華麗に空を舞うNCAのジャンボ

「なぁんだ、NCAのジャンボか」
と言う声が聞こえてきそうですが、まぁ、そう言わずにご覧ください。
私も最初はそう思ってスルーしようとしていました。
NCAのジャンボはさっさと離陸して、さくらの山を通過する頃にはお腹しか見えない。。
というのが通例だから。。。
確かに離陸滑走距離は短く、上昇角も大きく、お腹しか見えませんでした。
NCAのジャンボ、Boeing747-400F(JA04KZ)、「NCA Pegasus」。
NCA B744F 1
一応、斜め後ろからのジャンボの上昇姿を。。。と思いましたが、やはりお腹しか写りませんでした。
次の離陸機に気持ちを切り替えようとレンズを向けるのをやめようかと思いましたが、
なぜか胸騒ぎ?!が。。。
NCA B744F 2
まずは右の主翼からボワっと。
NCA B744F 3
次に左の主翼からボワっと!
NCA B744F 4
白い水蒸気のヴェールを高く噴出します。
NCA B744F 5
そして、あとからボワっと噴出した左主翼のヴェールを先に引っ込めて、右の主翼だけ残します。
NCA B744F 6
再び、両方の主翼から一気に空高くボワーっと!!
NCA B744F 7
そして一気に引っ込める。
NCA B744F 8
まるでジュディ・オングさんの「魅せられて」のように、左右に広げた両手(両主翼)に持った白いヴェールをひらひらさせて上昇するNCAのジャンボ。
(もちろん、”ヴェール”とは例えて表現したもので、実際は”ヴェイパー”です)
ジャンボが華麗に空を舞っているようでした!!
レンズを向け続けて良かった!!
なんともいえない幻想的な光景でした。
左右でヴェイパーの発生の仕方がこんなに違うなんて!
「NCAのジャンボさん、ありがとうございました」という心境になりました。
やっぱり、いくら見慣れた飛行機でも、いくらお腹しか見えない飛行機でもちゃんと見てあげないといけませんね。
いつ、どんなシーンを見せてくれるか分かりません。
幸い、デジタルカメラになって、フィルムの枚数は気にする必要がなくなりました。
すべての飛行機を撮影し、あとから使いたいものだけ使えば良い。
そう実感した8月28日のさくらの山でした。
さて、シルバーウィーク前半の三連休が終わりました。
私は土曜日・日曜日の2日間、飛行機三昧でした。(土曜日は城南島・京浜島、日曜日は羽田空港第2ターミナル展望デッキ)
皆様はいかがお過ごしになられたでしょうか。
天気の良かった三連休とはうって変わった今朝の天気。
とっても涼しくて、雲が多く、時々雨模様。
体調管理が難しいですが、今日からの平日3日間、風邪などひかないようにお過ごしください。
そして後半の三連休、天気が回復することを祈りましょう!!