アリタリアのBoeing777、太い。。。

アリタリア航空のBoeing777-200ER(EI-DBK)が成田空港に着陸しました。

この写真を見た時の第1印象は「エンジンでかっ!」です。Boeing777のエンジンが大きいことは十分認識していたつもりでしたが、撮影した角度なのでしょうか、理由は分かりませんが、この写真で見るエンジンはとても大きく見えます。-1-7546

イタリアのミラノ郊外にあるミラノ・マルペンサ空港から到着しました。長いフライトでしたね。お疲れ様。飛行機は雲の影でまだら模様になったランプエリアを進みスポットに入ります。

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およそ3時間半の滞在でイタリアのミラノまで折り返しです。AZ787便。

長い空の旅に出発する男の後姿。。。みたいな。

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重たそうに離陸滑走開始です。国内線でというか、羽田空港ではBoeing777-200はバランスが良くカッコよく見えるのですが、成田では寸胴でちょっと太めに見えますね。成田空港ではBoeing777-300のスリムなボディが似合う?! 不思議なもんです。

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一瞬日向に出たのですが、またすぐに雲の影に。ほぼ真正面でエアボーン。軽いのか?!

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12時25分発(時刻表上)だったのですが、早めに搭乗予定の乗客の搭乗が終わったのでしょうね。早めにスポットを出発し、12時28分(正面の時計。。。)に上昇していきました。国際線には空席待ちが無い?!ので予定していたお客様がそろったら出発予定時刻より早くても出発するんですね。

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イタリアのミラノまでの12時間35分のフライト、長いですよね。

沢山の燃料を積んでいるのでしょうね。翼を大きくしならせて上昇していきます。

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ギア格納中。昨日ご紹介したティルト・アングル、今日の写真でも見ていただけました?ギア格納動作開始時の写真が無いので、アングルが変化したことは今日のアリタリアではよくわかりませんでしたね。

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ciao!!

こうしてみるとBoeing777の上昇する後姿もなかなか綺麗じゃないですか。

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エールフランスやルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズなどと並んで、伝統的な欧州の航空会社の一つであるアリタリア航空。

他の航空会社のようにコロコロとデザインを変更することなく、昔からこのデザインのままです。微妙な変化はありますが、デザインコンセプトやイメージは伝統をしっかりと守っていて、会社の顔としての飛行機のデザインを大切にしているという感じがしますよね。

今日のアリタリアはこれでも新デザインです。

以前は機首から伸びる緑の線が客席の窓の列に重なっていました。また垂直尾翼の緑と赤の部分は垂直尾翼までで、前縁の緑の線だけが機首から伸びた緑の線とつながっていました。新デザインでは今流行しているように垂直尾翼のカラーがそのまま胴体まで続く形になっています。でもそれだけです。言われてみれば気が付くという変化ですよね。(夢、希望はでかく!)

伝統を重んじる欧州の文化でしょうか。

そういえば、本日のGoogleのロゴはベルリンの壁崩壊25周年でしたね。

25年前、1989年の今日、11月9日にドイツを”東西”に分断していたベルリンの壁が破壊されました。単なる1つの国の問題ではなく、世界的な流れを象徴する大きな出来事でした。

あれから25年も経ったんですね。あれから世界はどう変わったのか。確かに東西冷戦は終結しましたが、違った形の”戦い”や、経済的な大きな波が押し寄せるなど、決して明るい話題ばかりではありませんでした。これからも世界はどんどん変化を重ねていくでしょう。その変化に身をゆだねるだけでなく、変化にどんな形にせよ参画していきたいですよね。

さて、先週に引き続き今週末もぐずついた天気で空港に行く気になりません。

スカッと晴れた秋晴れの空港に行きたいですね。

再来週の水曜日、そんな秋晴れにならないかな。。。

それでは皆様、良い1日を!

私は明日からの1週間に備えて、充電します。