ANAのBoeing787×7!
先週からほぼ毎日のようにBoeng787のニュースがTVやインターネット上のニュースで報じられています。
が、今、日本の空ばかりか世界の空にその姿はありません。
先週おこったANAのBoeing787の重大インシデントを重く見た米航空当局がその飛行を禁止する措置を
発表し、世界の航空会社が同様の措置をとったためです。
当初は”新造機にはよくある初期の不具合”と思っていたのですが、事態は急変、耐空性改善命令に
いたる重大な不具合に発展しました。
早急な原因究明と対応に期待したいと思います。
今日は、成田空港シリーズをちょっとお休みして、1月13日に撮影したANAのBoeing787を特集します。
1月13日はJALの鶴丸MD-90を撮影しに浮島町公園に出かけましたが、14時頃から1時間半ほどの
間に7機ものBoeing787を撮影することができました。
それほど、Boeing787はANAにおいて数をふやし、主力となりつつあったのです。
そのBoeing787が運航を停止・・・・はやく飛べる日が来ることを祈るばかりです。
まずはANAのBoeing787の初号機、JA801Aです。
この模様がいつの間にか”サバ”と呼ばれる所以です。
東京タワーとNECの本社ビルを背景に、主翼を上反させて接地の瞬間に備えます。
次は”あの”JA804Aです。
山口宇部発羽田空港行のANA692便に使われたJA804Aです。
この写真を撮影した3日後の1月16日のことでした。
次は私も搭乗したことのあるJA807Aです。
つるんとした顔に鋭くとんがった翼。
羽田空港の新旧管制塔を背景にRWY34Lにアプローチ。
浮島町公園からのお気に入りの構図。
来る飛行機、すべてをこの構図で!と撮影したのですが、なかなか決まらないんですよね。。。
この日の787もこの1枚だけ。
次はJA808A。
後ろから見ると、翼のしなり具合と主翼先端が鳥の翼の先っぽのようになっているのがよくわかります。
こちらはRWY05から離陸する前のJA810A。
APUの排気口はピカピカで、翼の下のエンジンの排気口のとんがった部分がまだ青いです。
そしてJA811A。
RWY34Rから離陸したAirDoの飛行機が向こう側を上昇していきます。
RWY34Rを離陸・上昇する飛行機とRWY34Lに着陸する飛行機を絡めて撮りたいのですが、
そんなタイミング、なかなかやってきません。。。
最後はJA816A。
私が見たことのあるANAのBoeing787でもっとも新しい機体です。
まだ見たことはないのですが、JA817Aも既に就航しているとか。。。
RWY05からの離陸・上昇シーン。
浮島町公園からでもちょっと遠いですね。
500mmの望遠でもキツイです。
ANAがすでに就航させている17機のBoeing787のうち、7機をこの日、たった1時間半ほどのうちに撮影できたのは
幸運だったのでしょうか。
この3日後からBoeing787は飛べなくなってしまったのです。
とにかく!
しっかりと原因を突き止めて、対策を施し、十分な検査を行って、復活して欲しいものです。
素晴らしい飛行機なのだから。
とはいえ、ふと頭に浮かんだのは、「もしかして、この影響でBoeing747の退役が延長する?」です。
うーん、複雑な心境。。