アエロメヒコのBoeing787 上昇と進入

成田空港にもいろんな航空会社のBoeing787が来るようになりましたが、まだまだ新鮮です。今日は海外のBoeing787のうち、アエロメヒコのBoeing787の上昇シーンと、ホテルの部屋から撮影したアプローチ(進入)シーンをご覧いただきます。

まずは上昇シーン。撮影場所はさくらの丘。

離陸滑走は短く、その姿が見えた時にはすでにギア格納動作中。-1-1846

もうちょっと低ければ良かったのですが、それでも垂直尾翼のアステカの戦士(Eagle Warrior”鷲の戦士”)はかろうじてちゃんと見えます。左翼のしなりがはっきりと分かり、飛んでる感、たっぷりです。機首の「AEROMEXICO」の”AE”2文字が欠けてしまったのが悔やまれます。

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離陸は早かったのですが、上昇角は比較的浅めで、がんばって加速している感じがしました。この中型の双発機がこれからメキシコまで飛んでいくなんて。。。 いまだに不思議な感じがします。ジャンボくらいならあの大きな主翼の中に燃料がたっぷり入っていて、4発のエンジンで一気に太平洋を飛び越える!という感じがするのですが、このBoeing787のこのしなっている翼の中にどんだけの燃料が入っているのか?という感じで不安になります。燃費が良くなり、機体も軽いから可能なのでしょうね。

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かろうじて「AEROMEXICO」もちゃんと見えました。綺麗な上昇する飛行機の後姿AMです。

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続いては翌朝、エアコンの効いたホテルの部屋の窓から、再びアエロメヒコのBoeing787を撮影するチャンスが!!

前の日に撮った同じ機材かな。。。と思ったら、やはり違う機材でした。前の日はN964AMでしたが、翌朝はN966AMでした。

スレッシュホールド寸前のBoeing787。風は西寄りの風で吹き流しがこちらになびいてます。

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滑走路に「16R」と書かれているのが分かりますでしょうか。高度はおそらく撮影している場所よりも低いと思うのですが、主翼の下面が見えます。「AEROMEXICO」も「鷲の戦士」もばっちり!

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滑走路の脇にはいろんアンテナが立っているんですね。丁度機体に隠れてしまっていますが、そこにグライドパスの対空通信用アンテナが立ってます。そのほかの紅白の大きな搭やグレーの鉄塔は何なのかはわかりません(^^;)

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滑走路の末端を超えてからかなりの距離を進んでからようやく、ソフトに接地。ジャンボの接地時の豪快な白煙とは違い、優しいというか遠慮がちな白煙でした。空力性能も優れていてなかなか降りないのでしょうか。

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成田夏合宿の初日の夕方にアエロメヒコのBoeing787の上昇シーンを見られて”やった!”と思ったのですが、翌朝にホテルの部屋から今度はアプローチシーンを見られるなんてこれは”ラッキー!!”でした。

Boeing787といえば、Boeing787-9がANAにデリバリーされ、すでに営業フライトが開始されています。本来であれば昨日か今日にはその姿を撮りに羽田空港へ出かけるところですが、あいにくの天気。。。まだ様子見です。来週の週末には撮りに行きたいですね。

さて、台風ですが四国に上陸し、四国地方・近畿地方では大雨・暴風に大きな警戒が必要な状況になっていますね。今回の台風は足が遅く、大雨・暴風が長い時間続いています。お気を付けてお過ごしください。