さよなら MD-90、ありがとう MD-90

2013年3月30日21時30分、広島発羽田行きJL1614便。

「17年分の感謝をこめて MD90 ありがとう」とコックピットの下に描かれた機体がラストフライトを終えた。

TDA時代のDC-9に始まり、JASではMD-87、MD-80、MD-87、MD-90と兄弟も増え、黒澤デザインで

航空ファンを楽しませ、JALになってからも活躍してきたMD-90。

感謝の意味を込めて、2005年以降の写真から引っ張り出してきました。(再掲載もあります)

MD-90の様々な姿をご覧いただければと思います。

まずは2005年大分空港でのMD-90。

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華奢なMD-90も間近で見ると迫力満点でした。

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この特徴ある正面顔。

9枚あるコックピットの窓、DC-8を彷彿させるもので大好きでした。

そして胴体の両脇に耳のようについている2基のエンジン、T字尾翼。

「個性派」飛行機でしたね。

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これはぐっと最近、2012年の冬に撮影した写真。

塗装もかなりくたびれてきて、塗装はパッチワークのようでした。

既に退役話が聞こえていた頃。

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羽田空港沖の海からもMD-90を撮りました。

2011年の夏。

この頃はまだMD-90が退役するなんて想像していませんでした。

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城南島で見るMD-90もカッコよかったですね!

矢のように飛んでくる飛行機。

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顔はコックピットの窓以外にもいろいろな特徴がありました。

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この後姿、もう見ることができなくなったんですね。

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次はちょっと古い2006年の写真。

まだ羽田空港のRWY16Lが南風の時の着陸に使われていた頃。

アプローチコースの真下から迎え撮りするのが好きでした。

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そして後姿を見送る。

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最後に鶴丸に塗ってもらえて本当に良かったね。

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短い間だったけれど、再生した新しいJALの姿になって退役できました。

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TDA・JAS・JALと波乱万丈の人生(機生?!)を歩んできたMD-90。

日本で最後のマクダネル・ダグラス機。(今はボーイングですが・・・)

その退役を惜しむ声は非常に多かったことと思います。

私もその一人です。

サイズ的にも今の日本の空を飛ぶには丁度良いのに。

本当にこれまでの長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました。

このMD-90は全てまた別の国の別の空で活躍することが決まっているとか。

海外に行って、また乗る機会があるかもしれませんね!

新天地で頑張ってください。

私もそろそろ退役かなぁ。。。。

今日からまた名古屋です。

4月12日まで。

ブログはまた少しお休みを頂くことになります。

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