【号外】ANAのBoeing787 3号機 JA805A デビュー

ANAのBoeing787の3号機が本日、羽田→北京線NH1255便としてデビューフライトを迎えました。
朝の7時に自宅を出発。羽田空港の第2ターミナル側P4に駐車して、モノレールでまずは国際線ターミナルの展望デッキへ行ってみました。
3号機は羽田空港国際線ターミナルの108番スポットにいました。
が、108番スポットは展望デッキの端っこよりも更に南側に位置していて、展望デッキからはその全容を撮影することが出来ませんでした(^_^;)
JA805A 1
Boeing787の3号機はJA805Aです。
あれ? 1号機はJA801Aで2号機はJA802A、3号機はJA803AじゃなくてJA805A。。。
JA803AとJA804Aはどうしちゃったんでしょうね。。。
JA805A 2
3号機は1号機・2号機とは違いANAの通常の塗装(トリトンブルー)ですが、
機首部分に「787」と大きな文字がペイントされています。
ANAのBoeing787に対する意気込みや期待、世界最初のBoeing787オペレータという自信を感じますね!
JA805A 3
NH1255便の出発時刻は9時25分。
ほぼ定刻に国際線ターミナルを出発したJA805AはA滑走路を横断し、H-TWYを通って我々の視界に飛び込んできました。
北京行きは北風の場合、RWY34Rからの離陸になります。
JA805A 4
沖留めされているBoeing747やAirbus A320を背景に、タクシーウェイを進んでいくJA805A。
JA805A 5
まもなく滑走路への入り口に到着です。
空港の南側には雲がたくさんありましたが、その雲間から覗いた太陽の光を受けて、
新品らしく、キラリと光っていました。
JA805A 6
いよいよ離陸滑走開始!
北風はやや強いですが、北京までのフライトなので燃料は国内線よりはやや多め、デビューフライトということで満席?!
それなりの重量があるでしょう。。。
長い離陸滑走距離と緩やかな上昇を期待。
城南島に展開中のフォロワーさん達もそう期待していたことでしょう。
JA805A 7
が、いつも見慣れている国内線のBoeing767と同じような滑走距離でローテーション。
まだ滑走路を半分も使っていません。
それにしても、ものすごい主翼の反り上がりです!!
これが見たかったんです!!
JA805A 8
そして滑走路の半分を示すマーキングの手前でエアボーン。
まるで大型の鳥、白鳥などが飛び立つシーンを見ているようです。
JA805A 9
そして、本日撮りたかったのはこの写真です!
JA805A 10
Boeing787の3号機、JA805Aは空港の北側に広がる真っ青な空に向けてしなやかに上昇して行きました。
JA805A 11
そしてギアを格納。
JA805A 12
雲の陰に入り、機体が暗く変化しましたが、ゆっくりと右旋回を開始。
JA805A 13
再び陽の当たる空間へ。
綺麗な右旋回です。。。
溜息がでるほど。。。
JA805A 14
ピカピカのJA805Aは北の方角へ上昇しながら飛び去って行きました。
JA805A 15
ようやくRWY34Rを離陸するBoeing787を見ることができました。
国内線はすべて羽田空港よりも南の地方へのフライトで、離陸はすべてRWY05です。
離陸シーンはなかなか見ること、撮ることが出来ませんでしたが、
ようやく、ようやく離陸シーンをしっかりと撮影できました。
嬉しかったぁ~!!
そして、この後、城南島で撮影していた仲間の皆さんと合流するために空港を撤収しました。
以上、本日のJA805Aのデビューフライトの様子を【号外】としてお届けしましたが、
臨場感を感じていただけましたでしょうか。
今後はこのBoeing787のフライトも日常の当たり前の風景になるんでしょうね。
楽しみが増えました。

KLM ASIAのジャンボ

私が海外の航空会社で好きなデザインの航空会社を3つ上げるとしたら、ルフトハンザとKLMとエールフランスでしょうか。
そのKLMのジャンボを本日は掲載したいと思います。
写真は昨年の12月23日に撮影したものです。
まずはRWY34Lへのランディングから。
接地の瞬間、メインギアが滑走路に接地していきなり静止状態から200km/h近いスピードで回転し始める瞬間、
タイヤが白煙を上げます。
KLM B744 1
KLMはKLMでもKLM ASIAと書かれたジャンボです。
昔のJAA(日本アジア航空)と同じように、台湾路線用に作られたブランドですね。
KLM B744 2
「City of Calgary」と書かれています。
てっきりKLM ASIAなので、City of Taipeiとか台湾の都市の名前かと思ったら、
カルガリー・・・カナダのアルバータ州の都市。カナディアンロッキーから東に約80kmにある都市の名前が付けられてます。
KLM B744 3
Boeing747-400の正面像。
やっぱり-400にはウィングレットが付いている方が良いですね!
王者が成田にやってきた・・・そんな感じがしました。
KLM B744 4
続いては離陸までのシーン。
数時間の日本滞在後、日本からのお客さんを乗せてRWY34Lへタキシング。
KLM B744 5
離陸滑走開始。
オランダのアムステルダム行きのKL862便です。
飛行時間はおよそ11時間35分。
約半日の長いフライトに向けての離陸です。
KLM B744 6
展望デッキのほぼ正面でローテーション!
ゆっくりとノーズギアが滑走路を離れます。
KLM B744 7
ノーズギアを上げたまましばらくそのまま滑走。
しばらくしてようやくメインギアが滑走路を離れ、ジャンボが空中に浮かび上がります。
「がんばれ、ジャンボ!」と
声をかけたくなりますね。
KLM B744 8
4つのエンジンから吹き出されるジェットで背景がにじみます。
離陸後のジャンボが美しく見える瞬間です!!
KLM B744 9
約12時間分の燃料を詰め込んだ主翼を大きくしならせてKLMのジャンボは上昇していきます。
「良いフライトを!」
このあと、このジャンボは日本列島を横断し、日本海からロシアへと進路を取り、
はるか遠い欧州のオランダ・アムステルダムへ向かうんですね。
“世界”とか”地球”を感じるひと時でした。
KLM B744 10
さて、本日はいよいよANAのBoeing787の3号機が国際線デビューします。
トリトンブルーの塗装ですが、機首部分に大きく”787”と書かれたプチ特殊塗装?!
今日はそのデビューフライトを撮影に行ってきます。
7時過ぎに自宅を出発、8時前には国際線ターミナルに到着してまずは108番スポットで出発準備中の787の三号機を撮影、その後9時頃には第2ターミナルの展望デッキに移動して、RWY34Rを離陸するのを待つ。。。。という予定です。