アエロフロートのAirbus A330
昨日のロシアの貨物専用航空会社、エアブリッジ・カーゴに続き、本日はロシアのフラッグキャリアであるアエロフロートの飛行機です。
アエロフロートはソ連時代からありますが、ソ連が崩壊した後、ガラッと変わりましたよね。まず、機材がAirbusとかBoeingになりました。デザインも洗練されたものになりました。
ソ連時代、成田空港へはイリューシンIl-62がやってきていて撮影したことがあります。T字尾翼の旅客機で、機体の後部に4発のエンジンがついていました。垂直尾翼の付け根に片側2発づつの4発機、尾部が重くなるので、駐機中は垂直尾翼の下からスルスルっと補助輪が出てきて尾部を支えていたのを覚えています。
そんな時代から20年以上が経ち、現在の姿になりました。世界が大きく変わったんですね。。。
さて、今日はそんなアエロフロートのAirbus A330の写真を掲載します。
久しぶりに”局部アップ”もやってみました。
まずは到着後、スポットにやってくる途中、ANAのBoeing787とのツーショットから。
アエロフロートのAirbus A330の横顔。
国旗の下に「B.PASTERNAK」と書かれています。アエロフロートの飛行機にはロシアの文化人や学者の名前が付けられているようですが、この「B.PASTERNAK」は「ボリス・パステルナーク」というロシアの詩人・小説家で、著名な作品に「ドクトル・ジバゴ」があります。ノーベル文学賞の受賞者でもあるそうです。(ソ連政府の反対で受賞は辞退したそうですが。。。)
スポットに入ってくる時、斜め前からその顔を撮影。
以前、オレンジ色のウィングレットはなぜオレンジ色か?という疑問を持ったことがありましたが、胴体にも使われていたんですね。銀色と蒼の間にオレンジ色の線があり、そのオレンジ色がウィングレットに使われているんですね。
蒼いエンジン。
この蒼は青じゃなくて蒼という字を使いたくなりますね。とっても濃い蒼です。ロシア国旗の真ん中に使われている蒼だと思いますが、やっぱりオレンジ色がここにも使われています。なぜ国旗と同じ赤じゃなくてオレンジなんだろうか。。。
ノーズギア。
オレンジ色のウィングレット。
ウィングレットの断面もちゃんと”翼形”になっているんですね。
そしてテイクオフシーン。
いきなりローテーションの時から。
かなり長いこと走っていて、ローテーションは正面を通過してからでした。
かかと立ちになったAirbus A330、優雅な感じがします。
美しいAirbus A330の上昇する斜め後ろ姿。
曲線が美しいんですよね。
成田空港を12時に出発するSU261便、モスクワ経由でパリに向かう便です。
パリに行くのに、このアエロフロートを使うっていう選択もありますね。
何度か行くのであれば、そのうちの1回くらいは使ってみたいですね。何度か行く機会があれば。。。
ということで、2日続けてロシアの飛行機でした。
エアブリッジ・カーゴの方は、なんとなくロシアっぽいデザインでしたが、このアエロフロートはロシア国旗を意識しなければロシアの飛行機には見えない洗練されたデザインになってます。
この記事の途中にウィングレットや胴体に描かれたオレンジ色について書きましたが、最後の写真を見ると、胴体のオレンジ色のラインはそのままロシア国旗の赤い部分につながってますね!
ん?赤だったの? それとも赤のグラデーションでその始まりがオレンジ?!
ま、いいか。
日曜日に続いて、昨日も梅雨の時期とは思えない、真夏の暑さでしたね。
オフィス内はキンキンに冷えていて、外との気温差がだるくなるほどでした。
クールビズなの?と思えるほどの冷やしっぷり。。。訪問先のことですが。
私が勤務している会社のオフィスは空調はビルの集中管理ではなく、各フロアの各セクションごとに調節できるようになっています。なので、この時期は寒いと感じる人と暑いと感じる人の攻防戦が見られます。
暑いと感じる人が温度を下げ、ひんやりしてくると、今度は寒いと感じる人がひそかに温度を上げ、むっとしてくる。。。その繰り返しになります。一応「設定温度は28度」という貼り紙はあるのですが、28度じゃ暑いですよね。。。
ということで、今日も蒸し暑い1日になりそうですね。
暑さに負けずに頑張りましょう!
今日も良い1日を!