スターアライアンスのコックピットから

紛らわしいタイトルですが、スターアライアンスのBoeing777のコックピットに入ったわけではありません。
なかなか楽しそうな会話が聞こえてきそうな風景を撮影しましたので、それを紹介させていただきます。
プッシュバックを開始直後、キャプテンが窓越しに左手を振ってくれました。
キャプテン:「風が強くて寒いのに展望デッキにあんなにたくさんの人がいるよ」
キャプテン:「お前も手を振ってやれよ」
キャプテンが手を振る
コーパイ:「えっ、マジすか?!」
コーパイ:「子供とか、綺麗な女性もいるんすかね?」
そう言って、コーパイは窓に顔を近づけて展望デッキを見た。。。
コーパイが展望デッキを見る
コーパイ:「僕のグローブ、昨日洗濯するの忘れちゃったんすよ。。。。」
コーパイ:「指も間違って全部きっちゃってるし。。。。」
コーパイ:「ま、いっか」
そういってコーパイは開き直って両手を振った。
コーパイが両手を振る
キャプテン:「おっ! お前、両手か!・・・ じゃ、私も両手で・・・」
キャプテンは改めて両手を振った。
顔は計器盤を見ている、ちょっと恥ずかしそう。。。
キャプテンも両手を振る
こんな会話があったかどうかは知りませんが、ANAのスターアライアンス塗装のBoeing777-200(JA712A)はプッシュバックを続けてます。
プッシュバック
プッシュバックが終わり、トーイングトラクターが切り離され、インターフォンもディスコネクト。
エンジンも始動し、いよいよタキシング開始。
キャプテン:「チェック ライトサイド」
コーパイ:「行ってきまーす! ありがとうございました!」
コーパイ:「えっ?! あっ! マイサイドクリア」
コーパイが行ってきますと手を振る
明るく、やさしい二人のパイロットが操縦するスターアライアンスのB777は地上スタッフに手を振って見送られてゆっくりとスポットを出て行きました。
地上スタッフが手を振る
コーパイ:「V2・・・・ポジティブ!」
キャプテン:「ライトサイドからの風が強いね。。 ギアアップ!」
飛行機は強風の吹き荒れる羽田空港のRWY34Rを離陸していきました。
スタアラが離陸
記事中の会話はすべてAirmanの勝手な想像です。。。。
飛行機という巨大な最新技術の粋を集めたマシンに、人間の温かみを感じたシーンでした。
飛行機を操るのは暖かな血の通った人間。
人とマシンが一体となり、多くの人々の夢や希望、目的地への想いを届ける安全な空の旅が実現されます。
やっぱり、展望デッキ通いはやめられませんね。。。。
ちゃんと、撮影しながらも私も手を振りました!!
(コーパイが展望デッキを覗き込んでいるとき。。。)