マレーシアの新塗装でワンワールドなBoeing737

マレーシア航空の新塗装機が登場してしばらく経ちますが、ようやく成田で新塗装機を目にする機会も増えてきた気がします。従来の窓の列に沿ったまっすぐなラインではなく、今流行の曲線でしかも思いがけないデザイン!

同じ機体のアプローチとクライムを撮影できたので、じっくりとご覧ください。

まずはB展の左側からアプローチしてくるシーンから。

赤と青の細い翼のようなデザインが目立ちますね。-1-1743

滑走路端を超えるとき、滑走路の白のペイントがレフ板のように光を反射し、機体を下から照らします。

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そして定番ポイントでの定番ショット。いつも思うのですが、この時点でこの高さ。滑走路末端から結構な距離を飛んでいます。ただでさえ短い滑走路、もう少し手前に降りればよいのに。

後ろにある滑走路は全く役に立たないのだから。

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この機体の大きさだから仕方がないのですが、「one world」の文字が窓と重なってしまい、かつ文字の大きさも小さいので文字のインパクトが薄れてしまってますね。文字の上からパンチで穴があけられた感じ?!スターアライアンスみたいに”ドーン”と書けばよいのにと思ってしまいます。

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そして上昇シーン。

木立の上からギアを格納した姿勢で姿を現しました。

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胴体のペイント、主翼の前の胴体をくぐるようにして左右に伸びています。こうしてみると鳥の細くしなやかな翼のように見えます。

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両翼端が、ウィングレットがバッチリと見えるほぼ真横シーン。さくらの丘は離陸の瞬間は木立にさえぎられて見えませんが、上昇するシーンを目の前で見ることができるなかなか良い撮影ポイントだと思います。離陸滑走距離が比較的短いBoeing737なんかもこんな感じで見えます。

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斜め後ろからの上昇シーン。Boeing737ですよ。

国際線でBoeing737が活躍する時代になったんですよね。昔の成田空港はジャンボが主役で、DC-8やDC-10といった4発機、3発機がたくさん見られたのに。。。。今ではすっかりと様変わりしてしまってます。

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マレーシア航空は2度の大きな悲劇を経験し、経営的な影響もさることながらクルーへの影響が大変心配されています。安心して乗務できるようになることが望まれます。

今日掲載したBoeing737に乗務するクルーもどんな気持ちで乗務しているんだろうと考えずにはいられませんでした。仲間を、友人を事故で失ったクルーも乗務していたのではないでしょうか。

 

さて、立秋を過ぎましたが、昨日は久しぶりに夜中にエアコンを付けるために起きるということなく朝までぐっすりと眠ることができました。立秋を過ぎたから?

今日は8月8日の金曜日、明日から夏休み!という方も多いことでしょう。夏休みといえば毎年渋滞情報や混雑した公共交通機関の交通情報、水の事故のニュースが増える時期でもあります。この時期に夏休みをとらなくなって久しいですが、明日からお休みで、帰省や旅行をされる方はお気を付けて楽しい夏休みをお過ごしください。台風11号も接近しているので注意が必要ですね。

それでは良い1日を!