空飛ぶギリシャ神話
成田空港のジャンボで唯一の日本勢といえば”日本貨物航空(NCA)”。
そしてNCAのジャンボには8機すべてに愛称が付けられています。
愛称は社内公募で付けられているそうなのですが、すべてギリシャ神話に由来しています。
まずはJA04KZ、NCA Pegasus(ペガサス)です。
NCA Pegasusは機首部分の塗装が他のNCAの機体とは違い、緑色になってます。
成田空港のRWY34Lにランディングした瞬間。白煙がパッと上がります。
Pegasusは、ギリシア神話に登場する伝説の生物で、鳥の翼を持つ空を飛ぶ馬です。
星座にもなってますよね。
着陸後は空港北側の貨物ターミナルではなく、南側にタキシングして行きました。
数時間後の離陸シーンです。
離陸滑走中のNCA Pegasus。
空翔る翼を持つ馬、ペガサス!
そんなタイトルが似合うシーンです。
ジャンボのこの離陸直後の顔が好きなんですよねぇ。
翼を大きくしならせてペガサスは空を駆けて行きました。。。
次はJA01KZ、NCA Pleiades(プレアデス)です。
レジ番号からも分かるとおり、NCAのジャンボ1号機です。
プレアデスはギリシャ神話に登場する7人姉妹のこと。
星団の名前にもなっていますね。
プレアデス星団は私の星座である”おうし座”と共に天に輝いてます。
JA08KZ、NCA Aries(アリエス)。
NCAでもっとも新しいジャンボですね。
こちらも着陸の瞬間を撮影。
アリエスはアレースとも読まれるギリシア神話に登場する神の一人。
(オリュンポス十二神の一人)
戦を司る神様でそうです。
最後はJA06KZ、NCA Antares(アンタレス)。
こちらは離陸シーンです。
滑走路の中間点でまさにエアボーンしようとする瞬間です。
アンタレスは結構有名な星の名前ですよね。
さそり座に輝く明るい星です。
残念ながらこちらはギリシャ神話に登場する神様の名前ではありません(^_^;)
ギリシャ語で「火星(アレース)に対抗(アンチ)する」という意味だそうです。
アンタレスは地球から見て火星に近づくことがあり、その明るさから火星に対抗するという意味の名前が付けられたようですね。
この日はNCAの保有する8機のジャンボフレイターのうち、4機を見ることが出来ました。
このNCAがBoeing747-8Fを導入するのはいつごろなのか。。。
楽しみです!
さて、本日からまた名古屋出張生活が始まります。
今週は今日から2泊3日。
頑張ります!