北極海の夜明け、北大西洋ノルウェー上空にて

本日は「The Contrail」からの6曲目・7曲目をお届けします。
今回お届けするのは、
「06.北極海の夜明け」と「07.北大西洋ノルウェー上空にて」の2曲です。
この2曲は続き物となっていて9分15秒の作品になっています。
こちらの曲も前回の「チューリッヒ・ランディング」同様、ゆったりとしたクルージングの雰囲気が味わえる曲です。


音楽のみをお聴きになりたい方は下記のプレーヤーからどうぞ!


この曲に映像を重ねるのは本当に苦労しました。
長さもありますが、全てクルージングをイメージした曲だからです。
出張時に機窓から撮影した写真だけでは足りず、どうしても成田で撮影した飛行機の離着陸シーンを使わざるを得ませんでした。
タイトル・曲のイメージと映像があっていないとしたら、それは私のせいです。。。。
現在のようにロシア上空を通過できるようになるまで、ヨーロッパへのフライトは、日本からアンカレッジを経由して北極海を渡ってのフライトだったと聞きます。
凍てつく純白の氷の世界。
人の住むことの出来ない、極限の世界。
そんな世界の上空30,000ft以上のそれこそ凍てつく空気の中を飛ぶ飛行機。
機内は与圧され、快適な温度に保たれていますが、数センチメートルの飛行機の胴体外壁の外は氷点下50度以上の世界です。
そんな厳しい状況の中、音速の85%ほどの速度で飛ぶ飛行機の緊張感と機内のゆったり感の双方を感じられるような曲です。