マレーシア空軍のAirbus A319-100

昨日(5月22日)、午後から雷雨の予報でしたが、雷雨後の飛行機を撮りたくて羽田空港に出かけました。

羽田空港へはYCAT(横浜シティエアターミナル)からバスで行ったのですが、ちょうど横浜ベイブリッジを超える頃から急に空が暗くなり、橋を渡り切ったあたりから物凄い雨に降られました。

高速道路は渋滞しているわけではありませんでしたが、土砂降りでまるで潜水艦のような状況になってきたので、バスもしばらく徐行。。。。

空港の近くになり、雨は弱くなってきましたが、展望デッキに到着するまでやむことはありませんでした。

第2ターミナルの展望デッキに到着後、30分ほどしてからでしょうか。雨も止み、雲間から青空さえ見え始めてきた時に、その飛行機がやってきました。

来日していたマレーシアのナジブ首相がお帰りになるということで、マレーシア空軍のAirbus A319-100がRWY16Lにタキシングしていきました。

「お~っ!!」、なんという幸運!!

ということで、8枚と多めの写真ですが、その珍しい飛行機のテイクオフの様子をご覧ください。

まずは離陸滑走開始直後から。

Airbus A319はAirbus A320の妹。コロッとしていて本当にかわいい飛行機です。

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豪雨のあとの羽田空港、豪快な水しぶきを期待していたのですが、羽田空港の滑走路は水はけが良すぎ!ほとんど水しぶきが上がりません(^^;)

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東京湾上にいるのは海上保安庁の監視船?!マレーシアのナジブ首相が出発するから?!

そして、機体後方にうっすらと水しぶきも見えました!!

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エアボーン!

今風のデザインですね。

機体の前方から垂直尾翼まで3色の細いリボンのようなラインが曲線を描いています。

そして垂直尾翼には”1”の数字がマレーシア国旗のデザインで描かれています。

(マレーシアの国旗はアメリカと似ていて、星条旗の星の部分が黄色の三日月と太陽になったデザインです)

その国旗の上で”1”を切り抜いた感じのデザインがこの垂直尾翼です。

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A319はA320の短胴型でA320の37.5mの胴体が約4m短くなって33.8mとなってます。

4m短いと、本当にずんぐりむっくりに見えますよね。垂直尾翼も大きく見えます。

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視程はまだ回復せず、対岸の千葉の工場地帯がうっすらと影のように見えます。

ギアレバーが持ち上げられたのでしょう。メインギアの格納ドアが開きました。

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小さいだけあって、ギアの格納動作もきびきびとしている?!

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ギアを格納すると同時に、軽く左に旋回。南東の方角に飛んでいきました。

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いやぁ、思いがけない出会いでしたね!!

サプライズです。

まさか、外国の要人の飛行機に会うことができるなんて!!しかもA319ですよ!

ラッキーでした。

第2ターミナルの展望デッキについて、羽田空港の運用も南風運用となりました。

この後、ルフトハンザのAirbus A340やBoeing747のテイクオフも見ることができました。

が、昨日の雷雨は、しぶとかったようで、午後一の豪雨のあともすっきりと晴れたのはほんの一瞬。その後、15時頃には再び雲が空を覆い始め、雨も降ってきました。

ということで、4時間ほどの撮影で撤収してきました。

LHのA340やB747そして、CAがなんとスタアラのA330だったのでその離陸も撮りましたので、今後掲載していきたいと思います。

今日は華金、皆様良い1日を!!