飛びたい。。。
もう、25年前のこと、私は飛んでました。
埼玉県の北部、利根川のほとりの空。
自分が乗っているアレキサンダー・シュライハー式Ka-8を教官と仲間が乗っている複座機から空撮してもらいました。
これが、グライダーです。
エンジンがないけど、主翼・水平尾翼・垂直尾翼・操縦席。。。航空機です。
JAで始まるレジ番もしっかりついてます。
これは別の日に、自分で撮影したフライト中のコックピット。
速度計・ボールゲージ・コンパス・無線機・昇降計・高度計。。。以上。
左側にある丸いボールは、グライダーを牽引するワイヤーを切り離す装置。
気流の音しか聞こえない滑空。
昔、「フライ・バイ・ワイヤー」という言葉を聞いたとき、それが最新式の技術の言葉だとは思えず、
グライダーだってフライ・バイ・ワイヤーじゃない!と思ってしまったものです。
エルロン・ラダー・エレベーターは操縦桿やペダルとそれこそ”ワイヤー”で結ばれていて、それらの動翼に
当たる空気の力を手足で感じていたものです。
まさか、フライ・バイ・ワイヤーのワイヤーが”電線”のことだとは。。。
こんな世界に戻りたいものです。
今は熊谷市となった妻沼にある滑空場ですね。
NHK小さな旅でも紹介されていました。
職場から近い。
グライダーに搭乗は気持ちいいでしょね。
僕はグライダーに乗った事はありませんが、飛行中はどのような気分なのでしょうか?
自分が操縦している緊張感?責任感?嬉しさ?
エンジンを搭載していないって、本当に自然の力で飛んでいるって事なのでしょうか?
Ka-8ですか。懐かしいですね〜
小さなサーマルで粘るには最高の機体ですよね^_^
元Ka-6Eのオーナーパイロットより。
☆一雄さん、
はい、妻沼滑空場です。
学生時代は1年の1/3はここにいましたね。。。
グライダーは「空を飛ぶ」という感覚があり、
本当に気持ちいいです!
気流を感じるんですよね。
☆ゆうさん、
グライダーに乗った時の感覚は、大げさかもしれませんが、
鳥になった感じ?!
動翼に当たる気流を手足で感じるし、上昇気流や下降気流に入った時は
お尻でそれを感じます。
速度は耳で感じ、傾きは目でとらえる。。。
まさに五感で飛ぶんですよね。
もちろん、飛んでいる間は緊張しっぱなしだし、安全を強く意識します。
エンジンがついていないので、高度と風を常に意識し、滑走路との位置関係は
しっかりと把握しながら飛びます。
☆ぴゅうさん、
Ka-8は本当に良い機体でした。
速度が出ないので、競技会ではなかなか苦戦しましたが、
小さなサーマルでも、弱いサーマルでもしっかりと捕まえることができ、
滞空時間は稼げました。
今はみんなプラスチック機になってしまったようですが、Ka-8のような機体も
いいもんですよね。
Ka-6Eですか! 木製のスマートな機体でしたよね?!
関宿で見たことがあります。