月: 2013年4月

昨日のKEの特別塗装機に続いて、本日はアメリカン航空の新塗装機の登場です。

もちろん初モノ。

それまでワイワイ・ガヤガヤと飛行機談義に花を咲かせていた仲間たちが、誰かの「来た！」の

声で一斉に思い思いの撮影場所に散ります。

RWY34Rにライン・アップするアメリカン航空のBoeing777。

離陸滑走開始。

JFKまでの燃料、重いのでしょう。加速も昨日のKEのA330とは全然違います。

ピカチュージャンボをバックに、ゆっくりと加速します。

これは期待できますね！！

トーイング中のパンダジェットを乗り越えるように前輪が持ち上げられます。

「えっ！？」と思いましたが、ここからが長かったんです。

メインギアはなかなか滑走路面を離れようとしませんでした。

第2ターミナルの前に来てようやくエアボーン。

翼がその重量を精一杯支えるようにしなっています。

上昇角も浅い。

早くギアを上げて抵抗を減らさないと！

前輪の格納ドアが開き、メインギアのティルト・アングルが変わり、ギアアップ開始。

この後離陸するためにRWY34Rに向かっているピースジェットとすれ違いながら上昇します。

確実に、このまま真っ直ぐ上昇し、城南島を大きく回り込むように上昇旋回してくれる！と確信しました。

ギアを格納しながら、ランウェイヘディングのまま浅い上昇を続けます。

“失敗しちゃいけない。。。”緊張しながらシャッターを押し続けます。

ズームを調整し、シャッター半押しでフォーカスを合わせながら、上昇する機体を追い続けます。

ギア格納完了。

まだ右旋回を始めません。

加速するのを待っているのでしょうか。

バンクを取ると、揚力は地球に垂直になる成分とバンク角に垂直になる成分に分割され、上昇に

必要な地球に垂直になる成分が減ります。上昇を続けるには揚力を生み出す速度が必要なんです。

キター！

これがアメリカン航空の新塗装です。

浅いバンク角で右旋回を開始。

今、流行りの機体前方胴体横に大きく描かれた横文字の航空会社名と新ロゴ。

アメリカン航空らしく、垂直尾翼は”星条旗”を思わせるデザインです。

これから房総半島を突っ切り、九十九里当りから太平洋に抜け、日本列島の東側をなぞるように

北上して、アラスカから北米大陸を横断するようにJFEまで飛んでいくんですね。

長いフライトの始まりです。

早起きして、成田空港の早朝到着のカンタス航空のBoeing747をあきらめ、城南島に行って良かった！

と思わせてくれる見事な離陸・上昇でした。

ゴールデンウィーク前半は終わってしまいましたね。

私は一足早く、昨日名古屋入りして仕事でした。

今日は名古屋のホテルからの更新です。

今週は5月3日（金曜日）まで名古屋です((+_+))

名古屋に来るまで、「出張は5月2日まで」と思い込んでいたので、ブログ掲載用の写真は木曜朝までの

3日分しか用意してこなかった。。。

今週は1日だけどこかでブログ掲載のお休みをいただきます<(_ _)>

明日はちゃんと更新しますよ～！

明日もまだ羽田の離陸機です。

成田に向かうまでもう2機ほど。。。

昨日、４月２８日は号外でもお話しした通り、早朝から城南島に出かけてきました。

大韓航空（KE）の特別塗装機とアメリカン航空の新塗装機が朝の６時台に出発するという情報を

キャッチしていたので、その日の前日（４月２７日）の仲間の集まりで急きょ出かけることになったためです。

ということで、その第１弾、KEの特別塗装機を本日は掲載します。

が、胸を張って「これがKEの特別塗装機だ！」と言えないんですよね。

理由は。。。。

おって、説明いたします。

４月２８日の早朝の羽田空港、気温は１０度を下回るちょっと寒い朝でした。

そして風も１０ノットほどとやや強め。

そんななか、RWY34Rを大韓航空のA330、特別塗装機が離陸しました。

エアボーンは比較的早めで、ちょっと不安。。。

この姿勢・角度では何が描かれているのか分かりませんよね。

そして、「そのまままっすぐ上昇してくれ～」という、その場にいた１０名以上の仲間の心の声は

キャプテンには届かず、あっさりと右旋回を開始。届いたとしても日本語はわからなかったのかも。。。

いつもはA330のギア格納動作の”遅さ”にイライラするのですが、この時ばかりは「ゆっくりとギアを

格納して、そのあと落ち着いて右旋回を始めて」と祈っていたのですが、その祈りも届きませんでした。

城南島海浜公園のほぼ真上あたりでややバンク角を戻したものの、もう遅い。

「お腹」の写真を覚悟。

はい。特別塗装機の白いお腹です。

機体後部に何やら絵が描かれていますが、何が描かれているのかはさっぱりわかりません。

撮影時刻は６時２５分で、たとえ羽田空港第２ターミナルの展望デッキに向かっていたとしても、

デッキはまだオープンしていない時間。城南島で撮るしかなかったのですが、このお腹の写真には

ちょっとがっかり。

日韓関係がちょっとギクシャクしていて乗客が少ないのでしょうか、軽々と上がっていくKEのA330。

空気が冷たく、背の低い高気圧に覆われていて空気が濃かったのでしょうね。

この後、離陸してくる予定のアメリカン航空の上昇経路がとっても気になりました。

まあ、あちらさんはJFK行きということで、燃料も相当量積んでいるでしょうし、そうそう簡単には

エアボーン・上昇はしないでしょう・・という期待も持ちながら。

ということで、「見ました」という証拠写真程度になってしまいましたが、大韓航空の特別塗装機でした。

明日はいよいよ・・・・

本日は今年の1月2日以来2度目の成田空港周辺での撮影に行ってまいりました。

朝4時に起床、4時半に仲間に近所まで迎えに来ていただき、途中、数名の仲間をピックアップして

まずは城南島に向かいました。

そうなんです。成田空港へ行く前にまずは城南島で早朝に羽田空港を出発するアメリカン航空の

新塗装機を撮ろう！ということになったのです。

更にFACEBOOKでの友人からも新塗装のアメリカンのほかに、KEの特別塗装機も6時過ぎに出発する

との情報もあり、急ぎ、城南島に向かいました。

城南島では、今日、成田へ行く約束をしていたメンバー以外にも、普段から一緒に飛行機の撮影を楽しんでいる

多くの仲間たちが集結し、お目当てのアメリカン航空の新塗装機を各自の思い入れとともに撮影しました。

そして、そのアメリカン航空の新塗装機とKEの特別塗装機を撮影した後、成田空港へと向かいました。

9時半以降に到着するお目当ての飛行機がいたのです。

本日の成田空港での撮影は。。。。

大収穫祭でした。

城南島での上記２機に加え、ポーラー・カーゴのBoeing747-8F、フィンランド航空の特別塗装機、NCAのBoeing747-8F、

シャークレット付きのA320、エミレーツのA380、ABCのBoeing747-400F、カタール航空のA330などなど。

初モノもたくさん！

本当に素晴らしい１日でした。

気が付けば２４００枚ほどの写真を撮影していました。それらの写真は今後、順次掲載してまいります。

話が長くなりましたが、本日は号外として、めったに見られないであろうBA（英国航空）のBoeing747-400を本日は

撮影することができたので、掲載します。

成田空港をお昼頃に出発するBA6、以前はBoeing747-400がよく使われていたのですが、数年前からBoeing777に

機材変更となり、BAのBoeing747は見ることができなくなっていました。

ところが、本日のBA6はBoeing747-400という情報がもたらされ、一気にテンションが上がりました。

もう、うだうだした文章はいいから写真を！という声も聞こえてきそうなので、ここからは写真をご覧ください。

今日は朝は冷え込んでいましたが、日中はポカポカ陽気。

滑走路からはメラメラと暖められた空気が飛行機をこんな具合に見せてくれました。

離陸滑走を開始したBAのジャンボ。

長い離陸滑走を期待しながら、離陸を待ち受けます。

予想通り、十分な長さを駆けてからエアボーン。

浅い角度で慎重に上昇を始めます。

キター！！

久しぶりのBAのBoeing747-400。

やっぱり、BAのジャンボはいいですねぇ！！

このロールス・ロイスのエンジンも良い！！

まっすぐに目の前の空を目指す、ジャンボの横顔も良い！！

さくらの山で撮影している我々の目の前をゆっくりと上昇していくBAのジャンボ。

皆、心の中では「オオッ～！」って叫んでいたはず。

それくらい迫力があり、そして再び出会えた感動があったはず。

ギアを格納し終えたBAのジャンボ。

いよいよ遠いイギリス、ロンドンのヒースロー空港に向けての約１２時間のフライトの始まりです。

最後にもう１枚。

【号外】に何を掲載するか、かなり悩みました。

私にとっては初モノでも、成田空港によく出かける方にとっては”見たことのある”飛行機じゃダメだし、

既に当ブログで掲載したことのある常連さんもダメ。

やっぱり、普通は見られない、貴重なものを掲載すべきだろうなとのことで、このBAのジャンボにしました。

これからもちょくちょく飛来してくれるのでしょうか。

明日からまた名古屋です。

今日は本当にたくさんの仲間とともに大好きな飛行機を楽しめた素敵な１日でした。

家を出発してから帰宅するまで１７時間。

長いようであっという間の１７時間でした。

今日、成田で飛行機を見て、これからもまだまだ頑張れる！と思いました。

明日以降もまだ更新はまばらかもしれませんが、Airmanの飛行機写真館を引き続き、よろしくお願いいたします。

朝ジャンボといっても、朝撮影したものではありません。

朝一でお届けするジャンボなので朝ジャンボ。。。

撮影したのは夕方近くの時間帯です。

羽田空港の第2ターミナル展望デッキ。展望デッキからは直接見えない70番か71番スポットに

ジャンボさんがいらっしゃるのが見えました。

が、ノーズを西に向けてプッシュバックしたので、”ああ。。西行で16R上がりか。。”と諦めていたら、

「じぇじぇ！」

H-TWYからH-2をぐるっとUターンしてG-TWYに入り、こちらにやってくるではありませんか！！

「16Lからの上がりを撮ることができる！！」

わくわくしましたね！

では、タキシングから上昇までをどうぞ！

ターミナルビルの向こう側からやってきたジャンボ。

手前のスターアライアンス塗装のBoeing737とツーショット。

手前のタクシーウェイを使っているので、200-500mmのレンズだと機体全体を撮るのがもう限界。。。

それにしても、このANAジャンボさん、汚れているし、トリトンブルーもところどころパッチワーク。

ジャンボの特徴的な横顔。

もう一度、この2階席に乗って飛びたいなぁ。。。

しずしずとRWY16Lに向かうジャンボ。

片翼２つずつのエンジンと大きなフラップ。2階席部分になっている機首から胴体にかけての曲線。

美しい。

いよいよテイクオフ！

この時、なぜか「ナウシカ」を思い出しました。

「そのもの蒼き衣をまといて金色の野に降り立つべし」

ローテーション！！

ゆっくりと前輪を持ち上げ、重力の呪縛から解き放たれようとしています。

トリトンブルーの斜めのラインが水平線と平行になる。

地上を離れ、海と空の境界線を飛びぬけて上昇するジャンボ。

美しい翼のしなり。

エンジンから吹き出すジェットで水平線がにじみます。

ギアを格納中。

「早く！！」と心の中で叫んでいました。

格納ドアが開いて、ギアがたくし込まれ、格納ドアが閉まるまでの時間が長く感じました。

ほんの十数秒の間のことなのですが、はやくクリーンな姿を見たくて、祈るように見送ります。

これです！

ジャンボが飛ぶ姿。

新千歳空港に向かうのでしょうか。

上昇後、軽く左側に旋回して夕方の空を駆け上っていきました。

タキシング・離陸・上昇の朝ジャンボ3点セットはいかがでしたでしょうか。

この日は、明日（28日）の成田での撮影に備えて銀座のニコン・サービスセンターに行ってカメラの

点検とクリーニングをした帰りに、試し撮りに・・と羽田空港にちょっとだけ寄った時に撮影したものです。

久しぶりということもあり、写真はボロボロ・・・

こりゃ、明日の成田でもリハビリかな。。。。

でもジャンボさんという最高の被写体に助けられました。

世の中はゴールデンウィークの初日ということもあり、朝のニュースでは旅行に出かける方々の映像が

流れていましたね。

今日はとっても良い天気で、素敵なゴールデンウィークの始まりです。

皆様、よい週末を！

ご無沙汰しておりましたが、ブログ更新再開です。

仕事の山は無事？！に超え、落ち着きを見せ始めてきました。

GWを前に、一安心です。

さて、再開第1回目は「夢を乗せた飛行機」です。

もちろん、当ブログ初登場。

「夢」とは？

ゆめジェットではありません。ミッキーやミニーです。

先日、TVでもニュースで取り上げられていましたが、今年、東京ディズニーリゾートは開園30周年だそうです。

その記念塗装機がJALに登場しました。

機体後部にちょこっとしたラッピングではなく、でっかいラッピングが施されています。

機体の左側にはミッキーとミニーが笑顔で描かれています。

「Tokyo Disney Resort　30　The Happiness Year」と書かれています。

おっ！機体右側は違う絵だ！

こちら側にはドナルドやグーフィーが描かれていますね。

夢を乗せた飛行機をお見送り。

なんか、いい光景だなぁ。。。

突然ですが、Boeing777とBoeing767。

前回の記事をご覧の皆様はどっちがどっちだかすぐにわかりますよね。

“夢”の共演？！

夢が実現すると良いですね。

「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」と

「夢を乗せて日本の空へ」

それぞれ違う夢ですが、両方とも人を衝き動かす大きな力になります。

ところで、私がPTA会長だったころ、卒業式で卒業生に言ったことがあります。

「夢をもって生きてください、そして目標をもって毎日を過ごしてください」

夢はかなわないかもしれないけど、人生を楽しくし、生きていく動機になるものです。

目標は努力すれば実現できる道しるべです。

言い方を変えると、夢であるうちはまだ行動を伴わないことがありますが、目標になると行動が必要になってきます。

小学生のころ「将来の夢」という作文を書いた記憶がありませんか？

「パイロットになる！」

小学生のころはパイロットになるという夢を持っていましたが、せいぜい一生懸命勉強するくらいで、

まだまだ他の選択肢も残されていました。

が、

高校生くらいになり、もしくは大学生になって就職活動をするようになってからはそれは夢ではなく、

目標となり、そのための様々な”努力”をするようになります。

そしてそれを実現できた方々が今、パイロットとして空を飛んでいます。

理想的なのは夢を目標に変えて、実現できること。

私にも夢はたくさんありますが、その中の一つでも目標に変えていけたらいいな。

皆様、お久しぶりです。

今週末は本当に久しぶりに2連休（土・日）なのに、天気はあいにくの雨。。。。

明日から毎日更新を再開しようと思っていたのに、新しい写真を撮りに行くことができないという悲劇。

残念です。

ところで、昨日は飛行機の写真でつながった方々との集まりがあり、出かけてきました。

そこでちょっと話題になったのが、”飛行機の顔で機種がわかるか”という話。

ということで、今日は飛行機の顔（横顔）を集めました。

こうして見ると、同じような顔をしているように見えて、実はみんな個性を持ってますよね。

皆様は、すぐに機種が分かりますでしょうか。

　　　　　　　　　　

最初はこれ、通った鼻筋が美男子を思わせます。でもちびっこなんです。

かつて天測窓があったところはキャップで閉じられてますね。

それにしてもこいつがETOPS認定とは。。。

Boeing737-700です。

これは一目瞭然！

この部分だけでも十分ですね。

Boeing747-400

ここからの3機種はみんなほぼ同じコックピットとなっているとのこと。

確かにコックピットの窓の部分だけを見るとほぼ同じ。

でも大きさ（胴体の太さ）が違うので、顔のつくりは違います。

まずこの子。

胴体が細く、ドアも小さい。ドアが小さいのでドアを開けるハンドルは斜めに取り付けられてます。

Boeing757

ピトー菅の取り付け位置と、ドアの丸い小窓に注目。

あと、ドアハンドルはドアの外側左手に取り付けられていて、このハンドルを上に引き上げると、

ドアは機体内部の天井裏に格納されるように開きます。

Boeing767

この大きなデコ。

ドアの窓は長四角。もうお分かりですよね。

Boeing777

曲面ガラスを採用し、胴体のカーブと一体化したコックピットの窓。

そのせいか、のっぺりとした顔立ちになっています。

間もなく、この飛行機が空に戻ってきます！！

Boeing787

綺麗な黒のボディ。

飛行機らしい精悍な顔つき。

これまでの大手航空会社ばかりでなく、様々なLCCでも大活躍しています。

Airbus A320

美しい横顔。

前面の平面ガラスに合わせた胴体前面のつくりが端正な顔を一層際立たせています。

Airbus A330

上の写真とほぼ同じ顔。

エンジンの数が違うだけで、顔はほぼ同じ。見分けがつきませんね。

Airbus A340

これも一目瞭然。

美女揃いの姉妹の中では異色の存在？！

Airbus A380

徐々に日本の空で見るのが難しくなってきました。

このサイドウィンドウの大きさが特徴でもあります。

MD-11F

この飛行機も日本で見ることが難しくなってきました。

MD-90

この飛行機でセントレアから松山に飛んだり、松山から伊丹に飛んだのはつい最近のこと。

なかなか良い飛行機でした！

DHC8-Q400

異機種比較。

おでことドアの窓とピトー管に注目！

上がBoeing777で下がBoeing767

ここまで見てきたら、もうわかりますよね！

Boeing767

これも一目瞭然！？

Boeing777

答えはあえて書かなくても、分かりますよね。

CRJとERJの横顔写真が見つからなかったので今回は掲載できませんでした。。。ちょっと悔しい。

今日も、在庫から。

城南島からの夏の一コマ。

ANAジャンボのRWY16Lからの離陸をちょっと遠いですが撮ってみました。

離陸滑走開始です！

ぐんぐん加速し、遠くに離れていくジャンボ。

西風が右手から垂直尾翼を押すのでしょう、対抗するようにラダーを左に切ってます。

エアボーン。

自信のジェット排気と滑走路からの熱でメラメラと揺れる空気の中、ANAジャンボが宙に浮きました！

RWY23に降りてきたANAの飛行機をにじませて上昇を開始するANAジャンボ。

主翼のラインが美しいですね！

もう１枚。

上昇が安定すると、ギアを上げ、さらに上昇角を増やします。

おーっ！　これがジャンボの上昇する後姿。

力強い。

元気が出ます。

新しい１週間がスタート！

このジャンボの離陸のように、力強く、勇ましくテイクオフしたいものです。