ルフトハンザの怪鳥

今週はずーっとジャンボでしたが、週の最終日である本日はAirbus A380です。

ルフトハンザのA380は早朝7:30から8:00の間に到着し、2時間ほどの滞在ののち、10時前には出発しちゃうんですよね。

この日の前日は曇り空のなか、RWY16Rにアプローチする姿を撮りましたが、この日は青空の中、RWY34Lにアプローチする姿を撮ることができました。

空気中にはまだ水分がたっぷり、主翼が大きい分、発生する水蒸気も豪快?!

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斜め前からで、しかも両翼端が見えるこの瞬間がアプローチシーンのお気に入りの1つです。

大きな翼を広げて滑空する怪鳥。。。

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ルフトハンザは世界でも10位以内に入る大規模航空会社。「Lufthansa」は「空のハンザ同盟」といういみで、中世のドイツに発足した商人の組合”ハンザ同盟”をそのままもらって「空のハンザ同盟」という名前にしたそうです。

第2次世界大戦前の発足という長い歴史を持った航空会社であり、スターアライアンスの創立メンバーでもあります。

ロゴはJALと同様、鶴をモチーフにしたものです。Wikipediaによると鶴をロゴマークにした理由は「鳥の中で最大級の大きさ」・「お伽話や童話で「天国の使い」、「幸運を呼ぶ鳥」、「長命のシンボル」等として取り上げられている」というものだそうです。

伝統的なデザインにも意味があるとのこと。

黄色は「差別化」「発見」、銀色は「高い技術水準」、白色は「信頼」、灰色は「品質」だとか。

私の中では世界で一番好きな航空会社。さすがだなぁと思います。

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A380が来ると撮りたくなるのがこのシーン。

ズームリングを一瞬の間にクルクルっと回し、顔のドアップ!

この日のA380は”Berlin”号でした。

「ベルリン」はドイツの首都であり、ドイツ最大の都市です。このD-AIMIは2012年にルフトハンザが受領したA380で、”Berlin”という名前は2012年6月オープンしたベルリン・ブランデンブルク国際空港にちなんでつけられたようです。

ちなみにルフトハンザのA380の4号機が”Tokyo”(東京)です。

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総階建ての胴体の太さもさることながら、A380を見ていつも感動する、驚くのはこの翼の大きさ。

「主翼」と言わずに、「翼」と言いたくなる。

そして、垂直尾翼も水平尾翼も大きい。

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最後にもう1枚。

青い空、紫というか濃紺の垂直尾翼、黄色の素敵なロゴマーク、真っ白な機体、グレーのお腹、そして空港の緑。

フラップも隙間フラップではなく1枚もの。それがきれいに並んで降ろされている。

美しいです。

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A380が成田に来てからもう数年経ちますし、成田に来るたびに撮影しますが、いまだにA380が来ると嬉しいし、ワクワクします。

「見慣れる」ということが無いですね、この飛行機は。

もっと、いろんな航空会社のA380を見てみたいですね。

さて、世の中には3連休の方も多いかと思いますが、南の海上から台風が近づいてきました。今日・明日はまだ南の海上にいるようですが、16日にはかなり太平洋岸に近づいてくる予報が出ています。

北海道の東と中国大陸に高気圧があり、日本列島はその高気圧の谷にいます。台風はこの谷に沿ってそのまま北上しそうな雰囲気です。

南の温かい海をエネルギー源に成長して日本列島に到達するというストーリーも考えられます。

連休の最終日に移動される方も多いかと思います。私も16日の午後は出張で松本(長野県)に移動するのですが、今から心配です。

日本列島を挟んでいる高気圧がこのまま東に流れてくれれば、谷も東に流れ、その谷に沿って台風も東寄りに進路を変えてくれるのですが。。。

台風の強さ・進路に注意し、お気をつけてお過ごしください。

One comment

  • こんにちは、AIRDOファンです。
    以前、クアラルンプール~バンコクの以遠路線でルフトハンザのジャンボに乗ったことがあります!
    往復で1万2千円程度と格安で、かなり乗り得でした!
    この路線はエチオピア航空、ロイヤルヨルダン、エジプト航空など、日本とあまりなじみのないエアラインが以遠路線で飛ばしていて、どこにしようかとても迷ったのですが、やっぱり一番魅力的なルフトハンザを選びました。
    今度は成田からドイツまで乗りたいですねー。
    A380にもとても乗ってみたいですが、ミュンヘン行きのA340-600も捨てがたいですね!