2度おいしかったカンタスのBoeing747

成田空港の早朝、空港のオープンは午前6時。
その午前6時のオープン直後のランディングを狙ってやってくるのがカンタス航空のBoeing747です。時々、早くやってきすぎて、九十九里浜の沖で待機旋回することもあります。
朝6時着ということもあり、泊りがけの撮影じゃないとなかなか撮ることができず、私も2度目の撮影です。前回は天気が悪く、曇天の中での撮影でしたが、前回の成田夏合宿では前日の濃霧とは打って変わった晴天!バッチリと撮影することができました!!
そのアプローチシーンからご覧ください!!

遠く、稲敷の上空でファイナルターンを終えたカンタス航空のBoeing747がRWY16L(B滑走路)にアプローチしてきます。-1-3164

ん?! どうした? アプローチしていたジャンボがいきなりエンジンのパワーを上げ、機首を上げ、上昇し始めました。ギアも格納し始めました!!

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ギアを格納し、撮影していた我々の方にやってきます。

「お~っ!!!」

ギアを格納し、飛んでいるカンタスのBoeing747を見られるなんて!!!

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初!「カンタス航空のBoeing747のお腹」 ^_^;

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完全な逆光ですが、カンタス航空のジャンボはアプローチを途中で中止し、ゴー・アラウンド。場周経路へと戻っていきました。

どうやらアプローチする時間がちょっと早すぎたようです。時計を見ると6時までまだ2分ほどの時間があり、このままアプローチを続けると6時前にランディングしちゃうと判断してのゴー・アラウンドだったのでしょう。フライングしちゃったんですね。

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さて、気を取り直してもう一度アプローチ。今度は6時を過ぎているので大丈夫!!

アンチ・コリジョンライトをピカっと光らせて、ジャンボ特有の機首上げ姿勢で空気のスロープを滑り降りてきます。

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カンタスのBoeing747、カッコいい~!! 晴天での撮影は初めて!! 緊張しながら撮りました。フラップの端っこからちょろっとヴェイパー?!

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エンジンはロールス・ロイスのエンジンなんですね。ほぼ真横から1枚。焦点距離は62mm。すぐ目の前です!

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徐々に高度を下げ、RWY16Rを目指します。フラップをおろし翼面積を増やしつつ、抵抗も増やし、速度を落としつつも安定したアプローチを見せるジャンボ。素晴らしい!!

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これがジャンボのアプローチシーンです!という感じ。いいねぇ、いいねぇ、と思いながらシャッターを押し続けました。

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間もなくスレッシュホールド。。というところに来て手前の障害物が邪魔になりこれ以上の撮影は断念。。。。

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カンタス航空のBoeing747の撮影は2度目でしたが、その2度目の撮影はさらに2度おいしい撮影になりました。まさかゴー・アラウンドし、上昇する姿を見られるなんて!!

ホンの数分、1~2分のことなんですが、6:00オープンというルールは厳格に守られているんですね。

長距離を飛んできてやっと着陸。。。というクルーやお客様にとっては「え~っ」という状況だったでしょうね。

 

さて、今日から夏休みという方も多いでしょう。そんな土曜日の朝ですが、台風が近づいているということもあり、荒れ模様のスタートとなりました。横浜でも先ほどいきなりの土砂降り。あっというまに通り過ぎて普通の雨に戻りましたが、物凄い雨音に一瞬「なんだ?!」と思いました。

帰省、旅行で移動される方も多いかと思います。お気を付けて!!そして良い1日になりますように!