本日のジャンボはデルタ航空のジャンボです。
デルタ航空はアメリカン、ユナイテッドに次いで世界第3位の航空会社です。本日も4機のジャンボが登場しますが、そのジャンボはすべて元々ノースウェスト航空として活躍していたジャンボたちです。
最初は第1ターミナルの展望デッキで撮影した出発準備シーンから。
このジャンボらしいコックピットの窓。窓の下にはワイパーやらなにやらいろいろとくっついてます。リベットの頭の一つ一つの黒ずみが古さを物語っているようです。
空全体がちょっと曇ってきて、昼間なのに夕方のような雰囲気に。この写真を撮影したのは13時少し過ぎでしたが、15時を過ぎるとこのあたりはアメリカの航空会社に占領されます。
それにしてもこの機体の輝き、美しいですよね。。。
大きなジャンボにいろんな車両が取り付いて、出発準備をてきぱきと進めています。
そして、さくらの丘に移動。
3時から4時の1時間に4機のデルタ航空のジャンボが出発します。
まずは3時5分発のDL172便、ニューヨークのJFK行です。
第1エンジンから黒い煙を吐き出しながら、長距離便らしい上昇です。
ギアもとっとと格納し、とても素敵な上昇シーンを見せてくれました。
機材はN673USで1999年8月に登録されたBoeing747-400です。
続いては3時50分発のミネアポリス行のDL285便。
こちらも第1エンジンと第2エンジンから黒い煙を吐いてます。比較的第3・第4エンジンからの黒煙が少なく見えるのは気のせいでしょうか?光の加減?!
2枚目の写真では左翼のウィングレットが機体にかぶってしまったので、もう少しタイミングを後にずらして撮影。機首部分のデルタ航空のロゴと「DELTA」の文字が第3・第4エンジンの間からちゃんと見える奇跡的な1枚。
機体はN665USで1989年9月登録の本日登場するジャンボで最も古いジャンボです。
そしてあまり時間をおかずに3時55分発のロス・アンジェルス行きのDL284便が上がってきました。アンチ・コリジョンライトがピカッと光った瞬間を捉えることができた嬉しい1枚。
この黒い煙、デルタのジャンボの特徴になってしまいましたねぇ。
機体はN670USで1990年8月登録の機体。今日のジャンボはすべて1990年代に登録されたジャンボです。みんな古いのに頑張ってますね。
最後は3時55分発、アトランタ行のDL296便です。
この時間帯の太陽に照らされた飛行機はややオレンジ色を帯びていて、昼間とは別の美しさを見せてくれます。
こうして4機の離陸を見てみると、本当に不思議。黒煙を吐いているのが全部左翼のエンジンですよね。構造的な何かがあるのでしょうか。
数年前なら「デルタのジャンボか。。ちょっとお休み」と撮影の手を休めて眺めていた存在でしたが、それくらい多くのデルタのジャンボが見られたんですよね。
今ではデルタのジャンボも数を減らしてきていて、この日の9時半から17時の間に出発したデルタのジャンボはこの4機のみです。
成田に行ったら撮っておきたい存在になりましたね。
普通なら4機のうち、一番きれいに、上手くとれた機体を掲載するのですが、本日は各機2枚、微妙に違うアングルの写真を選んで全機掲載させていただきました。
さて、新たな1週間が始まりました。
がんばりましょう。
それでは良い1週間を!
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