トーイング・トラクター(towing tractor)
大きな飛行機を押したり・引っ張ったりする力持ちの車、トーイング・トラクター(もしくは、トーイング・カー)。
今日はそのトーイング・トラクターに注目してみました。
トーイング・トラクターにもいろんな種類、いろんなシーンがあるんですね。
まずはプッシュバック(飛行機をスポットから押し出す)シーンと、飛行機をスポットに連れてくる(引っ張ってくる)シーン。
新鶴丸のBoeing767を引っ張っているのはハイ・スピード・トーイング・トラクターで、前輪をすっぽりと抱え込んでいます。
Boeing787をスポットに連れてきたトーイング・トラクター。
トーイング・トラクターには二人乗っています。
スポットの手前に来るとこのうち1名が降りて、誘導します。
1枚目の写真に写っていたハイ・スピード・トーイング・トラクターが前輪を抱え込んでいるところ。
トー・バー(tow bar)で連結されていない分、連結部に負担(荷重)が掛からないのでスピードが出せるのでしょう。
これから、トーイング・トラクターが切り離されます。
前輪後部のドア(というかゲート?)が開きます。
ドア(というかゲート?)が完全に開き、前輪が地面に付いたところ。
完全に切り離されました。
再び、Boeing787を引っ張るトーイング・トラクター。
このトーイング・トラクターは初めて見ました。
FedExのMD-11Fを牽引するトーイング・トラクター。
羽田では見たことの無いタイプですね。
こちらも前輪を抱え込んでいるようです。
Airbus A380をプッシュバックするトーイング・トラクター。
A380を押すことができるトーイング・トラクターはまだ数が少ないようですね。
あと、面白いことに、トーイング・トラクターが飛行機をプッシュバックするとき、飛行機を右に曲げるか左に曲げるかでちゃんとウィンカーを出すんです。
下の写真もちゃんと右ウィンカーを点滅させてます。
ヴァージン・アトランティックのAirbus A340をプッシュバックしているところ。
なんか、トーイング・トラクター自信もでかいです。。。
セントレアにて。
昔のトーイング・トラクターといえば、この形を思い浮かべます。
長方形の弁当箱のような形で、プッシュバックの時に運転席がちょこっと持ち上がるタイプ。
スターアライアンスの仲間同士、日本ではルフトハンザの地上ハンドリングはANAがサポートしてます。
ANAジャンボ!
ジャンボがいなくなっても、このトーイング・トラクターはずーっと使われるんだろうなぁ
懐かしい色が塗られたトーイング・トラクター。。。
セントレアで発見。まだまだ現役で活躍中です。
こちらも懐かしいデザインです。
このデザインの飛行機は既に全て退役してしまいました。。。
空港に行ったら、こんなところに注目してみるのも楽しいものです。
今日は”飛行機”というより、”車”に注目した記事にしてみました。