エールフランスのBoeing777

本日の飛行機は、一昨日のアメリカン航空の記事に少しだけ登場したエールフランスのBoeing777です。

羽田空港でも見られるようになったのでお得感はあまりありませんが、それでも1日1機の貴重な存在です。

まずはランプエリアを出て滑走路へタキシングするシーンから。

真っ白な機体に「AIRFRANCE」の文字と、垂直尾翼のトリコロールというとてもシンプルなデザイン。とっても上品なイメージの飛行機ですね。NR-6540

はい、機首部分のドアップ。遠くからではよく見えませんでしたが、スカイチームのロゴマークや「Boeing777-300ER」、「AIRFRANCE KLM」の文字も見えます。NR-6545

離陸シーンは4枚セットで。

やはりフランスまでの長距離を飛ぶために燃料をたくさん積んでいるのでしょう。離陸滑走距離は長いです。第1ターミナル展望デッキの正面を通り過ぎ、この角度になってからおもむろにローテーション。NR-6599

左翼の先端が垂直尾翼にかかるかどうかというところでエアボーン。Boeing777が一番カッコよく見えるシーンの一つです。NR-6600

翼をしならせながら上昇。

Boeing777-300ERで、”長い”Boeing777なのですが、あまり長さを感じませんね。NR-6601

最後は斜め後ろからの上昇シーン。翼がとても薄く見えます。膨張色である”白”の胴体が太く見えるのでなおさら翼が薄く心細い感じ。。。

これからフランスのパリ近郊のシャルル・ド・ゴール空港までの12時間近くもの長いフライトです。そんな長い時間エンジンを回し続ける燃料がこの薄い翼に入っているとは思えないですよね。NR-6604ブリティッシュエアウェイズ、ルフトハンザ、KLMオランダ航空、アリタリア航空と並んでヨーロッパを代表する航空会社。アメリカの航空会社は経営破たんや経営統合などでいなくなったり、一緒になったりしていて、かつての代表的な航空会社(パン・ナム、TWA、ノースウェストなど)はいなくなってしまいましたが、ヨーロッパの航空会社は経営危機を迎えながらも昔のイメージのまま残っていますよね。

エールフランスもKLMオランダ航空と経営統合しましたが、それぞれの伝統的なデザインは残したままです。

さて、本日は日本の南海上を通過している台風7号の影響で前線が刺激されているのでしょうか。今朝は結構強めの雨でスタートです。

でもこの雨も午前中でやみそうですね。

傘を折り畳みにしようか、長い傘にしようか、悩みます。

それでは皆様、良い1日を!!