タイのジャンボのテイクオフ

今日の月曜ジャンボは8月15日のタイのジャンボ、TG683便、バンコク行きです。

タイのジャンボはいつも第1ターミナルからちょこっとだけ見える場所にいます。

最初は垂直尾翼しか見えませんが、プッシュバックを始めるとこんな感じでそのお姿を手前の飛行機越しに見ることができます。10時半前後になると垂直尾翼が動き始め、機首を東に向けてプッシュバックするんです。

もう、ここから完全にジャンボモードですね。NR-0499

タキシング中の楽しみは、ノースエリアに停まっているカンタスのジャンボとのツーショット。 NR-0595

いつも思うんですが、あの茶色のアパート?マンション?の上層階に住んでいる人、いいなぁ。。。

窓を開けたら飛行機を、空港を見ることができるんですよね。

Boeing737とBoeing747の大きさ比較。

ジャンボは大きい!というか、Boeing737はちっちゃい。。。NR-0606

タイのジャンボとANAのスタアラ。

ちなみに、タイもスターアライアンスです。このタイのジャンボにもスターアライアンス塗装があって、羽田空港にも飛来したことがあるらしいのですが、私はまだ1度も見たことがありません。NR-0614

正面は撮り損ねた!!

ということで正面をちょっと過ぎたところ。。。(^-^;NR-0635

大田区の街並みを背景に離陸滑走。 グレーの曲線が描かれたどこかのBoeing737も背景にいます。

どこの飛行機なんでしょうね。NR-0660

離陸滑走中、もう一度カンタスのジャンボと。

ANAのBoeing767がちょっと邪魔・・・・。すみません。NR-0661

いつもと同じような場所で安定のローテーション!

羽田空港からバンコクのスワンナプーム国際空港までは約6時間のフライトです。ジャンボからするとひとっ飛び。NR-0667

遠くにうっすらとみなとみらいのランドマークタワーが見えるんですが、空は白く霞んでます。

タイのジャンボは貨物ターミナルの手前でまさにエアボーンしようとしています。このがっつりとした機首上げ姿勢、いいですねぇ。主翼もしなってます。NR-0671

そしてどアップ!

最近のこのどアップ、うまく撮ることができるようになりました。

今年の最初の頃は、なかなか構図が決まらなかったり、フォーカスが合わせ切らなかったり、機首やギアがちょん切れてましたが、この頃はピタリと決まります。NR-0672

決まったのでもう1枚! オレンジ色の市松模様と林立するごつごつした煙突と美しいタイのジャンボ。

既にギアアップの声がかかり、ギア格納室のドアが開き始めました。早い!NR-0673

工場と空の間を上昇するタイのジャンボ。NR-0675

上の写真と下の写真、どっちを削るか最後の最後まで悩みました。

悩むくらいなら両方とも掲載してしまえ!ということで掲載しますが、コメントは上の写真と一緒。。なので割愛。NR-0676

そしてこれもとても良い背景での上昇シーン。”工場”⇒”煙突”という感じの背景です。

首都高(左右に走っている上下2段構造の高架道路)がなければなぁ。NR-0678

そしてギアの格納動作が早かったので、ギアを格納した上昇シーンも撮ることができました!NR-0691

一昨日のKLMのジャンボの余韻があるまま月曜日の朝ジャンボを迎えました。

ジャンボの離陸シーンを見ると、元気が出ます。

そういえば、先週は悲しいニュースもありましたね。

ジャンボの父、Boeing747を作った男と呼ばれたジョー・サッター氏が8月30日に95年の人生に幕を降ろしました。ジャンボ~Boeing747は、1960年代の半ばにジョー・サッター氏が率いるチームによって開発されました。そして1970年代から各航空会社で世界各国の空を飛び始めました。

Boeing747-100、SR、-200、-300、-400、-8などなど進化しながら世界中を飛んできたジャンボですが、-8の売れ行きも芳しくなく、Boeing747の生産終了が報じられた年に人生に幕を下ろしたサッター氏。

ジャンボの開発から50年、半世紀、その姿をずーっと見続けることができて良かったですね。

今月一杯、10月1日に羽田空港からまた1機、ジャンボがいなくなります。キャセイのジャンボです。

それまでにもう1度、南風の日に、今日のタイのジャンボと一緒にキャセイのジャンボも撮りに行くことができれば。。。。

 

今週は不安定な天気が続きそうですね。

皆様、良い1週間を!!