL535便千歳行きでした。。。。
JALのBoeing747-400D(JA8908)、羽田空港のRWY34Rをテイクオフ!
※ラストフライト(for me)
JAL B744 1
JAL B744 2
JAL B744 3
JAL B744 4
JAL B744 5
今週末、「もう一度会いたい!」と思っていましたが、今朝から物凄い雨。
台風14号が接近していて、夕方以降には関東に上陸の恐れもあります。
これじゃ写真は撮れません・・・・。
残念ながら、本日掲載した10月3日のJALのジャンボが私にとってのJALのジャンボの最後の飛んでいる姿になりそうです。
本当にこのJALのジャンボは憧れであり、夢であり、元気の素でした。
子供の頃からパイロットに憧れ、鶴丸の描かれたジャンボのキャプテンになることを夢見てきました。
中学の後半、視力が悪くなりパイロットになることを断念。
それでも飛びたくて大学ではグライダー部でグライダーのパイロットに。
航空会社ではない一般企業に就職することになり、操縦から離れましたが、
それでも空の夢をあきらめきれずに、2ヶ月間休職して陸上単発(セスナなど)のライセンスを取得。
そんな私の航空人生はこのジャンボと一緒に歩んできたようなものです。
ジャンボが先に引退してしまう。。。。
本当に寂しい限りです。
※昨日は人気アイドルなみの超過密スケジュールであちこちを移動し、帰宅したのは深夜。。。
昨日のコメントには本日中にレスします。申し訳ありません!!
【追伸!!】
当記事を掲載後、ツイッターでいろいろとこの話題について反響をいただきました。
そして、10月31日以降もまだまだ羽田空港でJALのジャンボを撮影するチャンスがあることが分かりました。
「私にとってのラストフライト」は間違い! 訂正いたします。
JALの時刻表(10月31日~)に744の表記がなかったことからの早とちりだったようです。
今後も可能な限り、JALのジャンボを追っかけたいと思います。
JALの国内線予約で日付・路線指定で検索すると、羽田-沖縄(JL907、JL913)や11月30日の羽田-福岡(JL341)の機材が”744″になっていました。
機材の変更があるかも知れませんが、空港に出かける当日の朝に千歳・福岡・沖縄といった路線をこの国内線予約検索で調べると良いですね。
ありがとうございました。
【追伸2】
JALの国内線予約空席検索で年内のBoeing747-400のアサインを調べました。
(土日と年末27日以降大晦日までだけ、しかも私の都合で羽田発のみですが。。。。)
JAL_B744.GIF

デルタ航空のジャンボ 黒煙を引きながら離陸

アメリカの歴史ある航空会社ではジャンボはまだまだ活躍中。
デルタ航空のBoeing747-400(N671US)、実はこの機体は元々ノースウェスト航空で活躍していました。
Airmanの飛行機写真館2008に当時の写真があります。
今はデルタ航空のデザインになり、ピカピカになったジャンボ。
外見は綺麗なのですが、やはり古さは隠せない?!
エンジンから黒煙をたなびかせながら離陸して行きました。
成田空港のRWY16Rに離陸のためにLine Upするジャンボ。
(2010年10月11日 さくらの山より撮影)
DELTA B744 1
アメリカの航空会社にしては、とってもシンプルなデザインです。
DELTA B744 2
DELTA B744 3
もう、この段階で視界は灰色に霞んでいる?!
DELTA B744 4
4つのエンジンから黒煙が・・・・
DELTA B744 5
これじゃあ「退役」させられちゃいますよね。。。
エコでクリーンなイメージとはちょっと程遠い。
DELTA B744 6
ここまで黒い煙を吐き出しながら飛んでいくジャンボもなかなか珍しいです。
エンジンの整備状況によるのでしょうか?
台風が接近しています!
九州・四国・本州の太平洋側をなめるようなコースが予想されています。
勢力も強いとのこと、お気をつけ下さい!!

Airbus A340 アラカルト

昨日のヴァージンアトランティックのA340をはじめ、ヨーロッパの航空会社各社はAirbus A340を使っていることが多いです。
本日はそんなヨーロッパのA340ユーザー各社を掲載します。
どの飛行機もヨーロッパまでの長時間のフライトに備えて燃料をたくさん搭載しているのでしょう。
エアボーンまでの離陸滑走距離は長く、エアボーン後の上昇角も浅く、さくらの山やさくらの丘ではほぼ目の前を通過していきます。
まずはスイス航空のAirbus A340-300(HB-JMD)
成田空港のRWY34Lを離陸するところをさくらの山で撮影(2010年9月4日)
背景の第1ターミナルには国際空港らしくさまざまな航空会社の飛行機の尾翼が並んでいます。
アリタリアの新旧の尾翼が並んでいますが、違いが良く分かりますね!
SWISS A340 1
スイス航空のA340のエンジンは白でロゴが描かれています。
SWISS A340 2
フィンランド航空のAirbus A340-300(OH-LQB)
こちらは航空科学博物館の展望デッキより撮影(2010年9月4日)
FINNAIR A340 1
こちらのエンジンの色は青。
FINNAIR A340 2
スカンジナビア航空のAirbus A340-300(OY-KBA)
こちらはさくらの丘公園で撮影(2010年10月11日)
SAS A340 1
こちらのエンジンは赤。
ヨーロッパの飛行機はエンジンに色を塗るのが流行しているようです。。。
SAS A340 2
トリを務めるのはルフトハンザのAirbus A340-300(D-AIFF)
さくらの山公園で撮影したものです(2010年10月11日)
LH A340 1
RWY34Rへアプローチする飛行機と離陸上昇するA340-300
LH A340 2
機首に書かれている「Delmenhorst」(デルメンホルスト)はドイツ北部、ブレーメンの近く(約10km西)にある街の名前。
LH A340 3
このルフトハンザのA340が私の一番のお気に入りです。
昔から変わらぬデザイン、かつてのJALと同じく「鶴」をモチーフにした尾翼に描かれたロゴ、白い機体。。。カッコイイですよね!!
LH A340 4
今の成田空港ではA340とA330、Boeing777がほぼ拮抗して活躍しています。
同じ飛行機ですが、デザインが違うと印象というか、違う飛行機に見えますよね。
やっぱり国際空港は楽しいです!
ところで、台風が接近してきています。
先日の大雨で甚大な被害をこうむった奄美大島もその進路上にあり、2次被害が心配です。
また週末には関東地方にも接近または上陸の恐れがあるとのこと。
10月31日といえば、羽田空港から新たな国際線定期便が運航を開始する日!
台風と重なり、欠航とならないことを祈るばかりです。。。。
※追伸
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ヴァージン アトランティック航空の新旧デザイン比較

“対決シリーズ”ではありませんが。。。。
ヴァージン アトランティック航空のデザインが変わっていたんですね!
その比較写真を掲載したいと思います。
まずは、9月4日に撮影した写真。
成田空港のRWY16Rを離陸するヴァージン アトランティック航空のAirbus A340-600(G-VFOX)。
“旧”塗装です。
VS A340-600 1
VS A340-600 2
VS A340-600 3
そして、10月11日にさくらの丘で撮影したヴァージン アトランティック航空のAirbus A340-600(G-VRED)。
やはりRWY16Rからの離陸です。
“新塗装”なんですが、違いが分かりますか?!
VS A340-600 4
VS A340-600 5
VS A340-600 6
垂直尾翼の付け根のデザイン変更、
垂直尾翼の前縁の”赤→白”のグラデーション、
垂直尾翼ロゴ「Virgin」の文字の太さ、
胴体全部の「virgin atlantic」の字体の変更、
とっても地味な変更ですが、確かにデザインが変わっています。
エールフランスにしても、アリタリアにしても最近デザインを変更していますが、
このヴァージン アトランティックも同様に大きな変更ではなく、メインテーマは変えない微調整レベルの変更ですね。
確かに現代風になっている気はしますが・・・・。
やはり、ヨーロッパは伝統を大切にしつつ、新しい変化を求める気質なのでしょうか。
木枯らし1号が吹きましたね。
今日はとっても寒いです!!
風邪などひかぬよう、皆様お気をつけてお過ごしください!!

アメリカ vs. ロシア、Boeing vs. Airbus、リボン対決?

vs.、対決って、別に闘っているわけではありませんが、アメリカとロシアの代表的な航空会社の飛行機、Boeing777とAirbus A330の比較掲載です。
偶然にも両方ともリボンを機体にまとってます。
まずはアメリカのアメリカン航空Boeing777-200ER(N759AN)です。
既におなじみとなった”a proud sponsor of susan G.Komen For The Cure”のピンクリボンの飛行機です。
アメリカン B777 1
アメリカン B777 2
アメリカン B777 3
アメリカン B777 4
対するは、ロシアのアエロフロート・ロシア航空のAirbus A330-200(VQ-BBG)です。
こちらもロシア国旗をリボンのようにたなびかせています。
アエロフロート A330 1
アエロフロート A330 2
アエロフロート A330 3
アエロフロート A330 4
アメリカン航空のピンクリボンですが、以前と比べてかなり色あせてきていますね。
塗りなおしてあげれば良いのに・・・・。
アエロフロートのAirbusはピカピカです!
アエロフロートといえば、「イリューシン」とか「ツポレフ」のイメージでしたが、
今ではAirbusの飛行機を使っているんですよね。ちなみにまだ私は見たことがありませんが、Boeing767-300ERも保有しているようです。
米ソの冷戦が終結し、ソ連はロシアとなり、民主化へと動き出し、、、、時代は変わりました。
※どちらの飛行機も10月11日に成田空港周辺のさくらの丘公園で撮影したものです。

南の国のAirbus A330

南の国の飛行機には青空が本当によく似合います。
まずはベトナム航空(Vietnam Airlines)のAirbus A330-200(VN-A378)。
この機体は今年の7月に路線投入されたばかりの真新しいものです。
尾翼とエンジンに描かれた金色の”蓮”が美しく輝いています。
機体の上半分の青緑?!と下半分のこげ茶色、その境にひかれている白線。
この濃い色のデザインが印象的です。緑の濃い南国のジャングルを抱えるベトナムのイメージでしょうか?
ベトナム A330-200 1
ベトナム A330-200 2
ベトナム A330-200 3
ベトナム A330-200 4
つづいて、ガルーダインドネシア航空(Garuda Indonesia)のAirbus A330-200(PK-GPH)。
こちらは新塗装になります。
個人的には尾翼にロゴマーク(ヒンズー教の神鳥”ガルダ”のデザイン)が描かれた旧塗装のほうが好きだったのですが。。。。
ガルーダ A330-200 1
ガルーダ A330-200 2
ガルーダ A330-200 3
ガルーダ A330-200 4
ガルーダ A330-200 5
ガルーダインドネシア航空は2009年まで「危険航空会社リスト」に記載され、乗り入れを制限されたり、利用者に注意勧告が行われていた航空会社でしたが、2009年7月にはその不名誉な指定が解除されました。
バリ島への直行便も運行していて、バリ島への観光客には利便性の点で人気のある航空会社ですね。
インドネシアは一時期、バリ島の自爆テロなど治安が悪く、客足が遠のいていましたが、現在では治安もある程度良くなり、観光客の誘い込みに励んでいるのでしょう。
機体の前部には「Visit Indonesia」のロゴマークが描かれています。

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