NCAのBoeing747-8Fのテイクオフ

今日はNCA(日本貨物航空)のBoeing747-8Fです。

機首部分の2階席が短いので、うなぎに見えるジャンボ。。。

そして例のごとく、遠くは白く霞んでいたので、近くに来てからの写真からスタートです。

まずは黄色いショベルカーとジャンボ。ショベルカーがミニカーみたいに見えます。

「NARITA」の植え込みとジャンボ。

(NとTAしか見えませんが・・・・)

なかなかエアボーンしようとしません。

「NARITA」を通り過ぎ、ようやくエアボーンか!

このかかと立ちの瞬間も好きです。まさに宙に浮こうとする瞬間です。

浮いた!

NCAをはじめ、貨物専用機って短い離陸滑走であっという間にエアボーンして、急上昇していくイメージですが、このNCAのBoeing747-8Fは比較的に長い離陸滑走でゆるゆると上がっていく印象があります。Boeing787のそうですが、最近の新しい飛行機ってそうなんでしょうか。

翼がグイっとしなってます。重たい貨物を積んでいるのでしょうか。

この飛行機はNCA160便、テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港行きです。

アンカレッジは昔は給油寄港地としていわゆるポーラールートの要衝として有名でしたが、その後、飛行機の性能が向上して直行便が増え、旅客便の給油寄港は激減しました。

その代わりに貨物便が増え、現在では長距離貨物便の多くが給油寄港するようになったそうです。

貨物取扱量は香港国際空港、メンフィス国際空港、上海国際空港に次ぐ世界第4位です。

アンカレッジは北半球のどの主要都市でも3時間から9時間で到達できるという地理的な条件もあり、航空貨物のハブ空港として現在も大活躍しています。

もう一度、重機とジャンボ。

この主翼のしなりが美しい。。。

アンカレッジまでは6時間4分のフライト。

こちらは東向きのフライトなので欧州便とは違って時間をさかのぼります。12月16日の10時24分に出発したこの飛行機は途中、日付変更線を通過し、12月15日の22時28分にアンカレッジに到着します。これも不思議ですね。

2017年になり、このBoeing747もどんどんと姿を消していきましたね。

2016年は羽田空港ではジャンボを見る機会が減ったけど、成田空港に行けばまだ見ることができる・・・と思っていましたが、今では成田空港でもBoeing747は貨物機を中心にBoeing747-8が見られるだけになってしまいました。

Boeing747が生まれた国のアメリカの航空会社、UnitedやDeltaもBoeing747-400を成田便から退役させちゃいましたからねぇ。

NCA、Atlas、Polar、Cathay、Korean、China、Airfrance、、、それくらいか?!

寂しくなってきましたね。

ジャンボの退役と同時に私の飛行機撮影意欲も徐々に退役しているようで、今年は14回しか空港(羽田・成田)に行ってません。ほぼ月1回ペースですね。

その代わり妻沼(グライダー滑空場)には5回も行っていて、徐々にそちらにシフトしているのか?という感じです。

今日も、夜には航空部OBの集まりがあり、勉強会&忘年会です。

 

さて、クリスマスも終わり、今年も残すところあと6日ですね。

今年は半年間毎週神戸に通ったり、グライダーでのフライトを再開したり、千歳基地に遠征して航空祭に行ったりした年でした。

毎年この時期になると「今年の10大ニュース」みたいなことを書くのですが、今年は上記3つくらいしか思い浮かびません(^-^;

3大思い出?

そのほかの雑多な思い出というかニュースはあるのですが、それは数が多すぎて。。。

 

今年は明日27日が仕事納めです。仕事は今日を入れてあと2日、有終の美となるようにがんばろ。

 

ということで、皆様、今日も良い1日を!!