THAIのBoeing747-400
先週は本当に大変な1週間でした、そして今週も。。。
だから今日はジャンボで元気に!
土曜日に撮りたてのジャンボ、タイのBoeing747-400です。
国際線ターミナルの向こう側からゆっくりと、そして堂々とした風格でやってきました。
強風が吹き荒れる羽田空港をRWY16Rに向けてタキシングしていきます。
遠くには見慣れぬ飛行機が。。。ニュージーランド航空のBoeing777?!
大田区の街並みとタイのジャンボ。
街並みの真ん中辺には大きなお寺の本堂の屋根か何かが見えます。タイのジャンボになんとなく合っているような気がして。。。
500mmの威力全開! これをやりたくてこの日は重たいレンズを持って出かけてきました。
メラメラの影響もほとんどなく、くっきりとジャンボが見えました。
間もなく滑走路に到着です。
そしてラインナップ。
後方にはVORのアンテナも見えますね。そしてその周りは建設現場のようです。
何が作られているのでしょうか。
あのあたりに羽田空港を楽しむための施設ができたら良いのに。。。
ラインナップの途中、これも撮りたかったシーンの一つ。
ジャンボの正面顔!!!
決まった!
そして離陸滑走開始。
きっとエアボーンは早いんでしょうね。
ショベルカーとニュージーランドの777とタイのジャンボ。
タイのジャンボがフレームギリギリになってしまいましたが、カンタスのジャンボ、スターウォーズのBoeing787、スカイマークのBoeing737とタイのジャンボです。
昨日のC3POのBoeing777と同じように、やはり強い西風に対応するためにラダーをやや左に踏み込んでますね。ジャンボの垂直尾翼は大きいから横からの風の影響も大きいのでしょうね。
そしてローテーション!!
この日の主な目的はタイのジャンボの離陸時の機首部分のどアップを撮影すること。
前回の羽田空港での撮影でタイのジャンボの離陸シーンは普通に撮影したので、今回は別な構図に挑戦です。
エアボーン後のジャンボ。
ウィングレットがかっこいい!! 4本あるメインギアがかっこいい!!
そして2階席のある機首部分、前方の空をグッと見つめるコックピットがかっこいい!!
主翼の上面ががっつりと見えます。翼がしなっているのがわかります!!
エンジンから噴き出される熱い空気の奔流も見えます。
この日、最高の1枚です。
プリントして廊下に飾ろうかな。。。
工場群を背景に上昇するジャンボ。
ここでも全体を入れずに胴体を大きく捉えてみました。
上の写真と同じような構図ですが、この写真ではジャンボの下の吹き流し(ウィンドソック)を見てみてください。ほぼウィンドソックが真横になびいてます。強い横風が吹いていることがわかります。
大きなジャンボでもイニシャルクライム中、一度大きく左に傾きました。上反した右翼の下面に強い西風を受け右翼が持ち上げられたんでしょうね。
操縦席では操縦桿を右に回して水平を保とうとしているのでしょう。左翼のエルロンを見ると上に上がってますよね。
ギアアップの途中、ここで機体全体、主翼も両翼端まで入れてみました。
ギアを格納し、タイのバンコクに向けてTG683便は上昇していきました。そして6時間57分後に無事にタイのバンコク、スワンナプーム空港に着陸しました。着陸は現地時間の15時26分です。
このタイのジャンボの前に何機も撮影の練習をしたんですが、もう大変でした。
強風に体が揺さぶられ、重たくて長いレンズはあおられて、ファインダーを覗いていても飛行機が黒い枠内にピタッと収まってくれないんです。VR(Vibration Reduction):手振れ補正付きのレンズですが、あの強風では補正しきれませんよね。補正のレベルを超えて上下左右にレンズが振れまくってましたから。
座って、手すりにレンズを持つ手を乗せてレンズの振れを抑えてみたり、立って脇をグッと締めて上体を固定して腰を回して撮ってみたり、このタイのジャンボまでに何度も練習して、ベストな撮影姿勢を試してみました。
その成果が今日の写真です。
もちろん、頭や脚がちょん切れている失敗作もたくさんありました。
いやぁ、それにしてもやっぱりどアップの写真は迫力があって良いですね。
12枚目の写真、この日1番というか、今年1番の写真じゃないでしょうか。
それくらいお気に入りの1枚を撮ることができました。
これで大変な今日1日を乗り越えることができそうです。
今日は午後からとにかく大変なんです。
帰りには池袋の居酒屋で自分を慰めてから帰ろうかな。。。
ということで、今日も皆さまにとって良い1日になりますように、そして良い1週間になりますように!!