ロゴの消されたJALのB747とA300

2010年10月21日、新国際線ターミナル開業で沸く羽田空港。
そのお祭りムード一直のターミナルスポット前を1機のジャンボがトーイングされていきました。
JALのBoeing747-400D(JA8903)。
JA8903 1
ロゴマークやJAPAN AIRLINESの文字は白く塗りつぶされ、その部分だけが新しい白。
JA8903 2
連れて行かれた先のハンガー前にはまだロゴマークが消されていない1機のBoeing747-400(JA8910)がいました。国際線仕様のウィングレットのついたジャンボです。
2機のBoeing747
空港南側のハンガーの前に並ぶ2機の退役したBoeing747-400D(JA8903)とA300-600R(JA8565)。
両方とも胴体のロゴ・社名は消されていますが、尾翼の日の丸アークはそのままです。
かえって痛々しいというか、寂しさが強調されます。
B747とA300 1
Boeing747-400D(JA8903)は1992年9月、Airbus A300-600R(JA8565)は1993年12月の登録。もうというかまだ17年ほどしか日本の空を飛んでいないのに、退役になるんですね。
2機ともとっても寂しそうに見えました。。。
雨という天気もその寂しさに拍車をかけていたのか。
彼らはこのひに共用されたD滑走路を乗客を乗せて飛ぶことなく退役なんですよね。
B747とA300 2
華々しくオープンするターミナルビル、真新しい滑走路、新しく投入された最新鋭機がいる中、こうしてひっそりと寂しく退役していく飛行機もあります。
いままで頑張ってきた飛行機達、きちんと見送ってあげたいと思うのですが、退役はひっそり・寂しく・・・なんですね。
JA8903、JA8565、「ありがとうございました!」