大韓航空のA380の離着陸

8月27日の成田空港、4発機特集の最後はやはり”サンパチ”でしょう。
大韓航空のAirbus A380の離着陸の写真を掲載します。
着陸と離陸を2回に分けて掲載しても良かったのですが、一挙に15枚掲載してしまいます。
ちょっと長めの記事になりますが、お付き合いくださいm(_ _)m
まずは着陸から。
成田空港のRWY34LにアプローチするA380。
注目はその翼です。
ほぼ水平になっていて、空気の滑り台をゆっくりと滑ってくるようです。
KE A380 LDG 1
接地の寸前、よろっと右側に傾きました。
KEのパイロットって右に傾くのが癖なのでしょうか。。。(冗談です)
KE A380 LDG 2
無事に着陸し、スポイラーが立ち上がり、リバースをかけて減速中。
翼に注目です!
翼自体の主さとエンジンの重さで、大げさに言えばM字のように下反してます。
KE A380 LDG 3
滑走路からタクシーウェイに入ります。
機体自体が総2階建てで大きいのであまり目立ちませんが、エンジンもすこぶるでかいです!
KE A380 LDG 4
A380の横顔。
大きなおでこが薄日を反射して光ってます。
横顔はベルーガのような愛らしさを感じさせますよね。
ところで、このサンパチの2階席前方、おでこの部分には結構な範囲で窓がありません。
一体この部分の中身ってどうなっているのでしょうか。。。乗ってみて確かめたいですね!
KE A380 LDG 5
真横から正統派っぽくパチリ。
大きいです!
地面から垂直尾翼の先まで24.1mあります。
全長は73m。
こんな大きなマシンが空を飛ぶなんて。。。と思ってしまいます。
KE A380 LDG 6
タクシーウェイに入ってもまだスポイラーは立ち上がり、フラップは降ろされたままです。
「チャンス!」とばかりにアップで1枚。
A330やA340と同じように曲線美が目立ちますね。
KE A380 LDG 7
さぁ、ここからは離陸シーンです。
離陸滑走も終盤、M字に下反していた主翼も空気をつかみ始め、徐々に持ち上がります。
KE A380 TO 1
でもってエアボーン。
やっぱり右に傾いてます。
もしかしてこの機体の特性?!
KE A380 TO 2
LHやAF、SQのA380と違い、結構短い離陸滑走距離でエアボーン。
上昇角もやや大きめのような気がします。
傾きはピッチを安定させてから修正なんでしょうね。
KE A380 TO 3
航空科学博物館を背景に安定した上昇を開始。
そういえば、KEのA380の離陸をさくらの山で見るのは初めてでした。
それなのに、こりゃ、お腹しか見えないかも・・・と
KE A380 TO 4
ギアを格納し、ギアのドアを閉めている途中。
ACL(Anti Collision Light)がピカリと光る瞬間をとらえることができました。
KE A380 TO 5
さくらの山の横を通過する際、下からその顎と短い首の部分を拡大撮影。
KE A380 TO 6
雲一杯の空を飛んでいきました。
さて、例のアレ、見せてくれるでしょうか。。。
KE A380 TO 7
雲に入る寸前にちょこっとだけ見せてくれました!
大きな主翼の上が一瞬でボワっと白い水蒸気に包まれました。
主翼が大きいので水蒸気も豪快!
KE A380 TO 8
長い記事にここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
今朝は青空が広がり、空気も澄んでいて、さわやかな朝となっています。
10年前の今日、半年前の今日はこんなに穏やかに迎えられていなかったんですよね。
NYでは崩壊したWTCがモクモクと灰色の煙を上げているシーンがTVのニュースで報じられ、東北では津波に現れた被災地の状況が報じられていた朝でした。
あらためて犠牲となられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災地の方々の復興をお祈りいたします。