シンガポール航空のBoeing777

インド・スリランカ・タイ・マレーシアときたら、、、、シンガポールですよね。

マレー半島の先っちょ、最南端にある島、赤道の137kmほど北側にある島国がシンガポールです。

シンガポールは63の島から成り立ってますが、一番大きな島がシンガポール島です。大きいといっても東京23区と同じくらいの大きさで、国の面積は世界で175位だそうです。

国の面積は非常に小さいですが、貿易・交通・金融の要所でもあり、世界の大企業のアジアのヘッドクォーターが多数存在しています。アジアの経済の中心地と言っても過言ではないでしょう。

そんなシンガポールのナショナルフラッグキャリアがシンガポール航空です。

今日はそのシンガポール航空のBoeing777の離陸シーンです。

ヨーロッパではルフトハンザ、アジアではシンガポールといった感じで世界の航空会社の中でも好きな航空会社の一つです。NR-4081

SQ637便、シンガポール行きです。昔はBoeing747で一時はAirbus A380だったのに、今ではBoeing777です。シンガポール航空のAirbus A380って今でも成田空港にやってきているのでしょうか。。。

11時25分、すでに太陽は真上から照り付け、メラメラが激しいですが、「NARITA」の植え込み前でローテーション。NR-4082

エアボーン直後。

昨日のマレーシア航空もそうでしたが、やや右に傾いている?!

西風(左側からの風)が強かったっけ?!NR-4083

昔ながらのチートラインがまだ残っている数少ない航空会社です。

この色合いがイイんですよね。濃紺と金とオレンジ色のライン。

そして、垂直尾翼の金のロゴマークがカッコいいです。NR-4084

シンガポール航空はCAさんの制服もとても良いです。

シンガポール航空の伝統衣装であるサロンケバヤが制服になっていて、体にぴったりとしているんです。

もう20年以上変わっていません。NR-4085

シンガポールのチャンギ国際空港までは7時間ちょっと。

お昼に成田空港を出発し、昼ごはんを食べた後、お酒を飲んでひと眠りしたらシンガポールです。

日本とは1時間の時差があるので11時半に成田を出発し、到着は現地時間の17時半頃です。NR-4087

シンガポールといえば、有名なのが世界3大がっかり名所のマーライオンですね。マーメイドとライオンが一緒になったもので、口から水を吐き出している像があります。私も見に行きましたが、確かに「あ~」という感じでした。シンガポールで観光してもほぼ印象に残りません。それ以上にシンガポールで印象に残るのはとてもきれいで先進的な国の中心街であったり、チャイナタウンやコリアンタウンやリトルインディアだったり、植物園、動物園だったりですね。セントーサ島にも行きましたが、そこはマーライオンと同じくらいのがっかり度でした。

食事はおいしかったですね。特に中華料理が記憶に残ってます。エアラインのCAさんが良くいくという中華料理のお店でしたが、さすが世界を飛び回るCAさんが選ぶだけあっておいしい料理だったのを覚えています。

また行ってみたい国の一つですね。

 

ということで、今日はシンガポール航空でした。

明日は月曜日なので、景気づけの4発機にして、明後日はシンガポールからさらに日本に近づいていきたいと思います。

それでは、良い1日を!

マレーシアのAirbus A330

昨日のタイ王国があるインドシナ半島の南、マレー半島の南半分(下半分)にあるのがマレーシアという国。

マレー半島だけかと思ったら、その東にあるボルネオ島の北半分もマレーシアだったんですね。

そのマレーシアのナショナルフラッグキャリアがマレーシア航空です。

数年前にデザインを一新し、現在のデザインになりました。

写真は成田空港のRWY34Lを離陸するMH89便、クアラルンプール行のAirbus A330です。NR-3816

クアラルンプールまで7時間15分のフライト、それなりに重たいと思っていたのですが、結構早めにエアボーン?!

まだあの事件・事故の影響があってお客さんは戻ってきていないのでしょうか。NR-3818

エアボーン直後の様子。

いいですねぇ。今日の写真はこの1枚でもよかったくらい。NR-3819

丁度正面に来たところ。

マレーシア航空のデザインは他の航空会社とはちょっと違っていて斬新性がありますよね。

赤と青の翼のような曲線が速さと柔らかさを感じさせます。デザインの基本はやはりマレー凧なんでしょうか。NR-3822

主翼のしなりが一番よく見える角度で1枚。緑の森を飛び越えて上昇する白い飛行機とマレー凧。NR-3825

主翼の後ろ側に見えるフラップのガイドカバー、いつも”マッチ棒”みたい。。。と思うんですよね。A330の特徴?!NR-3827

マレーシアのクアラルンプールには1度だけ、行ったことがあります。

シンガポールからシンガポール航空のA300でひとっとびでクアラルンプール空港までのフライトでした。

クアラルンプールのホテルからタクシーをつかってバトゥ洞窟まで行ってきました。高速道路で1時間ほどでしたね。

バトゥ洞窟はマレーシアに住むヒンドゥ教徒の聖地らしいのですが、なかなか素晴らしい場所だったのを記憶しています。

洞窟の入り口の手前にあるヒンドゥ教の寺院?!のカラフルで美しい建物、その屋根にいた猿、そしてとても長い階段。。。

バトゥ洞窟に行った後はクアラルンプール市内まで戻り、タクシーの運転手おすすめのデパートのレストラン街のレストランでマレーシアの昼食にしました。日本でもデパートの上の階ってレストラン街になってますが、マレーシアも同じでした。そこでマレーシアの人たちに交じってマレーシアの一般的なお昼ご飯を頂きました。

良い思い出です。

 

さて、2泊3日の大阪出張から昨夜戻ってきたのですが、出張に出かけるときはまだ梅雨が明けていませんでしたが、出張から帰ってくると梅雨が明けていて暑い夏の夜でしたね。

今朝も朝から真っ青な空が広がっています。

夏ですね。

そして今夜は東京近辺のあちこちで花火大会が開催されます。もっとも有名なのは隅田川花火大会ですね。

そのほか国営昭和記念公園や八王子、大磯、浦安、上尾、越谷、大宮などでも花火大会が開催されるようです。

同じような時間に行われるのでしょうけれども、その時間に空から飛行機で関東平野を見たら、きれいでしょうね。あちらこちらでカラフルな花火が咲くんですよね。。。

 

今日も暑くなりそうです、熱中症に気を付けて夏をお楽しみください。

良い週末を!!

 

タイのBoeing777とAirbus A330

インド・スリランカからベンガル湾・アンダマン海を挟んでインドシナ半島の大部分とマレー半島の北部を占める国がタイ王国です。

タイは近年になっても政変や軍事クーデターが繰り返し発生し、政情不安な国です。

そんなタイのフラッグ・キャリアがタイ国際航空で、羽田・成田とタイの首都バンコクを結んでいます。

羽田では午前中のジャンボが見どころですが、成田ではBoeing777とAirbus A330です。

今日はその2機種の離陸シーンです。

まずはBoeing777。

長いBoeing777-300/ERです。

離陸滑走やローテーション、エアボーンの前後は手前の飛行機の排気熱でメラメラになってしまったので、このシーンから。NR-3920タイは王室を含め国民の95%が仏教を信仰している仏教国です。

仏教の僧侶、しかも高位の僧侶を連想させる色合いの飛行機です。NR-3922

そしてAirbus A330。

こちらはポピュラーなAirbus A330-300です。

主翼がきれいにしなっています。NR-4257

美しいです。

同じ双発のワイドボディ機でBoeing777とAirbus A330は似ていると思うのですが、受ける印象が結構違うんですよね。

どこが?!と思われるかもしれませんが、男性と女性の違いくらい、”違い”を感じます。NR-4259

このスーッと通った鼻筋か、お尻の丸みか、主翼付け根のふくらみか、スマートなエンジンか、、、NR-4261

羽田でも成田でもBoeing777とAirbus A330は大型機の中心的な存在になってます。

そういえば、昨日のニュースで「Boeing747シリーズ、生産中止か」と報じられていましたね。

10年ほど前は「飛行機といえばジャンボ、Boeing747」というくらい、Boeing747がたくさん使われていたのですが、飛行機の世界でもダウンサイジングが進み、日本の航空会社では民間機のBoeing747はいなくなってしまい、世界的にも数は減る一方です。

Airbus A380という超大型4発旅客機も登場しましたが、受注は振るわず、減産。

Boeing747もBoeing747-8が登場しましたが、受注は伸びていないそうです。

日本の次期政府専用機もBoeing747-8ではなく、Boeing777に決まりましたよね。

もう旅客機は小型機の世界ではBoeing737とAirbus A320、大型機ではBoeing777とAirbus A330、そして中型機はBoeing787という構図に落ち着いていくのでしょうか。

みんな似たような形で、ちょっとつまらないですね。

成田でもMD-11Fの数はめっきりと減り、1日に1回見られればラッキーという感じになりました。

羽田のキャセイのジャンボも9月頃までです。

あ~、残念!

 

さて、関東地方でも梅雨明けしたようですね。

これから辛い夏です。。。

暑さに負けずに頑張りましょう!

今日の夜、帰京します。

それでは皆様、良い華金を!

スリランカのAirbus A330-200

昨日はインドの航空会社でしたので、今日はそのインドのすぐ隣にあるスリランカの航空会社です。

飛行機はAirbus A330-200。

Airbus A330の旅客型には-200と-300の2タイプがあり、-200は-300の短胴・長距離型です。

-300よりも胴体が4.87m短くなり、重心位置と垂直尾翼の間の長さが短くなった分、垂直尾翼も大きくなっていて、高さも50cmほど高くなってます。

離陸滑走中のAirbus A330-200です。胴体が短く、垂直尾翼がでかく見えますよね。NR-4093

ノーズギアをこんなに持ち上げてもまだメインギアは滑走路についてます。

エアボーンのちょっと前、Airbus A330の離陸の時や着陸前のこの気合の入った機首上げ姿勢も見どころです。NR-4096

エアボーンしました。赤い孔雀が空を飛びました。NR-4098

美しい飛行機ですね。

Airbus A330-300よりもちょっとぽっちゃりした感じに見えますが、それがまた可愛らしい!NR-4100

この角度! Airbus A330でもこんなに主翼がしなっているんだ!という写真。

遠くから見ると、”こんなに薄い翼”でこんなに大きな機体を持ち上げているんだ!と、翼が薄く見えます。NR-4102

赤いウィングレットと赤い体にオレンジ色と緑色の鮮やかな翼を持ったクジャクがとても印象的なスリランカ航空のAirbus A330-200です。

UL455便、コロンボ行き、9時間20分のフライトです。NR-4104

インドとかスリランカって同じ”アジア”で近い感じがするんですが、9時間も飛ばないと到着しないんですね。ハワイのホノルルまでは7時間半ほどですから1時間半も飛行時間が長いんです。

まぁ、偏西風に逆らって飛ぶ西行きと、偏西風に乗って飛ぶ東行きの違いはあるのかもしれませんが、「9時間」というと、「長い」と感じます。

とはいえ、東京から新大阪まで2時間半かかることを考えると、はるか彼方のインドやスリランカに9時間で行くことができるのはやっぱり飛行機って速いんですね。

そう、私は昨日の夜、東京から2時間半も新幹線に乗って、大阪にやってきました。

今、大阪は天王寺のホテルでこの記事を書いてます。

大阪は梅雨が明けていて、暑いです。

今日の予想最高気温は33度の予報です。

久しぶりに”泊まる”ことができる大阪出張、今夜も大阪泊です。

明日に備えてがんばろ。

 

ということで、皆様、今日も良い1日を!!

赤いBoeing787、エアインディア

昨日のスクートほど、がっつりと色が塗られているわけではありませんが、赤いBoeing787といえばこのエアインディアでしょう。

窓枠がすべて赤いモスクの形で縁取られていますし、赤い垂直尾翼にオレンジ色の太陽(?)、おなかも赤いです。

そのエアインディアのBoeing787、いきなりエアボーン後の写真から。

離陸滑走中やローテーションの写真はピントが甘く、ボツだったんです。。。NR-4606

オレンジ色の油圧ショベルとBoeing787。

「AIR INDIA」の文字、こちら側は英語でちゃんと読むことができますが、確か反対側はインドの言語、ヒンディー語(?)で書かれていたような。。。NR-4608

時刻は正面の時計は13時43分頃を指していますが、撮影時刻は13時33分になってます。

このエアインディア、AI307便は定刻は11時15分なんですが、思いっきり遅延して時刻表上は13時23分の出発になってます。

いつも遅れるんですよねぇ。

だいたい、お昼過ぎに撮ることが多く、このエアインディアを撮ったら、そろそろ逆光がきつくなるので場所を移動・・・って考えます。本当は11時15分発だったんだ・・・。NR-4609

ほぼ真横から。NR-4611

デリーまで9時間15分のフライトです。

えっ?! シンガポールまで9時間20分で、デリーは9時間15分なんだ。。。

インドってシンガポールよりさらに西にあると思っていたんですが、距離はシンガポールより近い?!NR-4623

昨日は黄色のスクート、今日は赤いエアインディア、明日は・・・・。

Boeing787の色シリーズはここまで。ほかに色で表現できるBoeing787って水色のエアカナダと青いANAと白いJALくらいか。。。

アエロメヒコとかユナイテッドは色では表現しにくいですよね。

 

さて、今日から2泊3日で大阪です。

久しぶりにがっつりと大阪出張です。

最近は昔と違って”ネット”があり、仕事の場所を選ばなくなってきたとはいえ、やはり客先やオフィスが遠隔地にあると不便さを感じます。直接顔を合わせて話ができないし、”ちょっと打ち合わせしようか”とホワイトボードを見ながらの作業もできない。メールで伝えようにも、文章で物事を伝えるのは労力が必要になります。

やはり現地で直接対話したいですし、同じ”もの”(資料とかホワイトボードに書いた絵とか)を見ながらディスカッションしたくなりますよね。

ということで、今回は大阪に乗り込むことにしました。

東京はまだ梅雨明けせず、今日も最高気温は25度前後と過ごしやすい気温ですが、大阪はすでに梅雨明けしていて最高気温は33度の予報。。。。

暑いのは苦手です。

 

ということで、週の中日、皆様、良い1日を!!

黄色いBoeing787、スクート。

シンガポールのLCC(格安航空会社)であるスクートですが、成田線での使用機材はBoeing787-9です。

LCCというと、使用機材はBoeing737とかAirbus A320といった飛行機を思い浮かべますが、スクートの保有機材はBoeing777とBoeing787だけなんですよね。採算が取れるのだろうか・・・・と心配になりますが、シンガポール航空が出資しているし、大丈夫なんでしょうね。

それではスクートの黄色いBoeing787-9のテイクオフシーンをご覧ください。

いつものとおり、ローテーションから。

シンガポールまで9時間20分のフライトですが、早めのローテーションです。NR-4278

滑走路を半分も使わずにエアボーン。軽いのでしょうか。。。

お客さんがたくさん乗っていないとなると、やっぱり採算が取れているの?と心配になります。NR-4279

FedExのBoeing777Fの向こう側を上昇するスクートのBoeing787-9。

この黄色のデザイン、独特の模様ですよね。同じようなデザインが増えてきた昨今、こういったデザインはうれしいです。楽しいですよね。 NR-4285

小さいですが、成田空港の赤い消防車と黄色い飛行機。

機体前方に「flyscoot.com」とURLが書いてあるので、さっそく見てみました。

やっぱり黄色いホームページが表示されましたが、びっくりしたのはそこに書いてある”金額”。

シンガポールまで日本円で最安16410円ですって!台北まで9410円?! 新幹線で大阪に行くよりも安い! さすが格安航空会社ですね。

実際にフライトを検索してみましたが、7月29日出発8月1日帰国で往復38,850円でした。北海道の函館往復より安い?!NR-4287

翼の先端のレイクドウィングチップの形が良くわかるのは真横よりもこの角度。

曲がってますね!NR-4292

ギアを格納し終えました。NR-4300

スクート、「SCOOT」って、英語で「走り出す」って意味なんですね。

世の中的に格安航空会社があちこちで立ち上がり、大手の航空会社もどんどん格安航空会社に出資しているから、シンガポール航空もやってみよう!ととりあえず作って、走り出してみた?!

言葉の響きはカワイイというか、親しみやすいですよね。

格安航空会社、やはり親しみやすさというか庶民感覚が大切なのかもしれませんね。

日本でもピーチとかジェットスターとかカタカタで”印象”に訴える名前ですよね。

日本からシンガポールまで、シンガポール航空も路線を持っていますが、このスクートに乗客を奪われたりしているんでしょうね。それでもスクートを就航させているのは、シンガポールに観光客を呼び込むことの方がメリットが多いからなんでしょうか。

 

今朝も梅雨空。

関東の梅雨明けっていつなんでしょうね。

梅雨明けして暑くなるのは嫌ですが、梅雨空も嫌です。

早く秋にならないかなぁ。

 

ということで、皆様、今日も良い1日を!

貨物用のジャンボ、400Fと8F

今日は2種類のジャンボを掲載したいと思います。

両方とも貨物用のジャンボなんですが、最初はPolarのBoeing747-400F、2機目はNCAのBoeing747-8Fです。

見比べてみてください。

機体後部がDHLカラーのPolarのBoeing747-400Fです。NR-3411

かなり長いこと走ってからローテーション。

主翼のしなりっぷりからすると、結構重たいのでしょうか。NR-3420

美しい・・・・、カッコいい・・・・NR-3424

ギア格納室のドアが閉まり切ってませんが、ジャンボの上昇する姿、カッコいい~!!

右翼の主翼のしなり方、いいですねぇ。NR-3428

続いてはNCAのBoeing747-8F。

目の前でローテーション。

この時点で、やっぱりBoeing747-400Fの方がかっこいいなぁって思ってしまいます。

長さが6m違うんですよね。

全長が70m以上ある大きな飛行機ですが、6m違うだけで、こんなに印象が変わるんですね。NR-3950

エアボーンの直前。

こちらも重たそうです。

胴体、長いなぁ。NR-3952

このくらいの角度になると、胴体の長さが気にならなくなり、いつものカッコよいジャンボに見えます・・・よね。 NR-3958

やはりギアの格納動作は完了前です。。

貨物機の離陸は離陸滑走距離がめちゃくちゃ短いケースが多いのですが、PolarもNCAもかなり長いこと走ってました。

暑かったせいもあるのかもしれませんが、重たい貨物を積んでいたのでしょうね。NR-3961

ということで、今日はBoeing747の400Fと8Fの2種類のジャンボをご覧いただきました。

私はやはり400Fの方が好きですね。

ウィングレットがカッコよいし、なによりバランスが良い!「飛行機」としてカッコいいですよね。

こんなに素晴らしい飛行機がいなくなりつつあるのが、本当に残念です。

 

飛行機とはあまり関係ありませんが、今日は「シナリオ」についてちょっと書きたいと思います。

いま、2つの大きなプロジェクトを統括しているのですが、時同じくして「シナリオ」がクローズアップされました。

業務改善・改革、そしてそのためのシステムを設計・構築するにあたって、まず最初にすべきは人のすること、すなわち”業務”を捉えることなんですよね。それも大きな捉え方から徐々に小さく分解していくんです。

例えば、一番大きな単位は「航空会社」です。そしてそれは「運航」「運航管理」「整備」「客室」「カウンター」などの業務に分解されます。そしてそれをさらに分解していくと1つの仕事の単位「行為」になっていきます。

プッシュバックする、タキシングする、離陸滑走する、離陸する、上昇する、巡行する、降下する、、、、

そしてその一つ一つの行為にはインプットがあって、アウトプットがあります。人は何かの情報を得て、行動を起こし、何かの結果を導き出します。その連続が仕事になります。

じゃあ、ある仕事を行う際にどのような情報が必要なのか、どのような結果を導き出せば良いのか・・・をデザインし、実現するのが私が今行っている仕事なんです。

仕事の流れ、何を見て何を行い、何を導き出すか、これを「シナリオ」と呼んでいます。

この「シナリオ」を描くことが重要なんですよね。

「シナリオ」をきちんと描くことができれば、その後の工程は「シナリオ」の実現になります。

航空会社というか飛行機を例に説明しましたが、これはどんな業界・会社でもほぼ共通です。

最近、その「シナリオ」を描くことの大切さを改めて実感する機会があったので、こんなことを書かせていただきました。

ということで、今週もそんな仕事をします。

 

今週こそ、梅雨明けするでしょうか。

皆様、良い1週間を!

 

 

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