A300・・・残り1週間

まだデジタル一眼を始める前、CANON IXY DIGITAL 50を使って飛行機写真を撮影していた頃の写真です。
当時はJASがJALに経営統合したばかりで、飛行機の塗装はまだJAS当時のものばかり。
「JAL」のロゴだけが小さく描かれていた時期でした。
第2ターミナルが完成したばかりの時で、第1ターミナルはJAL・JASのみになり、今までANAが使っていた北側もJALとJASの飛行機で埋まっていたのが新鮮でした。
JAS A300 2
出発準備中のAirbus A300-600R。
もうこの頃には-600Rになっていたんですね。
JAS A300 1
このエアバス社のデモフライト機の塗装を譲り受けたレインボーカラー、好きでした。
JAS A300 3
コックピットの正面窓の下にある”隈”のような黒い部分。
A300の特徴の一つになっていましたね。
今でもあったような。。。。
JAS A300 4
胴体から突き出たような翼と長い足が、ほかの双発ジェット旅客機と違っていて、
個性的でしたね。
その後のA330やA320はBoeingの双発機と似た形になってしまったけど、このA300にはちゃんと個性がありました。
JAS A300 5
今度の土曜日、3月26日でJALのAirbus A300は引退すると言われています。
残すところあと1週間。
日本では未曾有の惨事が起こり、引退を皆でお祝いするムードではありませんが、
長きに渡って波乱の人生を送ってきたA300の引退に、密かにエールを送りたいと思います。
あと1週間、がんばって最後のフライトを楽しんでください!!
!!追記!!
上記の記事を発信したあと、思わぬ情報をいただきました。
JALのA300-600Rの引退が延期になるようです。
東北新幹線や東北・常磐自動車道が震災に遭い、東北への人や物資の移動が制限されている中、
救援物資輸送や人の移動に貢献するためなんでしょうね。
カーゴに大きなコンテナを積むことが出来るワイドボディ機の本領発揮ですね!!