ONE WORLDなAMERICAN

成田空港の午後、特に夕方近くになると第1ターミナルはユナイテッド航空とデルタ航空で埋まり、アメリカの空港のような風景になりますが、アメリカでもっとも大きな航空会社、旅客運送数及び旅客キロ数で世界最大の航空会社と言えばアメリカン航空です。

成田ではまだ便数が少なく、ユナイテッドやデルタを上回る世界最大の航空会社と言われてもピンとこないんですよね。。。

そんなアメリカン航空の、しかもワン・ワールド塗装のBoeing777-200/ERが本日の主役です。

時刻はすでに夕方、17時半を過ぎています。

なかなかお目にかかることができないワン・ワールド塗装のアメリカン航空です。

ワン・ワールド塗装といっても、スカイチームやスターアライアンスのように機体全体のオリジナルデザインではなく、機体前方に「one world」って描かれているだけです。

うん、ワン・ワールド塗装ってあんまりありがたみを感じませんね。。。(失礼!)

それにもうこの新塗装、俗にいうドロンパも見慣れましたね。

AA170便、ロサンゼルス国際空港行きのBoeing777-200/ERです。

17時半頃に成田空港を出発し、同じ日付の11時半過ぎにロサンゼルスに到着します。

アメリカン航空は1度だけ利用したことがあります。

昔、と言っても15年ほど前ですが、某外資系コンピュータ会社にいたころ、時々、サンノゼまで出張していたのですが、当時は成田空港からサンノゼへの直行便はアメリカン航空しかなかったんです。

なのでいつも満席でした。そのアメリカン航空のサンノゼ直行便が取れないときはしょうがなく、サンフランシスコに行って、そこから車でサンノゼまで向かってました。

アメリカン航空のサンノゼ直行便、貴重でありがたい路線だったんですよね。

最後はお気に入りの斜め後ろ姿。

「one world」はほとんど主翼に隠れてしまい、普通のアメリカン航空とほとんど変わりません。

ロサンゼルスまでは10時間半ほどのフライト。

飛行機はこのまま上昇を続け、巡航になりシートベルトサインが消えたらすぐに夕食なんでしょう。

夕食後は機内が暗くなりお休みの時間。ひと眠りといっても普通の睡眠時間は十分に確保できますよね。そして夜が明けて朝食をとってしばらくしたら到着。昼飯はロサンゼルス市内・近郊のどこかでしょうか。到着した日の午後は観光したり、仕事をしたり・・・と活動できます。

北米行の便が午後に集中するわけです。

アメリカン航空は世界最大の航空会社と冒頭に記載しましたが、そのアメリカン航空は2011年には経営破綻していたんですよね。いわゆる連邦破産法11章の適用ってやつです。

その後、2013年にUSエアウェイズと合併して機体デザインも一新して再生したんです。USエアウェイズとの合併でユナイテッド航空やデルタ航空を上回る世界最大の航空会社になったんですよね。

アメリカの航空会社は昔から本当にくっついたりつぶれたりと、業界の変化が激しいです。

成田空港ができた頃、私が飛行機が好き好きと言いだした頃のアメリカの航空会社といえば、パンナムだったり、トランスワールドだったり、ノースウェストでした。ユナイテッドは昔からいましたね。ノースウェストは最近まで頑張っていたんですが、2010年にデルタ航空に合併されてしまいましたね。

そう考えると、日本のJALやANAって頑張ってますよね。

航空会社の経営って難しいんでしょうね。

JALだって、順風満帆の経営だったわけではないですしね。

 

さて、今日も朝から暑い!

朝方、暑くて目が覚めてエアコンをつけてしまいました。

もう梅雨明けしたんじゃないの?と思うくらい、前線は北のほうに押し上げられているし、この暑さ。

今日も暑い1日になりそうです。

暑さに負けずに頑張りましょう!

それでは皆様、良い1日を!!