空撮ミッション in 妻沼

3月最後の土曜日、私が妻沼滑空場に出かけたのは空撮ミッションのお手伝いのためでした。

私もメンバーの一人として参加している「Ka8の会」が所有するAlexander Schleicher社のグライダー、Ka8b(カーエイトビー)の空撮です。

撮影するカメラマンは航空写真の大家、S氏です!

S氏は大利根滑空場から空撮に利用するモーターグライダーに乗って空からやってきました。

モーターグライダー「G109」の到着です!

モーターグライダーの右席に座る航空写真家のS氏!

まず、モーターグライダーが先に離陸して、空で空撮対象のKa-8を待ちます。

黄色の菜の花とピンクの桜とモーターグライダー

尾輪式のモーターグライダー、加速のためにテールを持ち上げてメインギアのみで離陸滑走します。

エアボーンしました!

菜の花が咲く土手を背景にS氏を乗せたモーターグライダーは上昇していきます。

続いてはKa8bの離陸。

連日の良い天気で乾いたランウェイ。曳航機のプロペラ交流で砂ぼこりが舞い上がり、曳航されるグライダーを包み込みます。

土埃にもめげずに美しい1輪滑走ののち、エアボーンしたKa8b。

パイロットはY教官です。

地上約1mほどでしっかりと水平を保って曳航機のエアボーンを待ちます。

美しい。。。。

曳航中のKa8b。

曳航中のKa8b その2。

空撮の写真は遠すぎて、豆粒みたいだったので割愛。

無事に空撮を終えて、Ka8bがダウンウィンドに入ってきました。

ファイナルアプローチ中のKa8b。

鳥が見えますが、ぶつかったりはしませんでした。

徐々にRWY14Lに近づいてきます。

本当に美しいアプローチ。ダイブをわずかに開いて降下率を調整。

ダイブをさらに開くことも、閉じることもできる絶妙な使い方でアプローチするKa8b、Y教官。

すごいなぁ。。。

そしてランディング。

ほんの数ミリ秒、テールスキッドが先に接地するというお手本のようなランディング。

零戦でも尾輪とメインギアが同時に接地するよりも、尾輪が尾輪の車輪が半回転する分くらい先に接地するのが最高の着陸と言われていたそうです。

まさにそんなランディングでした。

来年のカレンダーにこのKa8bの写真を使ってほしいですね!!

私も早くこの機体で飛ぶことができるように、引き続き練習を重ねるのみ。

せっかくKa8の会の会員になって共同所有者に加えていただいたのに、乗ることができないのでは悲しいです。

夏までに乗ることができるようになるか?!

頑張ります。

 

さて、昨日から4月になりました。

今日、入社式を迎える新人さんも多いことでしょう。

不安と期待と緊張で新たなスタートを切るんですね。。

私もうん十年前はそうでした。

暖かく迎えてあげたいと思います。

 

我が母校の航空部では新入生の勧誘活動が始まります。

多くの新人が入ってきて活発な活動ができるようになると良いですね。

私が新入生で初めて大学の門をくぐった時には今日の写真に登場したKa8bを展示して新人を勧誘していました。(機種は同じですが、レジ版は違う機体です)

現在はKa8bではなく、プラスチック機のJuniorを展示するようです。

 

それでは皆様、良い1日を! 良い1週間を! そして良い1年になりますように!!