ANAのBoeing787をじっくりと見てみる

BoeingカラーのBoeing787の横にはANAのBoeing787(JA805A)が駐機していました。
Boeing787の競演・・・
2機を一緒に1枚の写真に収めたかったのですが、金網越しではかないませんでした(^_^;)
ということで、昨日と今日の2日に別々に掲載することにしました。
今日はANAのBoeing787の出番です。
せっかく近くに行くことができたので、接近写真をご覧下さい。
まずは斜め前からの写真。
まだ新品のBoeing787、ピカピカです。
胴体部分に左翼やエンジンが映りこんでいます。
ANA B787 斜め前
ノーズギアを正面からじっくりと見てみます。
いいですねぇ~♪
ANA B787 ノーズギア
ノーズギアとメインギアを一緒に入れてみました。
主翼付け根の膨らみが肉感的です。。。
今までの飛行機の地上電源の接続口は機体右側にありましたが、Boeing787は左側にあるんですね。
ANA B787 ギア
そして主翼から伸びているメインギア。
Boeing777やBoeing767よりもシンプルな構造に見えます。
ANA B787 メインギア
サメの口。
客室内を循環させる空気の取り入れ口とそのエア温度調整用の冷却用空気取り入れ口ですね。今までの飛行機では機内の空気はエンジンから取り込んだ空気を一部取り出して循環させていましたが、Boeing787ではこの取り込み口から取込んでいます。室内空気のほとんどを循環して再利用出来るため、客室内の湿度を従来よりも高くする事が可能となりました。
ANA B787 吸気口
Boeing787のおでこ。
結構丸いんですね。
コックピット・クルー用の非常口が付いています。
ちゃんと日本語で「出口」って書かれているんですね。
ANA B787 おでこ
Boeing787の顔。
今回の写真のお気に入りの1枚。
ANA B787 顔
Boeing787のTrent 1000エンジンとメインギア。
ブログの読者の皆様はもうTrent 1000エンジンとGEnxエンジンの違いは直ぐに分かりますよね!
このTrent 1000エンジンのタービンブレードには銀色の縁取りがありません。
ANA B787 エンジンとメインギア
2本のピトー管とコックピット床下へ入り込むハッチと「ETOPS」の文字。
タラップ車を用いずに飛行機に乗り込む時にはこのハッチを空けて、床下から機内に入ります。
ETOPSとはExtended-range Twin-engine Operation Performance Systemの略で双発機が洋上を飛行する際の制限のことです。
“ETOPS60″、”ETOPS120″、”ETOPS180″などいくつかレベルがあります。
双発機のエンジン1基が停止した際、緊急着陸することになりますが、その代替空港までのルートは代替空港への時間で制限されていて、その時間がこの数字です。(単位は分)
ANA B787 ピトー管
Boeing787の”あご”。
ピトー管に似た2本のセンサーが付いていますね。
また、ノーズギア格納部の前方にも小さなハッチが見えます。
ANA B787 あご
2日間に渡ってBoeing787の接近画像をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
グランドレベルで最新鋭機を見るという機会はなかなか無いので、私も興奮して撮りました!
さて、今週の名古屋は本日から金曜日までです。
明日の朝からは名古屋のホテルからの更新になります。
寒さもだいぶ和らぎ、春の気配を感じます。
それと同時に花粉症の気配も。。。。