Boeing787のディテール

Boeing787をせっかく近くで見ることが出来たのですから、その細部にまで迫ってみたい!
と思いますよね♪
迫ってみました。
展望デッキで、目の前にいる飛行機に向けて望遠レンズを向けると、ファインダーの中にはその細部がでっかく迫ってきます。
まずは到着したばかりのコックピットの様子から。
キャプテンが両手で触っているのは、787のコックピットに新たに装備されたヘッドアップ・ディスプレイです。
コーパイ側にも見えますよね。オムスビ型の透明なガラスのようなもの。
コックピット窓
Boeing787のコックピットの窓は開けることが出来ません。
ということで、設けられたのがコックピット乗員用の緊急脱出口。
Boeing747のコックピットにあるのと同じような感じですね。
コックピット脱出口
これはアンチ・コリジョン・ライト(ACL)です。
従来の飛行機のアンチ・コリジョン・ライトはパトランプのフラッシュ版のようなもので、電球で光っていましたが、A380やBoeing787はLEDのようです。
点滅時間も比較的長く、高速連写すると1枚は必ずといっていいほど光っている写真が撮れます。
ACL
胴体後部背中、垂直尾翼の付け根にかけての部分です。
衛星通信用のアンテナを含め、いろいろなアンテナがくっついています。
垂直尾翼の右側(写真では向かって左側)には恐らくAPUの吸気口が開いています。
胴体後部背中
ものすごく極端なレイクド・ウィングチップ。 右翼と左翼。まるで鳥の翼の先端のようですね。
右翼 左翼
Boeing787のメインギア。
まだ新しいので銀色のパーツがピカピカしています。
メインギア
ロールス・ロイスのTrent 1000エンジン。
エンジン・スピナーの鳥衝突防止塗装は黄色だったんですね!
エンジン
ノーズギア。
結構シンプルなつくり?!
オレンジ色の車輪止めも真新しいもののようですね。
ロープも真っ白です!
ノーズギア
ノーズギアに取り付けられた、こちらも真新しいトー・バー。
ノーズギアとトー・バー
胴体後部側面です。
主翼付け根上面にあるアイシング確認のマーキング?!
斜めに書かれていますね。今までは翼弦に沿って、胴体と並行に描かれていたのですが。。
「Dream Liner」・「e-flight」、そして「ANA」のロゴがカッコいいです!!!
胴体後部
胴体前部に大きく書かれた「787」の文字。
カッコいい~!!
ANAの787への大きな期待を感じますね♪
787ペイント
主翼付け根前方です。
エア・インテークが二つ。一つはインテーク前の三角のドアのようなものが立ち上がってふさがれています。
どんな目的のインテークなんでしょうね。
主翼付け根
さて、Boeing787が82番スポットに移動されたあとも、嘗め回すようにBoeing787″ドリームライナー”を観察させていただきました。
もう一度、胴体の最後部、垂直尾翼と水平尾翼の付け根付近です。
「JA801A」のレジ番号と国旗がくっきりと描かれていますね。
胴体最後部
胴体中央部です。
シェブロン・ノズルのエンジン。
波打つその排気口はまるでカリメロの卵の帽子のようです。
胴体中央部
胴体前部。
既にお気づきかと思いますが、従来の飛行機には見られた胴体の”継ぎ目”が見えないですよね!
複合材料の使用によって長い胴体が一体化して造ることができるようになったんでしょうね。
そしてその胴体はセントレアからドリーム・リフターによって運ばれていたのでしょう。
その胴体が飛行機になって戻ってきたんですね!
胴体前部
そして再び、胴体の最前部、コックピット部分。
この”顔”は今までの飛行機には見られない顔です。
窓もよく見る6枚構成ではなく、4枚構成です。
曲面加工が可能になり、胴体のラインと一致するように作られていて、ツルンとしています。
胴体最前部
ちょっと多めの写真でしたが、スポットにやってきたBoeing787、82番スポットに展示されたBoeing787の細部に迫ってみました。
いやぁ~、Boeing787を間近に見ることが出来て嬉しかった!!
早く乗りたいですね!
電子カーテンってどんなだろう、Boeing767よりも横幅の広い機内ってどんなだろう、、
窓も従来の飛行機よりも1.6倍ほど大きくなったそうです。
そこから見る景色はどんなだろう、、、
乗りたい!