飛行機のお尻特集、最終回

飛行機のお尻の写真特集の最終回は、Boeing737、Boeing767、そしてMD-90です。

どれも昨年まではとてもたくさん飛んでいて、「居て当たり前」の飛行機ばかりで、ほとんど注目しませんでしたが、

今日は「お尻」に着目して、じっくりと見てみます。

まずは日本トランスオーシャン航空(JTA)のBoeing737-400から。

通称「マブヤージェット」と呼ばれている飛行機ですね。

B737-400

沖縄を舞台に活躍している日本トランスオーシャン航空の次は、北海道を舞台に活躍しているエアドゥのベアドゥ。

Boeing737-500(JA8196)です。

-400と-500の違いは”胴体の長さ”。

-400の胴体を5mほど短くして航続距離を稼いでいるのが-500です。

普通、ダッシュ番号が大きくなると”長くなる”イメージがありますが、ここは短くなっているんですね。いつも間違えてしまいます(^_^;)

B737-500

お次はANA(AIR NIPPON)のBoeing737-700です。

ここからは第3世代のいわゆるNG(New Generation)になります。Boeing777の最新技術がふんだんに取り込まれ、

コックピットはグラスコックピット化され、主翼の幅や面積も大きくなってます。

また、最大の外見上の特徴として主翼端にオプションでウィングレットを取り付けることもできます。

写真は「カンフーパンダ」のラッピングを施したBoeing737-700(JA09AN)です。

B737-700 1

上の写真、右サイドは中国語で書かれていますが、左サイドは「成田⇔成都」と日本語表記になってます。

中国語では”東京”なのに、日本語だと”成田”?!

B737-700 2

ところで、ここまで見てきて何か気付きましたでしょうか?

Boeing737の-400、-500ではテールの穴が1つでしたが、-700や次の-800では穴が2つあるんです。

STAR ALLIANCE塗装のBoeing737-800(JA5AN)の写真をじっくりと見てみてください。

下の穴はAPUの排気口だと思うのですが、上の穴は何のためにあるのでしょう。。。 APUの吸気口?!

(以前、記事にしたような記憶が。。。コメントで答えをいただいたような記憶も。。。 探してみます)

B737-800

展望デッキで飛行機を見ている人々を笑顔にするBoeing737。

チェジュ航空のBoeing737-800(HL8234)です。

このオレンジ色の垂直尾翼に描かれた笑顔でウィンクをするデザインには癒されます。

チェジュ

まもなく姿を消すであろうサンアークのBoeing737-800。

昨日(7月14日)に久しぶりに羽田空港の第1ターミナル展望デッキに行ってみて驚いたのですが、サンアークよりも

鶴丸の方が多いんです。大体2/3は鶴丸塗装になってます。

サンアークが珍しくなるのは時間の問題という気がしました。

JALのBoeing737-800では垂直尾翼と同様、ウィングレットにもサンアークが描かれていて、こうしてみるとサンアークの

親子です。

サンアーク

そして鶴丸の白いお尻。

鶴丸

続いてはBoeing767です。

他の機種に比べて”お尻”の写真が本当に少なかったんです。

あまりにも見慣れすぎているせいか、写真の数も少ない?!

これは冬に撮影した富士山とBoeing767のお尻です。

しかも、JALのサンアーク。

767のお尻と富士山

これも日本に1機しかいないBoeing767。

ANAのモヒカンジェットの後姿です。

モヒカンは垂直尾翼までで、後ろの方はこんな風になっているんです。

チートラインにつなげてなかったんですね。

モヒカン 1

このモヒカンジェットも結構長いこと飛んでいますが、いつまでなんでしょうか。

しつこいようですが、ジャンボのモヒカンルックを最後に見てみたいです! >ANAさん!!

モヒカン 2

そして最後はサンアークのままで、きっと鶴丸になることはないであろうJALのMD-90です。

このT字尾翼とテール部分に付けられた2機のエンジンが特徴の個性あふれる飛行機。

まもなく退役です。

羽田空港でも、宮崎に2便、関空に1便、熊本に1便の計4便が飛んでいるだけでした。(7月14日実績)

さて、下の写真をじっくりと見ていただくと、お尻の下の部分に四角い黒枠があるのが分かりますでしょうか。

DC-9時代からそうなんですが、MD-90もここにタラップがあるんです。

Boeing727にもありました。

客室の最後部からこのタラップを使って乗り降りすることも可能なんですね。(非常口としての役割ですが)

参考:http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200703/11/44/c0015444_13403967.jpg

MD-90 1

サンアークも色あせて、かつ黒ずんでいるような気がします。

悲しいですよね。。。

MD-90 2

飛行機のお尻特集最終回の最後はグランドレベルからみたMD-90です。

そういえば、今まで見てきたBoeingやAirbusの飛行機のお尻にはみんなAPUの排気口があったのに、

このMD-90にはありませんね。

エンジンの付け根と垂直尾翼の間にある胴体の丸い穴がそうなんでしょうか。

(穴から後方に黒ずんでいる部分があるので、多分。。。。)

MD-90 3

5日間に渡って掲載してきた飛行機のお尻特集、いかがでしたでしょうか。

飛行機の楽しみ方っていろいろとあって、奥が深いです。

離着陸する飛行機の全身をちょっと遠くから眺めるのもよし、城南島などでアプローチする飛行機のお腹を楽しんだり、

さくらの山で離陸上昇する飛行機の姿を楽しんだりするもよし。

展望デッキで飛行機を取り囲んでフライトを支援する方々の姿を見るのもよし。

そして今回のようにお尻などのパーツをじっくりと楽しむのもよし。

他にどんな楽しみ方があるのだろう・・・・

また違った見方を発見して、特集できればと思います。

今日も大変暑くなる予報が発表されています。

飛行機を観にいかれる方、熱中症対策を忘れずに!!

最後に今回のお尻特集、「良かったよ!」と思っていただけた皆様、

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