ソラシドのラッピング機

宮崎県宮崎市に本社がある航空会社、スカイネットアジア航空。

ソラシドエアのブランド名で企業イメージを刷新して久しいが、その離陸する姿はなかなか撮影できなかった。

羽田からは宮崎・熊本・大分・長崎・鹿児島と、九州の各県を結んでいるんですが、冬の間はRWY05からの

離陸となり、タキシングする姿を撮影するのみでした。

南風運用の多い季節になり、RWY16Rを離陸する姿をさっそく撮影しました。

しかも、胴体後部に何か貼ってあります!

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第1ターミナルからの撮影お気に入りポイントで視線の高さでカッコよい上昇姿勢を見せてくれるソラシドエアのBoeing737-800。

胴体後部には「綾ユネスコ エコパーク」「UNESCO Aya Biosphere Reserve」「綾町」と書かれています。

綾町は宮崎の中西部にある町で、「日本で最も美しい村連合」の一つだそうです。

UNESCOのエコパークって? 調べてみました。

「生物圏保護区」だそうです。人と生物の相互の均衡のとれた関係が見られ、保護すべきと考えられると

指定されるようです。

そんな町なので、日本全国から自然の中で人間らしい生き方を求める移住者も多いとか。

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赤・青・緑。

カラフルですね!

737・767・777・・・・ジャンボがいないのがちょっと寂しい。

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いつもなら川崎の工場群を背景に上昇する飛行機を見ると、「カッコいい」と書くのですが、

この「エコパーク」の緑の飛行機とは。。。 ちょっと違うなぁと感じてしまいます。

自然とは程遠い景色ですよね。

人の営みは感じますが、人と自然の共生は感じない。

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まだまだ美しい自然の残る九州に向けて飛ぶ、ソラシドエアの飛行機。

ブルーの空の中を飛ぶ、ピスタチオグリーンの飛行機。

美しいですね。

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この飛行機のこのラッピングについて調べるまで「ユネスコ エコパーク」なるもの、知りませんでした。

エコパークという語感からいわゆる”エコ”、地球にやさしいとか節電などの省エネとかを想像しましたが、

エコ:エコロジーの意味って「生態学」だったんですね。

いろいろと勉強になりました。

飛行機のラッピング一つでいろいろと調べてしまいました。

文中にもいろいろと引用させていただきました。

やっぱり、飛行機ってためになるなぁ。