上海航空のBoeing757、出発準備から離陸まで

上海航空のFM0816便、羽田空港を14:30に出発し、上海(虹橋)に向かいます。
これまではBoeing767-300が使われていましたが、震災の影響でしょうか、機材がダウンサイジングされ、最近はBoeing757-200で運行されているようです。
その上海航空のBoeing757-200をようやくゲット!
出発準備から離陸までをご覧ください。
羽田空港の109番スポットで出発準備をするB757。
やはり小さいですね。周辺の支援車両が大きく見えます。
上海航空B757 出発準備中
小さい飛行機なので、エンジンも小さいと思いきや、そのエンジンの直径はおじさんが立って入ることができる大きさだったんです。
ってことは1.7m位かな。。。
上海航空B757 エンジンの点検
いよいよプッシュバック開始。
B757の操縦席はB767とほぼ同じと聞きます。
窓も同じなのかもしれませんね。
小さな機体に妙に大きなコックピットの窓です。
あれ?
ノーズコーンの図柄が機体の図柄とずれています。。。
他の機種からの借り物でしょうか。
上海航空B757 プッシュバック開始
プッシュバックを完了し、トーイングカーやインターフォンをディスコネクト。
いよいよタキシング開始です。
上海航空B757 タキシング開始
今までは成田でデルタや旧ノースウェストのBoeing757しか見たことがなかったので、
上海航空のBoeing757はとても新鮮!!
上海航空B757 真横から全体像
はい!定番の斜め後ろからのアップ。
上海航空B757 左斜め後ろから
そして初公開。
Boeing757のおしり。
Boeing767と並行開発されただけあって、そっくりですね。
上海航空B757 真後ろから
右斜め後ろから。
尾翼に描かれている飛んでいる鳥は鶴?!
上海航空B757 右斜め後ろから
第1ターミナルを背景に羽田空港のRWY16Rをテイクオフ!
上海航空B757 離陸
そして上昇。
ダウンサイジングしてもお客さんはそんなに乗っていないのでしょうか。
あっさりとエアボーンして、国内線の飛行機のように鋭く上昇していきました。
上海航空B757 上昇
初登場の上海航空のBoeing757-200(B-2858)でした。
いろいろな飛行機を見られるようになったのはうれしいのですが、
旅客数が減少し、ダウンサイジングというのはちょっとさびしいですね。
早く、「Discover Japan」が世界中に浸透し、日本への旅行客が増えることを願ってます。
日曜日午前中のあの夏の暑さから一転して肌寒い雨の朝。
天候の大きな変化は体に負担をかけます。
皆様、風邪などをひかぬようお気をつけてお過ごしください!!

JALのMD-90、大接近

旧D滑走路展望台脇(通称:D展)で撮影したJALのMD-90。
RWY05からの離陸のためにRoute-5をタキシングしていく途中です。
“MD”とつく、日本で最後の飛行機。
JAS時代から活躍していた飛行機。
JAL MD-90 1
正面から見ると、その特徴は一目瞭然。
T字尾翼と尾部に付いた2発のエンジン。
JAL MD-90 2
コックピットの9枚の窓も特徴的です。
DC-8の頃から変わってませんよね。
JAL MD-90 3
コーパイロットが”ジロリ”とこちら側をにらんでいきました。。。
「金網に触れずに、おとなしく撮ってるだけです・・・」
胸の中でそのように応えました。。。
JAL MD-90 4
尾部のアップ。
“MD-90″、あとどれくらい見られるのでしょうか。
エンジンは基軸に並行ではなく、やや尾部側が下がった角度で付けられているんですね。
JAL MD-90 5
ただ今4時46分、今日はこれより出勤します。
ちょっと時間がないので、文字は少なめに。。。

Boeing747 ジャンボ

今月、羽田空港で撮影したジャンボ達です。
まずは、新国際線ターミナルを離れ、香港に向けて出発するキャセイ・パシフィックのジャンボ。
キャセイはジャンボやB777やA330などで羽田空港に飛来します。
ジャンボが来たときは「当たり!」?
キャセイ
既におなじみの大韓航空のジャンボ。
RWY34Lにランディング。
大韓航空
RWY23にランディングし、第2ターミナルのスポットへとタキシング中のANAのジャンボ。
この後、乗客を降ろし、沖のスポットへとドナドナされていきました。
ANA タキシング
早朝の千歳便。
ANAのジャンボの離陸上昇を城南島より。
ANA RWY34R 離陸上昇
RWY34LへのANAジャンボのアプローチ。
D展より。
ANA RWY34L アプローチ
第2ターミナルのスポットへと帰ってきたジャンボの正面顔。
ANA 正面顔
私の右手のスポットへと堂々と、ゆっくりと向かいます。
離陸前のタキシングか、着陸後のタキシングか、、、
見分け方の一つは、フラップを出しているかしまってあるか。
このようにしまってある場合は着陸後のケースが多いです。
(たまに、しまい忘れてスポットまで来ることがありますが・・・・)
ANA タキシングその2
そしてスポットへ!
思いっきりズームを伸ばし、顔のアップ。
右側。
ANA 顔右側
左側。
ANA 顔左側
最後は、大韓航空のジャンボの離陸。
羽田空港のRWY16Lを飛び立ち、一路韓国へ!
大韓航空 離陸
昨日から中国と韓国の首脳が来日していますね。
昨日・今日の羽田空港は特別警戒体制だとか。
離着陸の前後は展望デッキが閉鎖されると、羽田空港のHPに書かれていました。
いつもの私なら「お見送りに!」と行くところですが、今回は”パス”ですね。
体が重いし、明日も早朝始発で出勤。
体力を温存しておきたい。
中国の首脳は中国国際航空のジャンボで来ているらしいし、韓国の首脳はきっと韓国空軍のジャンボ?!
おまけ:
写真は昨年の11月14日、APECで来日した首脳陣の帰国フライトの離陸です。
中国首脳のご帰国。
中国国際航空のジャンボ
韓国首脳のご帰国。
韓国空軍のジャンボ

武田一男さんに感謝を寄せて

大変残念なことをお伝えしなければなりません。
武田一男さんが5月14日に他界されました。
数々の”コックピット”シリーズをはじめ、「機長席」や「ラスト・フライト」などの書籍を出版され、
最近ではiPhoneアプリで「機長席」や「続・機長席」を発売され、私たち航空ファンを楽しませてくれました。
私が最初に武田一男さんに出会ったのは中学生の頃、「THE JAL COCKPIT INTERNATIONAL FLIGHT」というLPでした。
JALの412便のチューリッヒからコペンハーゲンまでのジャンボのコックピットの様子を収録したものです。
何度も何度も繰り返し聞いて、”パイロットになろう”と大空への夢を見ていた時期でした。
その後、氏の作品は書籍・CD・iTunesなど全て購入し、楽しませてもらいました。
そして数年前。
「週刊 飛行機ダイスキ」をきっかけに直接お会いし、一緒に作品を作る機会を得ることができました。
「JET MUSIC」・「THE CONTRAIL」という武田さんが懇意にされている作曲家の宮川昭夫さんの素晴らしい音楽と私の飛行機写真のコラボレーション企画。
そして本日掲載した「Symphony of the Air」。
昨年には「さよならジャンボ」や「さよならDC-10」のCDやDVDを発表しました。
そのCDやDVDには私の写真も数多く掲載していただきました。
いずれも航空ファンばかりではなく、音楽ファンの皆様にも楽しんでいただける企画だったかと思います。
“航空音楽”という新しいジャンルを切り開いたのではないでしょうか。
武田一男さんは音楽も大変お好きな方で、JALのJet Streamを立ち上げた方でもあります。
そんな武田さんと宮川さんと一緒に”音楽と飛行機のコラボレーション”企画を作ることができたのは本当に幸せなことでした。
今も、武田一男プロデュースのある仕事を進めている最中でした。。。
  
そんな武田さんの訃報を最初に聞いたとき。。。頭が真っ白になりました。
数日前に電話で話をしたばかりだったのに。
まだまだやりたいことはたくさんあったことでしょう。
一緒にコックピットシリーズの新バージョンを作りましょう!という話もしていました。
スターフライヤーのA320やシンガポール航空のA380のコックピットシリーズを作ろう!という話もしていました。
「飛行機を楽しむ」ことにこだわり、いつも明るく、時には厳しく、作品を作ってきた武田さん。
本当に無念だったと思います。
可能であれば、武田さんの意志ややり残したことは作曲家の宮川氏や「週刊 飛行機ダイスキ」の竜子さん、桃田素晶さんらと
ともに受け継いでいきたいと考えています。
航空ファンにとっては大切な作品を残してくれた武田一男さん、その思いはしっかりと受け継いでいきたいと思います。
本日はそんな武田さんと「週刊 飛行機ダイスキ」と「Airmanの飛行機写真館」で製作した「Symphony of the Air」を”特別企画”
として再発表させていただきます。
武田さんが大好きだったベートーベンの第9と飛行機の映像で、感謝の意を表しつつ、お見送りしたいと思います。
なお、ご葬儀は家族で行われました。
本日より1週間、「特別企画」として”Symphony ot the Air”を当ブログと
「週刊 飛行機ダイスキ」で掲載させていただきます。
「特別企画」・・・実は、5月14日に急逝された武田一男さんの追悼企画です。
Airman

テイクオフ!

羽田空港のRWY16Rを離陸するEVAのAirbus A330。
離陸のとき、エンジン出力が上げられ、吸気口に水蒸気が発生。
機内ではエンジン音の高まりと共に、ドキドキ感が高まり、ちょっと緊張する瞬間。
EVA A330 1
シートに体が押し付けられ、加速。
そして、機体は空中へ!
それまでの車輪が滑走路面を疾駆するゴトゴトという音と振動が消え、スーッと体が持ち上げられる。
EVA A330 2
EVA A330 3
EVA A330 4
羽田空港のRWY16Rからの離陸は、このように多摩川河口の川崎側に広がる工場群を背景に上昇する姿が見られるので気に入ってます。
EVA A330 5
私事ですが・・・・、
仕事のほうも、順調に離陸!
出先で、こっそりと投稿しました。。。。^^;
昨晩は、今いる場所から徒歩で5分くらいのホテルに宿泊。
今朝は、朝5時前に起床、5時半には客先でサービス開始の準備。
そして6時にサービス開始・・・・・
何もおこらず、電話もならず、平和な滑り出し。
順調、順調!
良かった!!
今夜は早く帰って、早く寝ないと。
とにかく、今は眠いです。

飛行機の脚

城南島海浜公園でRWY22にアプローチする飛行機を見るときの楽しみの一つが、
下から見る飛行機の脚の観察。
脚の細部まで本当によく見えます。
さて、これからご覧いただく写真、すべて違う機種です。
どの脚が誰のか?
わかりますでしょうか。
短い脚!
T字尾翼と尾部のエンジンが見えるのでわかりやすいですよね!
MD-90
こちらは外国人。
水色のおなかはチャイナエアラインです。
美しい曲線を持つこの飛行機は。。。。
A330
こちらは中国からのお客様。
ランディングライトが特徴的ですよね。
A321
このギアの格納室の形状といえば。。。
飛行中も車輪はむき出しです。
B737
黒と白のデザインを持つ航空会社。
先ほどの、中国の航空会社の機体の兄弟です。
(こちらがお姉さん?)
A320
1本の脚に6つの車輪。
これだけですぐにわかりますよね!
B777
他の飛行機とは違ったティルト・アングルを持つこの車輪。
B767
おまけ:
ANAのBoeing767-300ER(JA623A)が第2ターミナルのスポットであらゆるライトを点灯させ点検していました。
B767 Nose
さて、どうでしたか?
答えは、
1.MD-90
2.A330
3.A321
4.B737
5.A320
6.B777
7.B767
です!
飛行機の脚には、それぞれ特徴があって、飛行機を見分けるポイントにもなります。
離着陸の時にしか見られない飛行機の脚。
こうしてじっくり観察するのも面白いですね!
ジャンボの脚がないのが、残念。。。。
という声が聞こえてきそうなので、ちょっと古い写真から。
JAL B747
JALのジャンボの脚です!!
さて、本日は明日の早朝作業に備えて、顧客のオフィス近くのホテルに宿泊の予定です。
そして、明日の朝は5時半から仕事です。。。。
というわけで明日の朝の更新については今のところ未定となっております。
出社前や登校前、お仕事の前にいつもご覧いただいている皆様、明日の朝、ブログを見ていただいても更新できていない可能性がありますことをあらかじめご了承願います。
m(_ _)m

中国東方航空の上海万博特別塗装機

2010年5月1日から2010年10月31日まで上海で開催された国際博覧会。
既に閉幕から半年以上が経ちますが、上海万博の特別塗装機がまだ飛んできました。
開幕中は会えませんでしたが、先日の羽田空港でようやく撮影することができました。
中国東宝航空の上海万博特別塗装機、Airbus A321(B-2290)。
中国東方航空 A321 1
Airbus A321はA320シリーズの中で最も胴体が長い。
A320のストレッチタイプでA320よりも7mほど胴体が延長されています。
中国東方航空 A321 2
お決まりの斜め後ろから。。。
中国東方航空 A321 3
そして真後ろからおしりをパシャリ。
A320とそっくり。
中国東方航空 A321 4
離陸のためにRWY16Lに向かうA321。
それにしても、万博閉幕から半年以上たってもこの塗装のままというのは、不思議です。
次に塗装の塗り替えが行われるまで、ずーっとこのままなんでしょうね。。。
中国東方航空 A321 5
羽田空港のRWY16Lを離陸。
小型の飛行機なので滑走路の中間付近でエアボーンするかと思いきや、
結構引っ張ってくれました。
中国東方航空 A321 6
ようやくエアボーン。
ちょっとぼけちゃいました^^;
中国東方航空 A321 7
「上海万博」のロゴや文字は別として、波打つようなこのデザイン、良いですよね。
Boeing747-8も赤い波打つデザインのカンパニーデザインで、カッコよいものでした。
これからこういう波打つデザイン、はやるかもしれませんね。

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