プチ・ボーイング787祭り

昨日、2月25日はセントレアへ行き、JALのBoeing787フライトトレーニングの様子を撮影してきました!
“JALの”といっても、JALのBoeing787はまだ納入されていません。
今回のフライトトレーニングはBoeing社のBoeingカラーのBoeing787で行われていました。
当ブログ史上最大の23枚という大量の写真を掲載しますが、お付き合いください。
当日は心配されていた雨も降らず、朝のうちは前日までの暖かさが残っていました。
が、BR(もや)が出ていて、視程は最悪。。。 
そのような中、朝のうちにセントレアを出発し、新潟手前でUターンしたBOE005はRWY36にアプローチしてきました。
BOE005 1
初めて見るBoeingカラーのBoeing787。
うーん、シンプル。
BOE005 2
着陸後の斜め後ろから見たBoeing787。
エンジンに”GE”のロゴか描かれています。
ANAのBoeing787はロールス・ロイスのTrentエンジンですが、JALはBoeing787のエンジンにゼネラル・エレクトリックのGEnx (General Electric Next-generation)を装備する予定です。
今回のフライトトレーニングに使用される機材もそのGEnxエンジンを装備していました。
BOE005 3
今回のBoeing787のおき場所はこちら。
貨物エリアの端っこです。。。
展望デッキからは手前の黄色い飛行機がじゃまで垂直尾翼と背中が見えるだけ。。。
BOE005 4
しばらくしてからまたトレーニングに出発です。
貨物エリアの端っこからタキシングしてRWY36に向かいます。
展望デッキの先端付近にいる私たちの目の前を通過しますね!!
BOE005 5
あらためまして、ボーイングカラーのBoeing787でございます。
エンジンはGEnx。
ANAのBoeing787のトレントエンジンと違いは聞き取れませんでした。
形状がほとんど同じに見えます。形状でエンジンの音って決まるのでしょうか。。
BOE005 6
今回の一連のトレーニングにおけるコールサインはBOE005(Boeing005)
客室窓の先頭の1つが赤い何かの試験装備のように見えます。
こういうところがテスト機っぽいですよね。
BOE005 7
BoeingのロゴとエンジンのGEのロゴ!
BOE005 8
今後じっくりと並べて見たいですが、GEnxもシェブロンノズルで、RRのトレントエンジンと形状が同じように見えます。
エンジンパイロンの形状がちょっと違う?!
比較はまた後日・・・
BOE005 9
いよいよこの日2度目の離陸です。
相変わらず視程は悪いまま。
寒くても良いから冬のセントレア名物の強い北風が吹いてくれないかなぁとのんきに思っていました。このときは。。。
BOE005 10
乗客を乗せていないし、燃料もそれほど多くは積んでいないでしょう。
エアボーンも早いはず。
しかし、その瞬間はものすごい人が殺到する展望デッキ先頭付近では撮影できませんでした。
BOE005 11
離陸上昇中のBoeingカラーのBoeing787。
<その1>
BOE005 12
<その2>
Boeingのロゴも見えるし、レジ番号も見えるし、「Dream Liner」の文字も入っているし、エンジンのGEのロゴも入っている。
うん、OK。
BOE005 13
でもって、そのBOE005はしばらくしてセントレアに戻ってきました。
朝のフライトは途中までFR24で追跡できていたのですが、2度目のフライト以降はFR24には映りませんでした。
BOE005 14
このBOE005の着陸する時間当たりから風が強く吹き始めていて、展望デッキのフェンスも不気味な音を立てていました。
BOE005、ランディング直前に左右に揺れているのがファインダー越しにもはっきりと分かりました。
操縦している訓練生のPさん、大変だろうな。。。。と思いながら。
BOE005 15
接地後も大きく傾いたりしてました。
左翼の先端が見えるのは、Boeing787の翼がしなっているからというより、メインギアの接地状態を見ていただければ分かるように、左翼を上にしてやや傾いているからです。
BOE005 16
無事にRWY36にランディング!
今回もFull Stopです。
タッチアンドゴーはやらないのかな・・・と情報を収集しました。
Twitterでは「訓練は実施するもののタッチアンドゴーは視程等天候状況次第」といった情報が発信されていました。
BOE005 17
さて、私のセントレア滞在のリミット時刻が迫る15時前後にタッチアンドゴーの訓練が行われました。
動画であれば、着陸後再び加速して離陸する様子がお見せできるのですが、写真では普通の着陸と離陸にしか見えません(^_^;)
とはいえ、その離陸はやや普通と違っていたので、そこを紹介します!
着陸後、スラストリバーサーは作動させず、そのまま離陸のプロセスに移行します。
BOE005 18
滑走路も普通の離陸の時はその全てを離陸のために使いますが、タッチアンドゴーでは着陸のために使った分、離陸に使える分が少なくなります。
エアボーンする位置もかなり滑走路の先端に近い部分になります。
展望デッキの先端、そして滑走路の中央部分をかなり過ぎてからゆっくりとローテーション!
BOE005 19
そしてエアボーン。
機首を引き上げるというよりも主翼に蓄積されてきた揚力が重力に打ち勝って、
翼が機体を空気のじゅうたんに載せているというような感じのエアボーンです。
離陸というより浮揚という言葉が似合うエアボーン。
BOE005 20
加速することがとにかく重要。
ピッチを上げず(迎角を大きくせず)に加速します。
エンジンブラストがちょっとだけ見えますね!!
BOE005 21
所定の速度まで加速できたのでしょう。
Boeing787はいつもどおりの上昇プロセスへ!!
BOE005 22
この頃になるとものすごく強い北風が吹いていて、手足の先はしびれるは、体の芯から冷えるはで大変でした。
がおかげで視程はかなり回復し、タッチアンドゴーの訓練を行うBoeing787の姿は場周経路含めて全て視認できました。
アプローチ機や離陸機がいるときにはダウンウィンドで待機旋回するなど、普段見られない光景でした。
BOE005 23
こうして15時過ぎに本格的なタッチアンドゴーの訓練が行われ、展望デッキも大勢の航空ファンでにぎわっていたのですが、私は新幹線の時刻が迫っていてセントレアを離れなければなりませんでした。。。
大量の写真を一挙に公開してしまいましたが、短い時間で何度も離着陸を見られるという貴重な体験の様子が伝わりましたでしょうか。。。
ところで、「カメラを持っていっていないのにどうして。。。?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
実は、名古屋にお住まいのharu_airさんにharu_airさんの大切なカメラをお借りして撮影することがかないました。
haru_airさんのブログ「haru_desu」にもとっても素敵なBoeing787の写真がたくさん掲載されてます。
haru_airさんにはこの場をお借りして御礼申し上げます!
本当にありがとうございました。