THAIジャンボの成田デパーチャー

本日も成田空港で撮影したジャンボの写真です。
本日のジャンボはタイ国際航空のBoeing747-400(HS-TGT)です。
プッシュバックから上昇まで一連の写真をご覧ください!
プッシュバック中のB744の機首部分に近づいてみました。
スターアライアンスのロゴの下には「Watthanothai」の文字が。
タイ国際航空の飛行機の多くには”愛称”が付けられていて「Watthanothai」もその一つ。
意味は・・・・分かりません^^; (分かる方、教えて下さい!)
THAI B744 1
ちょっと手前に引いてみました。
ジャンボの特徴である、機体前方の2階席部分と片翼2発づつのエンジンとウィングレット。
THAI B744 2
RWY16Rに向けてタキシング。
機体右側のスターアライアンスのロゴの下の愛称、こちらはタイ語?で描かれているんですね!
THAI B744 3
タキシング中のB744のエンジンとメインギア。
がっしりとした4本のメインギアがジャンボの巨体を支えています。
THAI B744 4
綺麗なパープルに塗られた垂直尾翼。
マゼンタ、紫、金の色鮮やかなロゴマークは、寺院やシルクなどのタイの文化を象徴しているそうです。
THAI B744 5
離陸滑走開始!
THAI B744 6
ジャンボの離陸滑走中の姿。
カッコいいです。。。
THAI B744 7
ローテーション!で、まず前輪が地面を離れます。
THAI B744 8
そして4本のメインギアも地面を離れ、ジャンボは空中へ!
THAI B744 9
上昇を開始したジャンボ。
斜め後ろから見たこの姿、しびれちゃいますね!
まっすぐ前方を見つめた顔、
巨体を揚力で支え、上反している主翼、
エンジン排気でにじむ背景。
THAI B744 10
連日、似たような写真で恐縮ですが、エアラインや機種が違うということでご容赦下さい。
それにしても、昨日は暑かったですね!
今年初の猛暑日になったとのこと。
熱中症で多くの方が病院に運ばれました。
東京電力管内の電気メーターも93%位まで跳ね上がり、余力が7%ということに。。。。
まだ6月なのに、この暑さ。
夏本番の7月・8月はいったいどんなことになるのやら。
皆様、これからも暑い日が続きますが、お体に気を付けて、暑い夏を乗り切りましょう!
暑い夏といえば、いよいよ今日を入れてあと3日でBoeing787がやってきますね!
私も徐々にヒートアップしてきました。
どこで撮影しようか・・・、レンズはどれを使おうか・・・、カメラのセッティングは・・・。
本当に楽しみです!
天気予報はあいにくの”曇り”。
問題は”風”ですね。
どの滑走路に降りるのかが目下の最重要懸念事項です。
そして34Rに降りるとして、時間は? 
展望デッキのオープンは6:30! 噂によると6:00頃到着という話も。
となると、撮影場所で悩みます。
南風なら22か23か。。。 23ならお手上げですね。
降りた後はどこに移動するのか?! 当日朝の判断が命運を左右しそうですね。
うーん、楽しい悩みです。。。。

KLMのジャンボ、成田空港テイクオフ!

6月19日の成田空港の写真が続きます。
どんよりとした曇り空で、今にも雨が降り出しそうな中、鮮やかなブルーの機体、
KLMのBoeing747-400(PH-BFE)が離陸滑走を開始しました。
KLM B744 1
このPH-BFEという機体、1989年12月22日に初飛行してから現在まで21年半もの長い間飛び続けているんです。
がんばっていますよね!
この日のPJ-BFEはちょっと汚れているように見えました。
KLM B744 2
ノーズ部分に描かれた大きな”KLM”と、エンジンポッドに描かれた”KLM”そして、ウィングレットに描かれた”KLM”。
アムステルダムへの長距離フライトに向けて成田空港のRWY16Rを疾駆します。
KLM B744 3
そして、おもむろにローテーション。
まず、ノーズギアが滑走路面を離れます。
そして主翼から伸びているメインギアが浮き、胴体脚が最後まで機体を支えます。
KLM B744 4
エアボーン。
既にRWY34Lの接地帯付近です。
主翼上面にはうっすらとヴェイパーが出現してます。
テールの傾きと滑走路面が平行になるまで機首が引き上げられ、上昇姿勢に遷移。
KLM B744 5
その浅い上昇角をキープしながらKLMのジャンボは成田空港を飛び立っていきました。
KLM B744 6
ジャンボの離陸はサイコーですね!
「行け! ジャンボ!」と声をかけたくなります。
堂々としていて、迫力があり、力強さを感じます。
これで晴れていたら最高だったのに・・・・ でも、十分に元気をもらえる姿です。
今朝も横浜は雲一つない青空が広がる朝です。
もう梅雨明けしたのでは?と思えるような天気が続きますね。
昨日も暑かったですが、今日もまた真夏日になるのでしょうね。
皆様、水分補給などをこまめに行い、熱中症に気を付けてお過ごしください。
私も、午後3時頃のおやつの時間に「ガリガリ君」をいただくのが日課になってまいりました。。。
会社のエアコンが節電のために高めの温度に設定されていて、午後3時頃はとてもオフィスが暑くなるんです。。。。
職務エリアがちょうど南西を向いていて、午後になると直射日光が直撃。
日光に暖められた窓から熱気がブラインドを通して部屋中に輻射されているようです。
PCも多いし、人も多いし。。。。
エアコンの設定は28℃なんでしょうけれども、室温はおそらく30℃を超えているだろうなぁ~。。。。

フィンランド航空の新塗装

いまさらですが、フィンランド航空の新塗装を初めて見ました!
ちなみに、旧塗装はどうだったかというと。。。
Finnair 旧塗装
旧塗装は欧州系のエアラインにありがちなとてもシンプルなデザインでした。
垂直尾翼の水色のアークがとてもおしゃれでなかなか良いですよね。
でもって、新塗装はというと。。。
Finnair 新塗装 0
ん?という感じがしませんか。
あのおしゃれで洗練された垂直尾翼は、とても無味乾燥な「F」の文字だけになり、
機体には思いっきりでかい「FINNAIR」の文字。
どうしちゃったの?という感想を持ったのは私だけでしょうか。。。
Finnair 新塗装 1
機体はAirbus A340-300(OH-LQD)。
成田空港10時55分発、ヘルシンキ(ヘルシンキ・ヴァンター空港)行きのAY74便。
10時間20分のフライトに向けRWY16Rへと向かいます。
Finnair 新塗装 2
晴れた日に見れば、また違う印象なのでしょうけれども、曇り空の日にこのデザインを見るとなんかさびしい感じがしますね。
ムーミンの国、サンタクロースの国というイメージとはちょっと違う?!
Finnair 新塗装 3
さくらの山の大勢のギャラリーの前で、離陸滑走を開始。
500mmの望遠なので、ここまで近寄れました。
Finnair 新塗装 4
離陸滑走中のフィンランド航空のA340-300。
A340には長胴型の-600もありますが、この-300のほうがバランスも良くきれいに見えます。
4発エンジンのワイドボディ機、カッコいいですねぇ~。
Finnair 新塗装 5
長距離フライトのために燃料をたくさん積み、お客さんや貨物も多いのでしょう。
なかなかエアボーンしません。
滑走路の中間を過ぎてもしっかりと地面を走ってます。
Finnair 新塗装 6
ようやくローテーション。
ヘルシンキに向けてフィンランド航空のA340-300は飛び立っていきました!
Finnair 新塗装 7
さて、もう一度旧塗装を。。。
2009年11月23日に撮影したもので、機体は今回の新塗装になったAirbus A340-300(OH-LQD)です。
Finnair 旧塗装 2
うーん、旧塗装のほうが良かった・・・・。

Polar Air CargoのBoeing747-400F

6月19日の成田空港。
成田に来ていることは聞いていたのですが、まだ実物にお目にかかったことがなかった、
Polar Air CargoのBoeing747-400Fにようやく会えました!
その離陸シーンをお届けします。
成田空港のRWY16R、離陸滑走中のPolar Air CargoのBoeing747-400F/SCD(N453PA)。
Polar B747-400F 1
シンプルなデザインですね。
元フライングタイガーの従業員が作った貨物専用の航空会社だとか。
Polar B747-400F 2
こちらもしっかりと貨物を積んでいるのでしょうか。
なかなかエアボーンしません。。。
Polar B747-400F 3
ウィングレットにも垂直尾翼と同じデザインが施されていますね。
Boeing747-400Fって、ほんとカッコいいです。
機首部分は昔のジャンボと同じ短い2階席で、ジャンボらしい。
そして翼にはウィングレットがついている。
Polar B747-400F 4
ようやく前輪が滑走路面を離れました。
Polar B747-400F 5
離陸する飛行機の斜め後姿!
この角度、このタイミングの姿がカッコいいです!!
(第1ターミナルのスポットにいる飛行機のAPUの排気でゆらゆらしちゃってますが。。。)
Polar B747-400F 6
KEのA380を見た後に、アントノフを見て、さらにこのPolar Air Cargoです!
初物が続き、大興奮でした!
そういえば、Finnairのデザインも変わったんですね。
そのFinnairは明日の記事で。。。。

ジャンボカーゴの成田デパーチャー

6月19日の成田空港で撮影した写真から。
本日はMAS KargoとNippon Cargo Airlinesの出発シーンです。
ちょうど前後して出発する2機、ジャンボの2機のカーゴの絡みシーンって、
最近ではなかなかお目にかかれないですよね。
NCAが先にタキシングを開始し、MASはようやくトウバーを外したところです。
NCAとMAS
NCAのBoeing747-400FがRWY16Rを離陸。
NCA CARGO 1
積み荷が軽いのか・・・あっという間に急角度でエアボーン!
NCA CARGO 2
NCA CARGO 3
続いてMAS KargoのBoeing747-400F。
と、そのとき、THAIのBoeing747-400が手前を通過。
ジャンボのツーショット再び!
MASとTHAI
こちらはなかなか地面を離れようとしません。
沢山の貨物を積んでいるのでしょうか・・・
MAS KARGO 1
滑走路の中間点を過ぎてもまだ前輪を付けたまま疾駆するジャンボ。
MAS KARGO 2
エアボーンの瞬間はいろいろな障害物があって撮り逃してしまいましたが、
上昇する姿は何とかとらえることができました。
MAS KARGO 3
成田空港ではまだまだジャンボはがんばっています。
特にカーゴのがんばりが目立ちますよね。
実はこの日、初めて見るカーゴ機がいたんです。
カーゴ機のフライト予定はまったく抑えていなかったので、こちらもサプライズでびっくりでした。
もちろんその離陸シーンを撮影することができました!
明日はその初物カーゴを掲載する予定です!!

虹色に輝くヴェイパー

6月25日土曜日、5時に目が覚めた。
ベランダに出てみると、青空にポコポコと夏らしい雲が浮かんでいるではないか!
昨日の天気予報だと曇りのち雨だったので、うれしい誤算!
早速出かける準備をして、羽田空港へと向かいました。
羽田空港の第2ターミナル展望デッキに着いたのは6時10分。展望デッキのオープンまで20分の時間があった。
早朝の羽田空港は南風運用で北に向かう飛行機はRWY16Lから離陸する。
まず狙っていたのはブリティッシュエアウェイズのBA008便。
羽田空港を6時25分に出発し、イギリスのヒースロー国際空港に向かう便だ。
ほぼ定刻通りにスポットを離れ、RWY16Lにやってきて、離陸を開始。
BA B777 1
思いっきり逆光のなか、キラキラと光る東京湾を背景にローテーション!
BA B777 2
次の瞬間、目を疑いました!
主翼上に発生したヴェイパーが虹色に輝いていたんです!!
BA B777 3
離陸後、ほんの短い間ですが、虹色に輝くヴェイパーを纏いながら飛行機は上昇。
さらに高度を上げ、ギアを格納することにはヴェイパーも姿を消していた。
BA B777 4
続いてやってきたのはANAのお花ジャンボ。
ジャンボらしく、堂々と静かにローテーション!
ANA お花ジャンボ 1
キラキラと輝く海を背景に上昇を開始したその瞬間、
主翼の上が。。。。
ANA お花ジャンボ 2
こちらも虹色に輝くヴェイパーを纏って上昇をはじめた!
写真では逆光ということもあり、綺麗に表現できていないが、
実際に見ると、本当に虹色に輝く綿あめを主翼に乗せているようだった。
ANA お花ジャンボ 3
まるで幻か何かだったのか。。。。
虹色のヴェイパーはあっという間に姿を消し、お花ジャンボは空に駆け上がっていった。。。
ANA お花ジャンボ 4
そして今朝の目的の2番目、デルタのBoeing777、DL0628便デトロイト行き。
定刻は6時55分なのに、待っても待っても来ない。
空港情報で調べてみると、7時半に出発時刻が変更になっている。
“早く第1ターミナルに行きたいのに・・・”と思いながらもデルタのB777を待った。。。
そしてようやくRWY16Lから離陸!
デルタ B777 1
来るか来るか・・・キター!
虹色のヴェイパー。
デルタ B777 2
ヴェイパーが消える直前、翼全体が虹色に輝いたように見えた。
目の錯覚?!
デルタ B777 3
そして、DL0628便はアメリカはデトロイトまでの長いフライトに旅立っていった。
デルタ B777 4
というわけで、撮りたてホヤホヤの今朝の写真からピックアップして、
とても珍しい”虹色に輝くヴェイパー”を珍しい飛行機とともにお届けしました!
「早起きは三文の徳」といいますが、今朝はそれを実感しました。
14時現在、空は雲に覆われていますが、
早朝はとても良い天気でしたし、虹色のヴェイパーをたくさん見ることができました。
それに、早朝はいくらか涼しいですしね!
これからの季節、早起きして飛行機を見に行こう!!ですね。

An-124「ルスラーン」が成田にやってきた

6月19日の成田空港。
大韓航空のA380の着陸からスポットインまでを撮影し、ちょっと安心しちゃったのでしょう。
“彼”がアプローチしてくることに気が付きませんでした。
ATCは聞いていたのですが、頭で理解していなかったんですね。
ふと滑走路のほうに目をやると、”彼”は既に着陸し、減速し始めてました。
そう、”彼”とはAn-124「ルスラーン」です。
ロシアが開発した世界最大級の大型輸送機。
もちろん、その姿を見るのも撮るのも初めてです!
慌てて撮影した最初の1枚。
An-124「ルスラーン」 1
機首部分に寄ってみる。
アントノフ・・英語だと”AN”ですか、ロシア語・ウクライナ語では”AH”なんですね。
確か、アガサクリスティのオリエント急行殺人事件で、ハンカチに記載されたイニシャルから、その表記の違いをポアロが指摘してロシア出身の元女優?!の持ち物であることを明らかにする場面があったような。。。。
An-124「ルスラーン」 2
そして斜め後ろからの全身像。
これまでの飛行機の常識とは全く違う姿にしばしボーゼン。
高翼、2本4輪の前輪、そしてムカデの脚のようなメインギア。。。。
A380を見た後であっても、その巨大さには驚きました。
150tもの貨物を搭載することができる超巨大輸送機。
An-124「ルスラーン」 3
日本に救援物資を輸送してきたのでしょうか。
成田空港に来るのは非常に珍しいのでは?
An-124「ルスラーン」は着陸後、貨物ターミナルエリアに来るのではなく、第1ターミナル展望デッキからは見えないどこかに行ってしまいました。。。
わずか3枚ですが、何とか撮影できた”初アントノフ”でした。

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