Climb!

Climb、上昇、さくらの丘、成田、飛行機・・・・なんだか元気の出る単語たちです。

南風運用の日の成田空港、午後の撮影場所で結構気に入っているのがさくらの丘です。

上記のキーワードのせいなんでしょうね。

さくらの山で着陸機を撮るのも良いかもしれませんが、私はさくらの丘で上昇する飛行機を見るのが好きです。離陸開始時点は見えないし、離陸滑走シーンも見ることができません。さくらの丘と空港の間のこんもりとした繁みというか林の向こうからいきなり飛行機が飛び出してくるんです。時には相当早くエアボーンしたのでしょう、ずーっと左手奥から上昇し、さくらの丘に来るころにはかなり高いところまで上昇し、おなかしか見えないということもあります。時には音だけは聞こえるけどなかなか機影が見えず、手前のフェンスから徐々に姿を現し、目の前をゆっくりと上昇していく大型機も見ることができます。成田空港の午後、さくらの丘は順光になります。上昇する飛行機の力強い姿をご覧ください。7月19日の午後にさくらの丘で撮影した写真です。

まずはANAのBoeing787から。背景の白い雲が良い感じです。NR-5138

AIR BUSANのAirbus A321です。”BUSAN”と書いて”プサン”と読む。感じでは”釜山”。何ともちぐはぐな感じです。韓国のLCCで期待に記載されている通りアシアナグループが出資しています。アシアナグループと釜山市、釜山市の企業が出資して設立された航空会社です。デザインの意味は・・・・全く分かりません。

ところで、最近「デザイン」の問題が取りざたされています。デザインとはその意図や意味・目的を皆がなっとくできるように説明できるものでなくてはならないんですよね。説明できない場合、感覚・感性だけで描かれた図画はアートと呼ばれるものであり、デザインではないという話も聞き、納得しました。だから飛行機を見るといつもそのロゴやデザインの意味を考えてしまいます。きっとこのAIR BUSANの濃い青と水色と黄緑色には何か意味というか、象徴するものがあるんでしょうね。小さなウィングチップにもその3色が塗られているのですから。NR-5162

そしてAIR CHINAのBoeing737。ウィングレットは付いていませんが、Boeing737-800です。日本みたいな近い国に来るのにウィングレットオプションはいらない・・・のでしょうか。NR-5231

春秋航空日本のBoeing737-800。名前に「日本」と入っているし、レジ番がJA01GRなので日本の航空会社であることは分かります。でも雰囲気的には中国の航空会社のような感じですよね。中国のLCCである春秋航空が出資している日本の航空会社です。JALやANAの資本が全く入っておらず、業務提携もしていない日本の航空会社です。この航空会社、漢字で書くと春秋航空日本なんですが、一般的には「スプリング・ジャパン」と呼ばれていますよね。コールサインは「J-Spring」です。”秋”はどこに行っちゃったんでしょうね。 NR-5310

フィリピン航空のAirbus A321-200。羽田空港でもよく見かける飛行機です。フィリピン航空はこのA321とA330が成田にやってきてますね。成田空港からフィリピンのマニラまでは4時間半ほどのフライト。このクラスの飛行機でも飛んでいけるんですね。NR-5327

中国東方航空のAirbus A330。中国東方航空はデザインが一新しました。一新したのですが、マレーシア航空といかMAS KARGOっぽいデザインになっていて目新しさが全くありません。先日も成田で見かけたのですが、撮影するのを忘れてしまったほど。。。きっと羽田空港でも見られるでしょうし。

こちらはこれまでのデザインで「中国東方航空」らしいデザインの飛行機です。それにしてもこのロゴ、マレーシア航空のマレー凧とよく似ていますよね。いつも間違えそうになります。使われている色も似ています。NR-5373

そしてモンゴル航空のBoeing737-800。ウランバートル行きでしょうか。

モンゴルといえば・・・・馬。 人によっては力士の名前を思い浮かべる方もいるでしょう。最近の大相撲ではモンゴル出身の力士が大活躍中ですからね。でも、私はモンゴルといえば連想するのが「馬」なんです。”馬頭琴”という楽器がすぐに頭に浮かんできます。何度かブログでも書きましたが、「スーほーの白い馬」というモンゴルの民話の記憶があるからでしょうね。NR-5393

CHINA AIRLINESのBoeing737-800。垂直尾翼の梅の花が水平尾翼に隠れてしまっているのが残念! でもこの1枚しかなかったんです、CHINA AIRLINES。きっと慌てて撮ったんでしょうね。NR-5074

ちょっと趣向を変えてというか、さくらの丘から見えた2機のジャンボが向かい合っているところの写真です。手前にフェンスはあるし、ピントは手前の吹き流しに合っているし、何でこんな写真をわざわざ発表するの?というご意見もあるかと思いますが、ジャンボだし、Boeing747-400とBoeing747-8iの対面ということもあり、掲載させていただくことにしました。NR-5076

日本のLCC、バニラエアのAirbus A320。派手な飛行機が多いLCCの世界で非常にシンプルで、「塗装の途中なのでは?」と思わせるようなデザインの飛行機です。昔は真っ赤な派手な飛行機だったのに。。。エアアジア・ジャパンとして設立された会社が商号を変更しこのバニラ・エアになりました。こちらはANAホールディングス傘下のLCCです。NR-5078

JALのBoeing787、羽田空港ではなかなか見られないJALのBoeing787ですが、成田空港ではしょっちゅう目にすることができます。綺麗ですねぇ、この上昇する787の翼。NR-5117

最後はANAのBoeing767、ウィングレットが付いてます。Boeing767はこうしてウィングレットを付けるなどして進化してきましたが、結構なペースで退役していますよね。

羽田空港では一気に姿を消しているような気がします。

確かに古いですからね。最初のBoeing767、当時はBoeing767-200で現在は全機が退役していますが、そのBoeing767が日本の空にデビューしたのが私が高校生のころですから、かれこれ30年以上も前の事。ここまでよく頑張ってきたという感じでしょうか。成田空港でこうしてウィングレットを装着してまだまだ元気に飛んでいます。NR-5127

以上で7月19日にさくらの丘で撮影した写真はおしまいです。

最近ぐずついた天気が多く、すっきりとした秋晴れの空はなかなか見ることができませんが、はやくこうした青空の中を上昇する飛行機を見たいですよね。

昨日も結局、空港に行くことはなく、感染性胃腸炎でダウンしている長男の面倒をみたり、買い物に行ったりして1日を過ごしました。おまけに、夜にはその長男が急に「胃が痛い!」とか言い出して、タクシーで救急病院に連れて行ったりして、ドタバタした1日になりました。

今日も天気はどんよりとしていて「飛行機見に行こう!」という感じじゃありませんよね。

早く秋晴れの空が見たい!!

ということで、皆様、良い1日を!

 

 

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