こんな飛行機で出張に行けたら。。。

9月末まで毎週のように神戸に出張していましたが、新幹線でした。

ごくたまーに、札幌や福岡など飛行機での出張もありますが、その際は、できるだけ早めに飛行機の手配を行い、航空会社の予約のホームページのシートマップとにらめっこしながら座席を慎重に選びます。目的地に向かうルートと時間から太陽の位置まで考えて、どんな景色を見たいかで選ぶんです。

西に向かう場合はもちろん富士山が見える座席を選択します。

まぁ、飛行機好きの一般庶民ですよね。

でも、、、

飛行機を丸ごと一機、チャーターできたらそんな心配はしなくてよいのでしょうね。

「Zetta Jet」という会社、世界をまたにかけるビジネスマンやセレブ向けにビジネスジェットのチャーター便を運航している会社のようです。

ホームページを見ると、「Zetta Jetで、時間旅行を」とあります。

時間は重要な資産です、無駄に使わずに、より価値のあることに時間を使いませんか?というのがその提案のようです。確かに移動時間は最小限に済ませたいですよね。

さらに、機内でも他の乗客の目を気にせずに仕事をしたり、電話したり、場合によってはミーティングを行ったりできたらすごいですよね。

そんなZetta Jetの飛行機を羽田空港で見ました。

飛行機はボンバルディアのグローバル・エクスプレス、BD-700 Global Express 6000でした。

この飛行機はアメリカ大陸の横断なら無給油で飛べますし、世界中のどこに行こうとも1回の給油でそれが可能になります。そんな頂戴な航続距離を誇る飛行機です。

また、スラットやスラストリバーサーを備えていて、短距離離着陸が可能になっています。

最初の写真は羽田空港のRWY16Lからの離陸シーンなのですが、離陸滑走を始めたかと思ったら、あっという間にエアボーンしてしまいました。翼の前縁を見ていただければわかる通りスラットが開いてます。滑走路、1000mも使ってないんじゃないかな。

ぐんぐん今度を上げていきます。

第2ターミナルの展望デッキからRWY16Lを離陸する飛行機をこの角度で撮ることはなかなかありません。

時々新聞社や海上保安庁の小さな飛行機が離陸しますが、それでももう少し長い距離を走ってから離陸します。

さすがボンバルディアのグローバル・エクスプレスですね。

RWY16Lからの離陸で東京ゲートブリッジを飛び越えるんです。

正面に来る前に完全なスカイショット(空背景の写真)になってしまいました。

ギアの格納も開始しました。

窓を見ると、窓の半分以上でシェードが降ろされています。忙しいビジネスマンは外の景色なんて関係ないんでしょうね。。。

垂直尾翼には無限大のマーク。

なんとなくその意味するところは想像できますよね。あえて書きませんが・・・・。

ギアを上げて上昇を続けます。

この写真だと主翼前縁のスラットが開いている様子がよくわかりますね!

このクラスの飛行機でスラットがあるなんてすごいですね。

最近、羽田空港に行くと、北エリアにたくさんのビジネスジェットが停まっているのが見えますよね。

以前に比べてかなり増えました。

時間の価値を重視して、ビジネスジェットでの移動を考えるエグゼクティブが増えたのでしょうか。

アラブの石油王なんかは、こんな小さな飛行機じゃなくて、Boeing747やA330と行った大型ジェット旅客機をチャーターしちゃいますが、もう少し下のセレブはこのクラスの飛行機を旅行に使ったりするんでしょうね。

ちなみにこの飛行機のお値段は4550万ドルほどだそうです。日本円だと54億円ほどでしょうか。

Zetta Jetでのチャーター料金等はもちろんホームページには書いてありませんでした。

いったいいくらくらいなんでしょうね。

目玉が飛び出るくらい高価なんでしょうけれども。

 

一生に一度くらいはこんな飛行機で海外に家族で出かけてみたいものです。

まずはシアトルに行って、そこからサンフランシスコ、ロサンゼルスに行き、ラスベガス経由でダラスへ。そこからマイアミに行ってからワシントン、ニューヨークへ。

そして大西洋を渡って、イタリア、ドイツ、パリ、イギリスと欧州を移動。

欧州からの帰りにちょこっとノルウェイやスウェーデンに寄るのも良いですね。

まぁ、”夢”ですね。

それでは夢を見たところで、今日はこの辺で。

 

急に寒くなってきました。

夏の疲れがどっと出て、体調を崩す方が増えているようです。

皆様、お元気で、良い1日を!