人と飛行機
飛行機は多くの人々の支えがあって飛ぶことができます。
普段の写真は”飛行機”そのものが主役ですが、今日は”人”が主役。
まずは飛行機のコックピットの窓の中に見えるパイロットから。
スポットに入ってくるBoeing787を真正面からドアップで撮影。
パイロットの姿が見えます。
横幅は広いですが、二人のパイロットは中心に近いところに寄り添うように座って飛行機を操縦するんですね。
タキシングを開始したAirbus A320を見送る地上スタッフ。
空港で最も好きな風景の一つ。
「出発準備よし!行ってらっしゃい!」そんな想いで手を振っていらっしゃるのでしょう。
今度は飛行機を迎えるシーン。
左側でオレンジ色のパドルを振ってスポットに入ってくる飛行機を誘導するマーシャラーさん。
飛行機に近いところにいる方は前輪の停止位置をマーシャラーさんに伝える役目?!
出発の時。
二人のパイロットが手を振ってスポットを離れていきます。
あったかい気持ちになりますよね。
プッシュバックを終え、エンジンのスタートも終え、機内と地上をつなぐインターフォンをディスコネクトして出発です。
地上スタッフが十分に安全なところまで引き上げた後、パイロットは親指を立てて、「ありがとう!行ってきます!」
プッシュバックで誘導路まで押し出され、出発準備中のBoeing777とマーシャラーさんの誘導でスポットに入ってくるBoeing767。
Boeing767のパイロットも「行ってきます!」の合図。
STAR ALLIANCEのロゴマークの下には「赤い羽根募金」のマークが。
昔、よく募金箱を抱えて街頭に立ったっけなぁ。。。
スポットで出発準備中の飛行機。
たくさんの支援車両が機体に取り付いて、次のフライトに向けての準備を進めます。
日本が誇る定時出発率の高さを支えているのは彼らの無駄のない、効率的な動き、その動きを支えているのは彼らのチームワーク。
素晴らしいです。
JA8966、ANAジャンボの前部貨物室のドアを開けるところ。
ここから次々と大きなコンテナが運び出され、そして積み込まれます。
大きなジャンボにはたくさんのコンテナが積み込まれますが、それを短時間に入れ替えるんだからすごいですよね!!
その向こう側L2ドアにはケータリングのトラックが横付けされ、機内サービス用のカートの入れ替えが行われます。
ジャンボのドアを開けるところをパシャリ。
いつみても不思議なんですが、あの大きなドアはいったん機内側に引っ込んでからドア全体が外に引き出されるんですよね。
いったいどういう仕組みになっているのだろう。
城南島とか浮島とか、成田ならさくらの山とかは飛んでいる飛行機を見るにはとっても良い撮影スポットですが、私はやっぱり空港が好きです。
そこにはドラマがあります。
飛行機の運航を支える多くの人がいて、飛行機が出発します。
フライトを終えた飛行機を迎える人がいます。
そういったシーンをたくさん見られる空港は何時間いても飽きないんですよねぇ。
暑い夏も寒い冬もたくさんの人が飛行機を飛ばすためにスポットで一生懸命に作業を進めています。
飛行機に乗るとき、そんな人々に「ありがとう」の気持ちを忘れないようにしたいものです。