An-124「ルスラーン」が成田にやってきた

6月19日の成田空港。
大韓航空のA380の着陸からスポットインまでを撮影し、ちょっと安心しちゃったのでしょう。
“彼”がアプローチしてくることに気が付きませんでした。
ATCは聞いていたのですが、頭で理解していなかったんですね。
ふと滑走路のほうに目をやると、”彼”は既に着陸し、減速し始めてました。
そう、”彼”とはAn-124「ルスラーン」です。
ロシアが開発した世界最大級の大型輸送機。
もちろん、その姿を見るのも撮るのも初めてです!
慌てて撮影した最初の1枚。
An-124「ルスラーン」 1
機首部分に寄ってみる。
アントノフ・・英語だと”AN”ですか、ロシア語・ウクライナ語では”AH”なんですね。
確か、アガサクリスティのオリエント急行殺人事件で、ハンカチに記載されたイニシャルから、その表記の違いをポアロが指摘してロシア出身の元女優?!の持ち物であることを明らかにする場面があったような。。。。
An-124「ルスラーン」 2
そして斜め後ろからの全身像。
これまでの飛行機の常識とは全く違う姿にしばしボーゼン。
高翼、2本4輪の前輪、そしてムカデの脚のようなメインギア。。。。
A380を見た後であっても、その巨大さには驚きました。
150tもの貨物を搭載することができる超巨大輸送機。
An-124「ルスラーン」 3
日本に救援物資を輸送してきたのでしょうか。
成田空港に来るのは非常に珍しいのでは?
An-124「ルスラーン」は着陸後、貨物ターミナルエリアに来るのではなく、第1ターミナル展望デッキからは見えないどこかに行ってしまいました。。。
わずか3枚ですが、何とか撮影できた”初アントノフ”でした。