AA・BA・CA ??
今日のタイトル、「何のこっちゃ?!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
クイズ番組のクイズに出題されそうなタイトルですが、実はこれ、IATAが定めている航空会社の2レターコードなんです。
たまたま、A→B→Cと続いていて面白いと思ったのでこんなタイトルにしてみました。
そして、この3社、羽田空港路線を開設しているんです。
実際の離陸の順番はBA→AA→CAの順番でしたが、写真はAA(アメリカン航空)→BA(ブリティッシュエアウェイズ)→CA(中国国際航空)の順番で掲載していきます。
まずはAA(アメリカン航空)の定刻6時55分発AA0134便、ニューヨーク(JFK)行です。離陸した時刻は7時9分でした。
この日のアメリカン航空は見慣れた今までのデザインの機体でした。
アンチコリジョンライトが光った瞬間をとらえることができました。
後はギアの格納が終わり、クリーンな姿になるのを待つのみ。
朝日を浴びて銀色のアルミ地の機体がキラキラと輝きます。
これが見たかったんですよねぇ~!!
JFK行ということで、かなりの長距離フライト、燃料もたくさん搭載していて重たいと思っていたのですが、あっさりとした離陸・上昇でした。
速度がなかなか上がらないのでしょうか、やっぱり旋回の開始は遅いです。まだランウェイヘディングのまま上昇を続けます。
そしてゆる~りと、右旋回を開始。
真っ青な空の中、銀色の機体が大きな弧を描いて旋回する様はなかなか感動するシーンです。
天気が良すぎて、太陽の光が強すぎて、撮影は難しいものになりましたが。。。。
旋回を終えることなく、旋回したまま遠くまで行ってしまいました。
やっぱり、アメリカン航空のデザインは”これ”ですよね!! この飛行機を見るといつも思い出すのは「アメリカン・フィーリング」という”サーカス”というグループが歌っていた歌です。
「エアメール」とか、「空の上で」とか、「窓の外はスカイブルー」とか、「コバルトの風」「Feeling in America」という言葉が出てきて、なんとなく空とアメリカを結びつけるような歌ですよね。
そして、その歌の背景にはこの飛行機がぴったり!と思ってしまうわけです。
続いてはBA(ブリティッシュエアウェイズ)の定刻6時25分発BA8便、ロンドン(LHR)行きです。
顔がパンダ塗装になっている特別塗装機を期待していたのですが、一昨日に羽田に来たそうなので、昨日は違いましたね。。
6時48分、早朝の羽田を真っ先に飛び立つBAのBoeing777、”Speed bird”というコールサインがとってもピッタリです。
(Speed birdというより、Early bird?!)
おっ! BAのBoeing777の離陸しているその下には新塗装のAIR DOのBoeing767がいるではありませんか!
Boeing737の新塗装は何度も見たことがありますが、Boeing767は初めて!!
さらにフレームの右下にはジャンボの大きな垂直尾翼が! このスポットの場所からして、きっと8時の札幌(新千歳)行のジャンボでしょう。
そんなことを考えて撮った写真がこれです。
ギアを格納しながら上昇するBAのBoeing777。成田で見るのとはまた違う感じがします。気品がある感じがするのは同じですが、より身近に感じるというか。。。
綺麗な旋回でしたが、もうちょっと傾けて欲しかった。。。
と思ったら、城南島の北側をかなり通り過ぎたところでしっかりと傾けてくれました。
城南島ではなく、中央防波堤で撮影していればばっちりした構図で撮影できたかな。。と考えてしまいました。
こんなアングルで飛行機を見られるなんて、なかなかないですよね。編隊飛行で右上空から飛行機を眺めているみたい!!
この後、この飛行機は茨城県・福島県あたりから日本を横断して日本海に抜け、ロシア上空を通ってロンドンのヒースロー空港まで飛んでいきます。
約12時間のフライトですが、この時間に出発してもロンドンに着いた時は同じ日の午前10時過ぎくらいなんですよね。
日本とロンドンの時差は9時間ほどありますが、地球を西周りに飛ぶフライトでは太陽を追いかけていく形になり、飛んでいる時はずーっと昼間ですし、目的地に着いても太陽が数時間先を行っているだけ。
不思議な感じがします。
最後はCA(中国国際航空)の定刻8時30分発CA184便、北京行のAirbus A321です。
RWY34LにアプローチするANAのBoeing787と重なってくれて、本当に感動!!
Airbus A320やA321とはなぜか相性が悪く、いつもピンボケの写真になってしまうのですが、この日はバッチリ!
綺麗な上昇シーンを撮ることができました。お天気のおかげ?!
右旋回もこの通り。
ほぼ真横から、ギアの出ていないクリーンな機体を見ることができました。
撮影しながらガッツポーズしたくなるような旋回でした。
羽田空港の北風運用時のRWY34Rからの離陸の「お手本」のような離陸・上昇・旋回を見せてくれたCAのA321でした。
本来であれば3日分になる写真を一気に掲載してしまいました。
「AA・BA・CA」というタイトルを考えた時点で仕方のないことですが、バラバラに3日かけて掲載しちゃ意味がないよなぁなんてことを考えて15枚もの写真を載せてしまいました。
じゃあ、もっと1社あたりの枚数を減らせばいいじゃないかと思うかもしれませんが、それができないんですよねぇ。
これでも減らしたほうなんです。
昨日のANAジャンボの記事なんて、ローテーションしてからの写真でも9枚ですよ!
離陸から上昇、旋回と飛行機の機動・姿勢が刻々と変わるので、どの瞬間を切り取っても、「これ、イイ!」となってしまうんです。
ほんの小さな違いでしかないんですけどね。
さて、今朝は雲の多い朝です。
昨日の朝、城南島に行っておいて本当に良かった!
実は明日もまた空港に行くんです。
今度は出張です。日帰りで富山に行ってきます。
9時半発のANAのBoeing767で行って、21時20分着のBoeing787で戻ってきます。
帰りの便のBoeing787は国際線仕様の機材が使われるのでしょう、予約の際のシートマップで国際線のビジネスクラスの座席を指定できました!
夜のフライトなので、通路側でもやむなし。機内を楽しむことにします。