エア タヒチ ヌイのAirbus A340

「エア タヒチ ヌイ」・・・変な名前だと思いましたが、その意味は「偉大なタヒチの航空会社」だそうです。

タヒチ・・・南半球のオーストラリア大陸と南アメリカ大陸の中間にあるフランス領ポリネシアの島です。

タヒチと聞くと、南国の楽園とも呼ばれる南太平洋有数の観光地ですよね。

そのタヒチの航空会社、エア タヒチ ヌイですが、撮影したのはなんと6年ぶりくらいでしょうか。

6年ほど前に撮影した時はお昼の欧州便出発ラッシュの1機として撮影したのを記憶しているのですが、その後お昼の出発ラッシュメンバーから外れてしまったようです。

今日の写真も撮影したのは夕方の16時半過ぎ。出発時刻が夕方に変更になっていたんですね。

いつも日帰りの時には15時には撤収してしまうので、会えないわけだ。

ということで、たっぷりとその姿を撮らせていただきました。

まずはRWY16Rへのタキシングから。

1枚目のみ、SONYのDSC-HX50V(コンデジ)です。 

DSC00399.jpg

垂直尾翼の白い花が印象的ですね。

フランス領ポリネシアの花である「ティアレ」だそうです。

機体のカラーリングはタヒチの青い海と抜けるような青空、そして白い砂浜と白い波しぶきをイメージしているのでしょうか。

蒸し暑い日本の夏に、清涼感をもたらしてくれるさわやかな飛行機です。

D72_6331.jpg

そしてA340-300という機体。エア タヒチ ヌイはこの機種5機でタヒチと世界各国(といっても、フランス・アメリカ・ニュージーランドと日本の4か国・・・)を結んでいます。

D72_6349.jpg

いよいよ久しぶりに見るエア タヒチ ヌイの離陸。

緊張感が走ります。

どの辺でエアボーンするのか、A340なのでやっぱり長い距離を走るのか、、、、

D72_6512.jpg

エア タヒチ ヌイの飛行機にも1機づつ愛称が付けられているそうです。

コックピットの窓の横にフランス領ポリネシアの国旗が描かれていて、その下に小さな文字が見えますが、この機体には「MOOREA」と書かれています。

「モーレア」・・・フランス領ポリネシアを構成するソシエテ諸島の島の一つですね。首都パペーテのあるタヒチ島の西隣の島でタヒチ島からプロペラ機で10分の距離だそうです。

D72_6515.jpg

全く浮き上がる気配を見せずに第1ターミナルの前を疾走していきます。

「Air Tahiti Nui」の下に描かれている赤と白の曲線はフランス領ポリネシアの国旗のカラーをモチーフにしているんですね。

それにしても、この飛行機もノーズからテールまで曲線が走ってます。最近の流行ですね。

D72_6525.jpg

やや前傾姿勢のA340ですが、ここにきてようやく前輪が持ち上がるか?!

もうそろそろ綺麗に撮影できる限界です。

手前のスポットには出発準備のアメリカの航空会社達がエンジンを回していて、タキシング中の飛行機もいます。その排気と地面からの熱気で飛行機がにじんでしまう。。。

D72_6531.jpg

ようやくエアボーン!

そしてエアボーンと同時に主翼端から細いヴェイパーが発生。

でも自信のエンジンの排気と地上の熱気で機体後部はユラユラとにじんでしまいました(^-^;

D72_6537.jpg

少し上昇すれば地上の熱気から解放されるかもと期待して追いかけましたが。。。。ご覧のとおり。

やはり、この飛行機は晴れた日にみたいですね!!

D72_6541.jpg

久しぶりに見たエア タヒチ ヌイの飛行機でしたので、少々多めの写真掲載になってしまいました。

機内も南国ムードたっぷりなんでしょうね。

乗ってみたいし、タヒチにも行ってみたいです。

さて、昨日は「日本の夏」を楽しもうと、花火大会に出かけてみました。

多摩川花火大会と世田谷花火大会の2つの花火大会が多摩川を渡る田園都市線の線路を挟んで同時開催されたのです。

「なにも、こんな近くで同じ日に開催しなくたって・・・」と思いましたが、いやいや、同時開催だからこそすごいものを見ちゃいました。

花火の打ち上げは19時から。

混雑を予想し、最も見物客の多い二子玉川まで行くのは避け、等々力で途中下車。(電車は朝の通勤ラッシュよりも混んでいて、降りるのも大変でした)

等々力から徒歩で多摩川緑地まで行って、第三京浜の下をちょっと超えたあたりで見物することにしました。

もちろん、途中の等々力の成城石井で缶ビールと枝豆・かわはぎを調達しての見物です。

打ち上げ1時間前の18時には現地に着いたのですが、まだそんなに人出はなく、余裕でシートを敷いて夕日の綺麗な空を眺めていました。遠くには富士山も見えましたね。

ところが、開始30分前くらいからどんどん人が流れてきて混雑の様相を呈してきました。私たちは芝生と砂利道の境目の芝生にギリギリでシートを敷いていたのですが、私たちの後ろの砂利道にもシートが次々と敷かれ、人が埋まっていきました。

そんな中、19時ピッタリに花火が打ちあがり始めました。

打ち上げ場所は私たちが見物していた場所から多摩川を挟んだ対岸のちょっと上流。

見物場所としては最高でしたね!

しかも、目の前は多摩川花火大会でさらに上流の右手からも世田谷花火大会の花火が見える!!

両方とも6000発ほどの花火を打ち上げるとのことでしたが、その競演は見事でした。

多摩川花火大会はどちらかというと、スターマイン中心の華やかで現代風のアレンジで、開くと様々な形や光になる花火が多く、世田谷花火大会は日本の伝統の花火、ドーンと上がってバーンと大きく開くタイプの花火が多かった印象があります。

近い位置での同日同時刻開催だと、そんな花火の競演を見ることができるんですね。

感動しました!!

カメラもコンデジを持っていって、数枚は撮影したのですが、撮影するより花火を見ることに集中することにしました。

花火大会は1時間で終了。

花火大会を実際に見物に出かけて見たのは15年ぶりくらいでしょうか。昔、綱島の鶴見川で花火大会が開催されていたころ、自宅から歩いて見物に行って以来です。

さて、話はここで終わりません。

会場に向かう時には時間も分散し、何とか電車に乗ることができましたが、帰りはそうもいかないでしょう。

大井町線の始発である二子玉川駅は大混雑でしょうし、途中駅の等々力にもたくさんの人が向かっていて、乗るまでの時間や、そもそも乗ることができるのかも疑問。

ということで、カミさんと「ダイエットするためにも多摩川駅まで歩こう!」ということになりました。

iPhoneの地図で確認しても、その距離は3km強、時間にして27分と表示されました。また、同じように多摩川の土手を歩く人も結構いました。

その流れに任せて、のんびりと夜風に吹かれ、涼みながら歩き始めました。多摩川の土手を走る道路もこの日は丸子橋までずーっと通行止めになっていて、歩行者天国のようになっていました。

道路の真ん中を「普段はこんなところをこんな風に歩けない!」話しながら最初のうちは楽しみながら歩いていました。

が、結局、1時間もかかってしまった!!

歩くペースも遅かったし、途中でトイレ休憩があったためでしょうか。それとも27分という表示が計算間違い?!

21時10分に多摩川駅に到着し、そこから日吉までは東横線で座って帰ることができました。

「きっと、等々力に向かっていたらまだ大井町線に乗れてないよね!」とか、苦労して歩いたことを正当化する会話をしながら。

日吉に到着して夕食。

ビールがとってもおいしかったことは言うまでもありません。

また、来年も行きたいな!

見物に適した場所もノウハウも得たことだし!