成田ランディング

成田空港で撮影した写真に戻ります。
今日はRWY34Lへのランディング特集です。
展望デッキから見ると、左手ちょっと遠めですが、ランディングの瞬間を見ることが出来ます。
飛行機のランディングの瞬間。
メインギアからパッと白煙が上がり、それまで静止状態だった車輪がいきなり200km/h近い高速で回転を始めます。
静から動への移り変わりが見られる瞬間です。
まずは早朝のシンガポール航空のBoeing777のランディングです。
以前はA380だったのですが、この日はBoeing777でした。。。
ちょっと傾いて接地したのでしょう。
右のメインギアの白煙は後方に流れ去ってますが、左のメインギアはまさに白煙が生まれたところです。
シンガポール航空 B777
FedExといえば、MD-11Fが多かったのですが、このBoeing777Fも徐々に増え始めてます。
このBoeing777Fも傾いて接地してますね。
右側の車輪からのみ白煙が上がり、左側はまだ接地してません。
FedEx B777F
オーストリア航空のBoeing777。
水色のエンジンと青色のお腹の飛行機。
こちらはちゃんと水平をキープし、両輪同時に接地してます。
オーストリア航空 B777
スイス航空のAirbus A340。
やはり4発機はいいですね!
“国際線”という感じがします。
既にメインギアはがっちりと滑走路面を掴み、エンジンはスラストリバーサーが作動してます。
このスラストリバーサーの開き方を見ると、コロッケさんのカツラを思い出します。
普通のカツラのように見えても、紐を引っ張るとパッと開いてはげ頭になるカツラ。。。
あの開き方に似てるように思うんです。
スイス航空 A340
SASスカンジナビア航空のAirbus A340のランディング。
まずは主翼から伸びた2本のメインギアが接地します。
メインギアが4輪とも接地すると同時に、センターギアが接地します。
スカンジナビア航空 A340
成田空港はA滑走路、B滑走路の2本での運用になり、両方でランディングとテイクオフが見られます。
どうやってA滑走路とB滑走路を振り分けているのか。。。
原則は1タミや貨物ターミナルを利用している航空会社はA滑走路で、2タミを利用している航空会社はB滑走路。。のようですが、
例外も結構あるようです。
B滑走路は2500m、A滑走路は4000mと長さが違うので、長い滑走路を希望するパイロットもいるようで、
リクエストされて、トラフィックの状況が許せば2タミ利用の航空会社でもA滑走路に降りることもあるように思います。
また、飛んできた方向によっても振り分けられることもあるように思います。
「思います」と書いたのは、今まで成田空港で飛行機を見ていて”そんな気がする”という推測だからです。
実際はどんなルールなんでしょうね。
そんなところに好奇心を持ち、調べたりするのも飛行機を楽しむ楽しみ方の一つですよね。
分かったときの納得感というか、知識が増えたときの喜びは格別です。
今日も太陽は拝めそうも無く、寒い1日になりそうです。
風邪の流行も広まってきた感じです。
皆様、お気を付けてお過ごしください!

Boeing777でBoeing787の練習?!

1月14日の朝。
9時25分発のBoeing787を撮影し、掲載しましたが、空港へはその1時間前に到着。
RWY34Rからの離陸機で離陸シーン撮影の練習を行いました。
Boeing787のRWY34R離陸はめったに見られません。
「失敗はできない!」
そんな緊張感もあり、Boeing787よりも胴体長の長いBoeing777でまずは練習。
レンズはTAMRONの200-500mm。
最小焦点距離の200mmだと、真横でフレームいっぱいになるかならないか。
そのあたりの感覚を確かめます。
まずは離陸開始位置。
光線はやや逆光気味。
それでも真っ黒にならないことを確認。
でも、展望デッキのワイヤーフェンスに太陽光が当たって光ってしまい、
フィルターのようになってしまうことが分かりました。
B777 1
真横になるちょっと手前。
Boeing777にしてはかなり短い離陸滑走距離でローテーションでした。
B777 2
Boeing777-200でも真横はフレームからはみ出してしまいました。
ということで、ちょっと真正面をとおりすぎたところで撮影。
エアボーン後の上昇もけっこう鋭いピッチでした。
「これはBoeing787だと、どうなるか・・・」
国際線でも北京行きということで、近距離。しかも機体重量は軽い。
このBoeing777と同じ感じになることは想像できました。
B777 3
ズームリングを一気にまわし、焦点距離を500mmまで伸ばして機首部分にピントを合わせます。
この間も飛行機の姿を捉えながら。。。
Boeing777の主翼の反り上がりも美しいですが、Boeing787ならもっと美しいはず。。。
B777 4
そしてその後直ぐに機体全体、主翼の端から端までがフレームに入るようにズームを調整。
Boeing777も主翼を反り上がらせながら上昇する姿が美しい飛行機。
主翼の上面や胴体の上に光はちゃんとあたり、順光で綺麗に撮影でいることが確認できました。
B777 5
こうしてBoeing777でBoeing787のRWY34Rからの離陸をシミュレーションし、確認しました。
第2ターミナルの展望デッキの前にはエプロンが広がり、滑走路との間には夜間照明灯もたくさんあります。
滑走路が広く見えるポイントやどの照明灯の間でローテーションか、エアボーンか。。。
それらを確認して、Boeing787の離陸に備えました。
羽田空港はトラフィックが多いので、こうして本命の飛行機の撮影の前に、他の飛行機で練習できるから良いですよね!
練習台になっていただいた飛行機に感謝です。
決して軽んじているわけではありません!!

787祭りの余韻・・・

昨日はBoeing787の3号機、JA805Aのデビューフライトで盛り上がりましたが、
夜には”JA807Aがシアトルからフェリーされてくる”ということで、再びプチ祭り状態に。
飛行機写真仲間で手持ちで夜の流し撮影がとっても上手なパパさんが車で迎えに来ていただけるということで、『夜の撮影の練習』のつもりで行ってきました。
(実はかなり真剣に良い写真を撮りたい!と気合十分だったのですが、帰宅後に撮影した写真を見てなえちゃいました^^;)
超ゆっくり動いている飛行機である程度明るい場所にいる飛行機なら何とか見られる程度には撮ることができるんですが、滑走路を滑走している飛行機はおろか、タクシーウェイを走行している飛行機は全くダメでした。。。。
手持ちでシャッタースピード1/20というのがそもそも無茶なんでしょうか。
ということで、とりあえずランプエリア(明るいところ)に入ってきたBoeing787の1号機と2号機の写真を「夜の撮影に行ってきました」という証拠写真として掲載させていただきます。
午前中のJA805Aの美しい離陸シーンの余韻に浸りながら羽田空港の第2ターミナル展望デッキに出てみると先に岡山から戻ってきたJA802Aがスポットの移動を行っていました。
20時40分に広島からJA801Aが戻ってくるのでその場所を空けるようです。
JA802A 1
どこか遠くのスポットに連れて行かれるのかと思っていたら、隣のスポットにスライドしただけでした。
アンチ・コリジョンライト(ACL)がとてもまぶしいです。
従来の飛行機とは違いBoeing787のACLは点灯している時間が長く、明るいような気がします。
確かに上空では何kmも間隔をあけて飛ぶ飛行機同士がお互いに気がつく赤の点滅ですから、明るくなきゃダメですよね。
JA802A 2
そしてJA801Aが広島から戻ってまいりました。
ランプエリアへの入り口付近はまだ暗く、この段階でもうブレちゃってます。
寒さに震えていたから・・・
JA801A 1
先ほどまでJA802Aが居た65番スポットへと進んできます。
昼間はわかりにくいですが、翼端灯がはっきりと見えます。
左翼が赤で右翼が緑。
左右の色が違うことで、夜でも相手が向かってくるのか、同じ方向に進んでいるのかがわかります。
JA801A 2
顔だけが白く浮かび上がったBoeing787の正面顔。
離着陸の時は、反り上がる主翼とともに精悍な顔つきに見えますが、
こうして夜に顔だけ見てみるとなんとなく愛嬌のある顔をしているんですね。
JA801A 3
1日の仕事がもうすぐ終わります。
照明に照らされたスポットにゆっくりと入ってきました。
これくらい明るく、ゆっくりとした動きだと夜でも撮影できるんですよね。。。。
JA801A 4
さて、そもそもの目的だったJA807Aはどうだったかというと、
「全滅」
でした。
JA807AはNH9397便として日本時間の11時半過ぎにアメリカのシアトルのペインフィールド(エバレット工場のある空港)を出発したANAのBoeing787の4号機は9時間43分かけて羽田空港にフェリーされてきました。
北太平洋航路をフライトしてくるので、着陸はRWY34Rだろうということで第2ターミナルの展望デッキで待っていたのですが。。。。
着陸後、第2ターミナルの前のタクシーウェイをANAハンガーに向かうところで撮影した写真を「証拠写真」として掲載します。
とりあえず、ノーマルなANAのトリトンブルーの塗装のBoeing787だというのが分かります(^_^;)
1号機・2号機は特別塗装機ですし、3号機は通常塗装に「787」の大きな文字入りです。
この4号機ももしかしたらデビューまでに「787」の大きな文字が書かれるのかも知れませんね。
写真はご覧のとおり、地上透過が”への字”になっていてブレブレです。
まぁ、地上の明かりたちもJA807Aの到着を笑顔になって喜んでいると理解していただければ・・・・
JA807A 1
最後におまけ。
撤収するころになってモヒカンのBoeing767が戻ってきました。
夜ならコックピットの奥も見えるかな・・・と撮影。
CAさんが「お疲れ様でした~」とコックピットに入ってくるところは撮影できませんでしたが、とりあえず1枚。
モヒカンジェットの塗装もかなりくたびれてきましたね。
そろそろ塗り替えの時期になるのではないでしょうか。
モヒカンでお色直しか通常塗装に戻すのか。。。
モヒカン
以上が昨日の夜の羽田空港で撮影した写真の一部です。
実は、午前中に羽田空港を飛び立ったJA805Aも同じ時間帯に北京から戻ってきたらしいのですが、第2ターミナルに居た私たちからはその姿を拝むことはできませんでした。
JA805Aが見られれば、ANAの4機のBoeing787完全制覇!となったのですが。
まあ、JA805Aは下の記事に掲載してあるということで、一応ブログの”ページとしては”4機完全制覇?!
それにしても夜の飛行機撮影は本当に難しいです。
やはりそれなりの三脚は必要なのでしょうか。
手持ちでシャッタースピード1/20とか1/30は無理なのか。。。。
開放f値は5.6じゃ厳しい?! やっぱりf2.8は欲しい?!
課題ばかりが残った夜でした。

【号外】ANAのBoeing787 3号機 JA805A デビュー

ANAのBoeing787の3号機が本日、羽田→北京線NH1255便としてデビューフライトを迎えました。
朝の7時に自宅を出発。羽田空港の第2ターミナル側P4に駐車して、モノレールでまずは国際線ターミナルの展望デッキへ行ってみました。
3号機は羽田空港国際線ターミナルの108番スポットにいました。
が、108番スポットは展望デッキの端っこよりも更に南側に位置していて、展望デッキからはその全容を撮影することが出来ませんでした(^_^;)
JA805A 1
Boeing787の3号機はJA805Aです。
あれ? 1号機はJA801Aで2号機はJA802A、3号機はJA803AじゃなくてJA805A。。。
JA803AとJA804Aはどうしちゃったんでしょうね。。。
JA805A 2
3号機は1号機・2号機とは違いANAの通常の塗装(トリトンブルー)ですが、
機首部分に「787」と大きな文字がペイントされています。
ANAのBoeing787に対する意気込みや期待、世界最初のBoeing787オペレータという自信を感じますね!
JA805A 3
NH1255便の出発時刻は9時25分。
ほぼ定刻に国際線ターミナルを出発したJA805AはA滑走路を横断し、H-TWYを通って我々の視界に飛び込んできました。
北京行きは北風の場合、RWY34Rからの離陸になります。
JA805A 4
沖留めされているBoeing747やAirbus A320を背景に、タクシーウェイを進んでいくJA805A。
JA805A 5
まもなく滑走路への入り口に到着です。
空港の南側には雲がたくさんありましたが、その雲間から覗いた太陽の光を受けて、
新品らしく、キラリと光っていました。
JA805A 6
いよいよ離陸滑走開始!
北風はやや強いですが、北京までのフライトなので燃料は国内線よりはやや多め、デビューフライトということで満席?!
それなりの重量があるでしょう。。。
長い離陸滑走距離と緩やかな上昇を期待。
城南島に展開中のフォロワーさん達もそう期待していたことでしょう。
JA805A 7
が、いつも見慣れている国内線のBoeing767と同じような滑走距離でローテーション。
まだ滑走路を半分も使っていません。
それにしても、ものすごい主翼の反り上がりです!!
これが見たかったんです!!
JA805A 8
そして滑走路の半分を示すマーキングの手前でエアボーン。
まるで大型の鳥、白鳥などが飛び立つシーンを見ているようです。
JA805A 9
そして、本日撮りたかったのはこの写真です!
JA805A 10
Boeing787の3号機、JA805Aは空港の北側に広がる真っ青な空に向けてしなやかに上昇して行きました。
JA805A 11
そしてギアを格納。
JA805A 12
雲の陰に入り、機体が暗く変化しましたが、ゆっくりと右旋回を開始。
JA805A 13
再び陽の当たる空間へ。
綺麗な右旋回です。。。
溜息がでるほど。。。
JA805A 14
ピカピカのJA805Aは北の方角へ上昇しながら飛び去って行きました。
JA805A 15
ようやくRWY34Rを離陸するBoeing787を見ることができました。
国内線はすべて羽田空港よりも南の地方へのフライトで、離陸はすべてRWY05です。
離陸シーンはなかなか見ること、撮ることが出来ませんでしたが、
ようやく、ようやく離陸シーンをしっかりと撮影できました。
嬉しかったぁ~!!
そして、この後、城南島で撮影していた仲間の皆さんと合流するために空港を撤収しました。
以上、本日のJA805Aのデビューフライトの様子を【号外】としてお届けしましたが、
臨場感を感じていただけましたでしょうか。
今後はこのBoeing787のフライトも日常の当たり前の風景になるんでしょうね。
楽しみが増えました。

KLM ASIAのジャンボ

私が海外の航空会社で好きなデザインの航空会社を3つ上げるとしたら、ルフトハンザとKLMとエールフランスでしょうか。
そのKLMのジャンボを本日は掲載したいと思います。
写真は昨年の12月23日に撮影したものです。
まずはRWY34Lへのランディングから。
接地の瞬間、メインギアが滑走路に接地していきなり静止状態から200km/h近いスピードで回転し始める瞬間、
タイヤが白煙を上げます。
KLM B744 1
KLMはKLMでもKLM ASIAと書かれたジャンボです。
昔のJAA(日本アジア航空)と同じように、台湾路線用に作られたブランドですね。
KLM B744 2
「City of Calgary」と書かれています。
てっきりKLM ASIAなので、City of Taipeiとか台湾の都市の名前かと思ったら、
カルガリー・・・カナダのアルバータ州の都市。カナディアンロッキーから東に約80kmにある都市の名前が付けられてます。
KLM B744 3
Boeing747-400の正面像。
やっぱり-400にはウィングレットが付いている方が良いですね!
王者が成田にやってきた・・・そんな感じがしました。
KLM B744 4
続いては離陸までのシーン。
数時間の日本滞在後、日本からのお客さんを乗せてRWY34Lへタキシング。
KLM B744 5
離陸滑走開始。
オランダのアムステルダム行きのKL862便です。
飛行時間はおよそ11時間35分。
約半日の長いフライトに向けての離陸です。
KLM B744 6
展望デッキのほぼ正面でローテーション!
ゆっくりとノーズギアが滑走路を離れます。
KLM B744 7
ノーズギアを上げたまましばらくそのまま滑走。
しばらくしてようやくメインギアが滑走路を離れ、ジャンボが空中に浮かび上がります。
「がんばれ、ジャンボ!」と
声をかけたくなりますね。
KLM B744 8
4つのエンジンから吹き出されるジェットで背景がにじみます。
離陸後のジャンボが美しく見える瞬間です!!
KLM B744 9
約12時間分の燃料を詰め込んだ主翼を大きくしならせてKLMのジャンボは上昇していきます。
「良いフライトを!」
このあと、このジャンボは日本列島を横断し、日本海からロシアへと進路を取り、
はるか遠い欧州のオランダ・アムステルダムへ向かうんですね。
“世界”とか”地球”を感じるひと時でした。
KLM B744 10
さて、本日はいよいよANAのBoeing787の3号機が国際線デビューします。
トリトンブルーの塗装ですが、機首部分に大きく”787”と書かれたプチ特殊塗装?!
今日はそのデビューフライトを撮影に行ってきます。
7時過ぎに自宅を出発、8時前には国際線ターミナルに到着してまずは108番スポットで出発準備中の787の三号機を撮影、その後9時頃には第2ターミナルの展望デッキに移動して、RWY34Rを離陸するのを待つ。。。。という予定です。

Boeing757

3発機のMD-11Fと同様に、羽田空港ではめったにお目にかかれないけど成田では見られる飛行機としてBoeing757があります。
Boeing757はBoeing767と同じ時期に開発されたナローボディの旅客機。
成田空港ではデルタ航空がたくさんのBoeing757を路線に投入しています。
これから離陸するため、RWY34Lへ向かうデルタ航空のBoeing757-200(N541US)です。
大きめのエンジンを主翼からぶら下げているので細い胴体の割に長い脚になってます。
DL B757 1
コックピットもBoeing767とほとんど共通ということで、細い胴体の割には大きなコックピットの窓になってるように見えます。
Boeing737と違い、細身でスマートな姿形ですよね!
DL B757 2
その横顔をアップで。
乗降ドアも巾が狭いので、ドア開閉ハンドルが斜めにつけられています。
これも巾が狭いBoeing757用のドアハンドルを別個に開発せずに、他の機体と部品を共通化したから?!
DL B757 3
成田空港のRWY34Lを離陸!
小さく、軽そうな機体は短距離の離陸滑走で軽々とエアボーン。
DL B757 4
「日本」の文字の上を上昇するBoeing757。
飛行機の斜め後ろ姿も良いですが、離陸を斜め前から見るのはもっと良いです!
DL B757 5
展望デッキの前を通過するころにはもう地上の景色と一緒にフレームに入らないほどの高度。
AirbusのA330やA340は美しい飛行機だと何度もこのブログで書いていますが、Boeingでも
Boeing757は美しいといっても良いのではないでしょうか。
DL B757 6
毎朝毎朝、「この冬一番の寒さ」という言葉が聞かれますが、今朝も冷えてますね!
東京で0.1度?!
ちょっと風が吹けば体感温度は氷点下ですね!
寒さと乾燥・・・・風邪をひきやすい条件が整った感じです。
皆様、体調管理に十分に気を付けてお過ごしください。
さて、明日の午前中にいよいよANAのBoeing787の3号機が路線に投入されます。
1号機・2号機とは違うデザインで、通常のANAのトリトンブルーの塗装ですが、機首部分には
1号機・2号機と同じように”787”の大きな文字が書かれたデザインのようです。
就航路線は羽田-北京で、明日の9時25分発のNH1255便です。
私は羽田空港の第2ターミナル展望デッキで撮影しようかと計画しています。
現在ANAで就航しているBoeing787は岡山・広島便で、北風の多いこの時期はRWY05から離陸することがほとんど。
展望デッキからその離陸シーンを撮影するには超望遠が必要なんですよね。
明日の北京便はおそらくRWY34Rからの離陸になるでしょう。
第2ターミナル展望デッキの前を離陸するBoeing787を期待してます!
城南島もにぎわうでしょうね。
国際線である程度燃料を搭載し、デビュー便ということで満席でしょう。それなりの重さで風も
弱いとなると、離陸滑走距離も長く、城南島からは離陸から島の北側を大きく右旋回するシーンを見られるのでは。。。。と期待されます。
明日の午後や明後日の朝の各ブログには展望デッキ隊、城南島隊、中央防波堤隊それぞれが撮影したB787 3号機の写真でにぎわうことでしょうね!

FedExのMD-11Fをじっくりと観察

羽田空港では見られなくなった3発機。
成田空港でもめっきりと数を減らしてきました。
FedExもMD-11FからBoeing777Fへ切り替わり始めているようです。
そのFedExのMD-11Fの姿をよーく見てみました。
まずは早朝の貨物機到着ラッシュの中、RWY34Lへ着陸したMD-11F。
機体が朝日を受けてオレンジ色に染まっていて美しいです。。
早朝に出かけてよかった!と思う瞬間です。
FedEx MD-11F 1
真横からその全体像をしっかりとみてみます。
垂直尾翼に装備されている第2エンジンが大きな特徴。
そして大きく上反した小さな水平尾翼。
この小さな水平尾翼がMD-11Fの操縦を難しくしているとか、いないとか。。。。
FedEx MD-11F 2
トーイング中のMD-11Fをじっくりと観察してみます。
まず、このトーイングトラクターが珍しいですよね。日本には無いタイプです。
そしてDC-10時代からとても気になっているこの大きなコックピットのサイド・ウィンドウ。
パイロットの腰から上が見えそうです。
左右の視界はとっても良いのでしょうね!
FedEx MD-11F 3
ME-11Fの主翼に装備されているエンジン。
主翼から結構前に突き出すような形で取り付けられているんですね。
FedEx MD-11F 4
MD-11Fのもう一つの特徴である、翼端のウィングレット。
特徴的なのは上下につけられている点です。
上向きのウィングレットはよく見かけますが、下向きの小さなウィングレットはMD-11Fだけではないでしょうか。
そして、胴体真ん中から伸びている2輪のメインギア。
真ん中のメインギアは垂直というよりも前に突き出すような形でちょっと斜めに伸びているんですね。
FedEx MD-11F 5
そして尾翼部分。
垂直尾翼の付け根ではなく、途中にエンジンを取り付けるなんてすごい発想ですよね。
エンジンを垂直尾翼が串刺しにしているようです。
大きな上反角で取り付けられた水平尾翼もポイントですね。
水平尾翼はDC-10よりも30%近く面積が小さくされているそうです。
FedEx MD-11F 6
成田空港でFedExのMD-11Fの離陸を撮影するのは非常に難しいんです。
なぜなら、短い離陸滑走距離でエアボーンし、急角度で戦闘機のように上昇していくからなんです。
この日もこんな感じで一気に上昇していきました。
ものすごい角度ですよね。
FedEx MD-11F 8
展望デッキの前を通過することにはこの高度。
さくらの山の横を通過するときにはすでに”上空”状態。。。
FedEx MD-11F 9
MD-11F。。。現在、日本で見られる唯一の3発機。
3発機でもう1機有名なのはL1011トライスターだと思いますが、世界ではまだ現役で使っている航空会社があるようですが、日本には飛来していません。
あと、Boeing727も有名な3発機ですが、こちらはプライベートジェットとしてごくたまに日本でも目撃されるようです。
昨年末にも羽田空港にいたとか。。。
双発機中心の旅客機界ですが、私はやっぱり3発以上の飛行機の方が好きですねぇ。。。
本日はこの冬一番の寒さだそうです。
風邪も流行しているようですので、健康管理に気を付けてお過ごしください。
名古屋のホテルの部屋からの更新でした。

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